サステナブルファッションとは?簡単にご紹介!【メリット/デメリット付き】

読者さま

前の人と全く同じ服着てる…恥ずかしい…

おしゃれは好きなのに、気付いたら街行く人と全く同じ服を着ている…!なんてこと、ありませんか?

安価で手に入りやすいファストファッションは、誰でも手に入れやすい分周りと服が被りやすくなります。
せっかく気合いを入れたおしゃれも、目の前の人と服が全く被ってたら少し悲しいですよね。

SDGsに則ったファッションとして最近注目されている『サステナブルファッション』は、人とは違ったおしゃれを楽しみたいあなたにおすすめです。

この記事の内容は以下の通りです。

  • サステナブルファッションとは何か
  • サステナブルファッションのメリットとデメリット
  • サステナブルファッションの実践方法

サステナブルファッションを実践することで、自分だけのファッションを楽しめるだけでなく、上手くいけばお得におしゃれを楽しむことができるんです!

サステナブルファッションを普段の衣服に上手く組み合わせて、あなただけのおしゃれを明日からさっそく楽しみましょう。

目次

サステナブルファッションとは?

読者さま

サステナブルファッションってそもそも何?

最近よく耳にするようになった『サステナブルファッション』ですが、そもそも『サステナブルファッション』とは何でしょうか?

サステナブルファッションとは、サステナブル(=持続可能な)ファッションを意味します。
持続可能とは、環境・生態系・社会など様々な対象に対して配慮があることです。

つまり『多方面に対して配慮をしているファッション』がサステナブルファッションです。
私たち消費者が配慮ある衣服を購入し、着用することもサステナブルファッションの一環ですが、服の生地となる原材料の栽培から廃棄するまでのプロセス全体も対象です。

サステナブルファッションが注目され始めた背景

サステナブルファッションが注目され始めた背景には、ファッション産業が与えている影響が背景にあります。

衣服生産のプロセスにおける環境への影響

ファッション産業の中で、環境へ大きな影響を与えている1つが衣服の生産です。
特に水の消費量とCO2排出量に注目してみると、衣服1着あたりに消費・排出される水とCO2は次の通りです。

  • 水消費量:約2,300t(浴槽約11杯分)
  • CO2排出量:約25.5kg(ペットボトル約255本製造時と同様)

衣服1着を製造するのにもかなりの水を消費しCO2を排出していますが、国内で生産される年間の衣服製造量で換算すると、水消費量とCO2排出量は次の通りです。

  • 水消費量:約83億㎡
  • CO2排出量:約90,000kt

このように、実は衣服1着を製造するのにも相当量の水消費とCO2排出が伴うのです。
また衣服の生産プロセスでは水消費とCO2排出以外にも、原材料を生産する際に使用する農薬や殺虫剤による環境汚染や、化学繊維をつくる際に発生する海洋マイクロプラスチックなども問題となっています。

衣服生産量と廃棄量の増加

ファッション産業は2008年のリーマンショック前後でビジネスモデルが変化し、ファストファッション文化が形成されました。
ファストファッションの特徴は、「流行に敏感」「安い」「サイズ・色展開が豊富」です。

筆者

海外ブランドだと『H&M』『FOEVER21』『ZARA』、国内だと『ユニクロ』『しまむら』がこの流れに参入しました。

読者さま

ユニクロは私もよく使ってます!

流行を押さえた衣服が安価で手に入るため、おしゃれに敏感な若者を中心に愛用している方も多いと思われます。
そういったメリットの一方で、ファストファッションブランド台頭の結果『安い衣服を毎年大量に購入する』サイクルが出来上がり、環境への負荷が増大したというデメリットも発生しました。

安価な衣服がすぐに手に入ることや、流行を押さえたファッションが展開されることによって、大量に購入した衣服をすぐに廃棄するようになった点も問題の1つです。


実は、年間で衣服を購入する数よりも処分される数の方が多く、年間を通して1度も着用されない服が1人あたり25着あると言われています。

そうして廃棄された衣服のリサイクル・寄付先となるのは西アフリカ諸国。
使い切れないほど大量の衣服が毎週のように届けられます。
安価な衣服は耐久性も低いため、再利用されるものはわずかです。
なんと40%がごみとして埋め立てられているのです。

