読者さま看護師の仕事は好きだけど仕事がきつい。転職しようかな。
夢見て看護師になったけど、業務の多忙さや人間関係の悩みなどで「転職したいな」と思うことありませんか。
看護師の仕事は、患者さんへの看護だけでなく、新人教育や書類整理など幅広く対応しなければなりません。
日々の業務に加えて、委員会活動や看護研究などを対応していると、帰宅時には心も体も疲れ切っている方も多いと思います。
疲れが蓄積し自分の時間が少なくなると「何年もこの職場で働くのかな・・・・・・」と考えるても仕方ありません。
勢い任せの退職や転職は、自分の優先順位を明確にしないと、次の職場での離職率を上げる可能性があります。
今後も看護師として働くためには、個人によって違う優先順位を明確化にしましょう。
本記事では、看護師が転職するタイミングや後悔しないためにおさえておくべき優先軸をお伝えします。
看護師のご自身と、ライフワークで優先したいことを言語化して、自分の働きやすい環境を見極めましょう。
将来の看護師としての働き方について整理しよう


転職を考えている方は、現在どのような点に不満を感じているのか整理する必要があります。
夜勤がある働き方や日勤のみの働き方など、多様な働き方があるため、自分に適した働き方を整理しましょう。
優先順位



今は夜勤をしているけど、体力的にきつくなってきました。



自分に合った働き方が見つかると、楽になりますよ。
看護師の働き方を考えるときは、優先順位を決める必要があります。
優先順位を明確化にする理由は、不満を抱えている原因が明確化するためです。
看護師の働き方には、以下の3点を軸に優先順位を決めましょう。
- 将来性
- 年収
- 働きやすさ
管理職になりたい、専門看護師や認定看護師を目指したい、仕事よりもプライベートを優先したい。
それぞれ将来像があると思います。
3年後の自分を言語化して考えると、転職の方向性が明確になります。
現在の年収を基準に、転職後の許容できる減額を考えましょう。
年収や給与の低下は、仕事のモチベーションが下がる原因の一つです。
そのため、許容範囲内であればモチベーションも維持しやすく、続けられやすくなります。
転職後は夜勤をするか、日勤中心のシフトが良いかなど、自分にとって働きやすい環境を考えましょう。
自分のライフスタイルに適した勤務形態は、働きやすさや続けやすさにも影響します。
ご自身の優先順位を明確にして、転職先の絞り込みをしましょう。
市場価値が上がる経験



急性期病棟で7年間働いてるけど、看護師以外の資格はないです。



急性期のアセスメント能力やスキルは高く評価されますよ。
急性期のフィジカルアセスメント能力や急患対応は、業種を問わず通用する強みになります。
スタッフ育成や委員会業務など、組織の一員としての役割もアピールポイントに活用しましょう。
以下の看護業務以外の役割は、転職時の面時で自分のスキルを伝えるのに役立ちます。
- プリセプター業務
- 委員会業務(医療安全委員会や感染管理委員会など)
- 看護研究の実施
- 勉強会の開催や実施
- 業務改善の取り組み
看護師以外のスキルは、業務を円滑にしたり、組織の一員として活躍を期待されたりします。
看護師として以下の専門分野での経験を積み、エキスパートを目指す選択も市場価値が上がります。
- ICU
- 透析室
- 手術室
- 緩和ケア
- 訪問看護
認定看護師の名目が多いため、興味関心がある看護や楽しいと感じる分野をまずは知ることが大切です。
看護師業務以外のスキルや専門分野を極めることで、自分の看護師としての市場価値を上げます。
夜勤を続ける・やめる判断軸
看護師を続けるうえで、夜勤を続けるのか、やめるのか判断する必要があります。
夜勤は手当による収入を増やすメリットがありますが、生活リズムを崩して体調を崩す人も少なくありません。
夜勤による収入を希望しても、資本である健康が損なわれては本末転倒です。
以下の体調の変化を伴う場合は、夜勤の一時中断や休息が必要です。
- 慢性的な疲労
- 睡眠障害
- 仕事中のミス増加
- 気分の落ち込み
- 月経不順
上記の変化を感じる場合は、夜勤の回数を減らしたり、シフト調整を師長に相談したりしましょう。
看護師の主な夜勤形態は、2交代や3交代、オンコールなど部署によって異なります。
ご自身の体調や体力に適した勤務形態を選択することが大切です。
看護師転職のおすすめタイプ


看護師の転職には、3つのタイプがあります。
自分がどのタイプに近いか考え、転職先の選択に役立てましょう。
スキルアップ・専門性タイプ
看護師としてのキャリアやスキルアップで、専門性を高めたい方がいます。
以下の要素がある方は、専門性やスキルアップを図る方に向いています。
- ひとつの分野を徹底的に学びたい
- のめり込む分野があり最新情報もキャッチしている
- ルーティンワークが苦手だが臨機応変に対応する力に優れている
上記に該当する人は、持続的にスキルアップや専門性を高める傾向が向いています。
病院組織としても、スキルアップや専門性のある看護師は、経営にとっても重宝されるため、年収アップも期待できます。
専門性を高める目的で転職先を探す場合は、病院の特化している診療科を調べたり、手術件数を調べたりすると選択しやすいです。
年収・待遇優先タイプ
希望の生活費を稼ぎたいことを優先にする方は、年収・待遇を優先するタイプです。
年収を上げるためには、病院の規模や地域、認定看護師などの資格保持者が影響します。
他にも以下の内容が反映されます。
- 危険手当
- 資格手当
- 夜勤手当
コロナが流行していた当時、専門病棟に勤務する看護師には、手当が支給されていたのも一例です。
日本看護協会は昇給に対して「複合型等級制度」の導入を推奨しています。
複合型等級制度とは、良質な看護の提供や委員会などの役割を遂行しているスタッフを評価し、給与を上げるシステムです。
評価で給与を上げたい方は、転職活動時に複合型等級制度を導入しているのか確かめるのもおすすめです。
働きやすさ優先タイプ
「働きやすい職場」は個人で異なるため、優先順位を明確にしましょう。
ご自身が何をもって「働きやすい職場」「続けやすい職場」なのか明確にすると、求人情報も探しやすくなります。
働きやすい職場の考え方の一例は以下があります。
- 夜勤がない勤務形態
- 通勤距離や所用時間
- 働いている勤務人数
- 勤務先の規模
夜勤を希望しない場合は、病棟での日勤専従やクリニックなど、雇用形態を重視する必要があります。
勤務先の人数は、有給休暇や休憩の確保のしやすさにも影響します。
クリニックは夜勤はありませんが、家庭持ちが多いため運動会などのイベント日が被る可能性があります。
また、時期によって流行する疾患があると多忙さが変動し、残業も否めません。
多忙でも通勤距離を優先にする場合は、多少の残業でも帰宅時間が短縮できます。
ご自身の優先する「働きやすい職場」を明確にして、転職活動