その結果、現在のファッション産業は供給量が増え続けるに伴い廃棄量も増え続けるという環境にとって悪影響を及ぼすサイクルが出来上がってしまっているのです。

衣服生産現場の労働環境

現在日本国内で販売されている衣服の98%は、国外からの輸入品です。
日本のファッション産業は2008年以降ファストファッションが台頭し、安い衣服を大量に購入する文化となりました。
その結果衣服の生産量が増え、生産を支える労働者の働く環境は良いとは言えないものになっています。

実際にClean Cloth Campaignが行った2022年に行った調査によると、ファストファッションブランドの衣服生産工場で働いている労働者の毎日の平均労働時間は10-12時間、多い時は16-18時間に及ぶときもあることがわかりました。
さらにその対価として支払われる賃金は、約250円と低賃金なのです。

読者さま

私たちが着ている服のほとんどが輸入品なら、私たちにも責任がありますね…

サステナブルファッションのメリット

こうしたファッション産業の問題を解決する手段の1つがサステナブルファッションです。
ただ、サステナブルファッションの実施は私たち消費者にとってメリットがあるのか、またはデメリットはないのか気になりますよね。

サステナブルファッションのメリットは以下の通りです。

サステナブルファッションのメリット
  1. 自分の体にも地球環境にも優しい
  2. 洋服への愛着が沸く
  3. 洋服の整理が楽になる
  4. 世界で唯一の洋服に出会える可能性がある

ひとつずつ説明しますね。

自分の体にも地球環境にも優しい

サステナブルファッションの素材は、体にも地球環境にも優しいことが多いため、化学繊維でアレルギー症状が出やすい方は特に安心です。
例えば100%リネン生地は、繊維自体に抗菌効果がありカビや雑菌の繁殖を抑える性質があります。

筆者

だから肌着やベビー用品にリネン製品が多いんです

読者さま

なるほど!言われてみたら確かにそうかも

生産や収穫の際も、CO2を多く吸収する性質があったり、水を与えずとも雨や光さえあればすくすくと育つ性質があったりと、環境への優しさも備えています。

洋服への愛着が沸く

サステナブルファッションはファストファッションの特徴である「安い衣服を大量に購入する」こととは相反するため、長年使える衣服を少量もつことを推奨しています。
そのため、1着1着を自宅にお迎えするのにもじっくりと時間をかけて、吟味を重ねたお気に入りの1着を購入するようになります。
必然的に、1着1着の洋服が大切に思えてきますよね?

また、毎日着る服がどれもお気に入りのものばかりなので、毎日が特別な1日になりますよ。

洋服の整理が楽になる

大量の衣服が自宅にあると、夏や冬といった衣替えシーズンに苦労をします。
衣替えをするときにそもそも着る衣服なのか、着ない衣服なのかの精査から始まり、パンパンになった収納をクローゼットの奥へしまい込む・・・なんて経験がありませんか?

サステナブルファッションを実践すると、すっきりとした物持ちのお陰で季節が大きく変わるタイミングでもそこまで苦労することなく整理ができます。

世界で唯一の洋服に出会える可能性がある

大切に着てきた洋服をリメイクやリペアに出すことで、あなただけが持つ世界でたった1つの衣服に変身します。
さらに愛着がわき、長く着続けたいと思うようになりますよ。

サステナブルファッションのデメリット

つづいて、サステナブルファッションのデメリットは以下の通りです。

サステナブルファッションのデメリット
  1. 価格が高い
  2. サステナブルであるかどうかの見極めが難しい
  3. リペアやリメイクに費用がかかる
  4. 選択肢が少ない

こちらも1つずつご説明します。

価格が高い

環境に優しい素材、労働者に優しい環境に配慮された衣服は、手間がかかるため費用が高くなりがちです。例えば農薬や化学肥料を使用せずに栽培するオーガニックコットンは、通常のコットンに比べ労力や生産コストがかかるため高価です。
よってオーガニックコットンを使った衣服は必然的に価格が高くなります。
「衣服に予算をかけたくない」と考えている方の場合は、少し手が出しずらい要因の1つかもしれません。

サステナブルであるかどうかの見極めが難しい

サステナブルファッションと一口に言っても、企業によって定義は異なります。
サステナブルファッションと謳っていても、実際は数回の着用で服が傷んでしまったり、着られない状態になってしまってはサステナブルファッションと言えないですよね。
オンラインショッピングだとなかなか難しいですが、実際に自分の目で見て確かめ、見極めをしっかりすることが重要です。

リペアやリメイクに費用がかかる

1着の服を長く活用しようと思い、衣服の所有数を減らすと必然的に着まわす回数が多くなり、衣服が劣化していくスピードが増します。
劣化した服はリペア、リメイクすることでその先も着られるようになりますが、リメイクやリペアにもお金がかかります。
数百円単位でリペアできることもありますが中には数千円かかることもあるため、リペアの費用か、新しい衣服を購入することか、どちらがお得に感じるかがポイントになります。

選択肢が少ない

サステナブルファッションはまだまだ導入していないファッションブランドが多いです。
また、サステナブルファッションを推奨しているブランドでも種類が少なかったり、ファストファッションと異なり多色展開をしていないことがほとんどです。
そのため、気に入る衣服を見つけるのに苦労することが挙げられます。

私たちができる取り組み4選

サステナブルファッションのメリット・デメリットが分かったうえで『よし!サステナブルファッションに取り組んでみよう!』と思ったあなたに、簡単に実践できる取り組みを5つご紹介します!

持っている服を大切に着る

いわずもがな当たり前のことですが、1番今すぐにでもできる取り組みは持っている服を大切に扱うことです。
例えば、お洗濯をするときに服のラベルを確認し、服に合った洗い方をするのも大切に扱うことの1つです。
意外と言われてみればやってないことではないでしょうか?
また、適切なケアをすることによっても服は長くきれいな状態で着用できます。
1着の服を1年長く着ることで、日本全体で約4万t以上の廃棄量削減に繋がりますよ。

リユースをする

もし服が何らかの事情で着られなくなってしまった場合は、リユースを活用しましょう!
最近需要がある古着屋さんに、古着として持ち込むのも良し。
バザーやフリーマーケットを出店して売るのも良し。
最近だと、シェアリングサービスやレンタルサービスを活用するのも1つです。

もしお子さんが2人いらっしゃるご家庭なら、上の子が成長して着られなくなった服を下の子に『おさがり』として着させてあげるのも、サステナブルファッションの実践になりますよ!

読者さま

私もよく近所の年下の子におさがりをあげてました!

筆者

それもれっきとしたサステナブルファッションなんですよ♪

先々のことを考えて購入する

何気なくショッピングをしていて可愛い服を見つけると、ついつい欲しくなりますよね。
ただ、衝動買いした服ほど蓋を開けてみたら同じような服をすでに持っていたり、今持っている服と合わせずらかったりするんです。

衝動的に買ってしまう前に、『他の服と合わせて着られるかな?』『同じような服持ってなかったっけ?』と一度立ち止まるだけで、無駄な出費も抑えられますよ。

作られ方に目を向ける

服の作られ方は、意識してみない限り気付かないものです。
商品タグや表示ラベルを確認した際に、認証マークがあるかないかだけでも確認してみると、サステナブルかどうかの判断基準にもなり安心して購入できます。

認証には、『GRS(Global Recycle Standard)』『GOTS(Global Organic Textile Standard )』『Bluesign』などがあります。

サステナブルファッションで自分にも環境にも優しいおしゃれを楽しもう!

この記事では、サステナブルファッションとは何か、そしてメリットとデメリットと簡単に実践できる方法をご紹介しました。

サステナブルファッションは、環境・生態系・社会など多方面に対して配慮があるファッションのことです。

サステナブルファッションのメリットとデメリットは以下の通りです。

サステナブルファッションのメリット
  • 自分の体にも地球環境にも優しい
  • 洋服への愛着が沸く
  • 洋服の整理が楽になる
  • 世界で唯一の洋服に出会える可能性がある
サステナブルファッションのデメリット
  • 価格が高い
  • サステナブルであるかどうかの見極めが難しい
  • リペアやリメイクに費用がかかる
  • 選択肢が少ない

サステナブルファッションは簡単に実践できます。

  • 持っている服を大切に着る
  • リユースをする
  • 先々のことを考えて購入する
  • 作られ方に目を向ける

サステナブルファッションの実践は、人とは違ったファッションの楽しみ方に加え、環境問題への意識を1つ高めるきっかけとなることでしょう。

筆者

あなたらしいファッションを楽しんでくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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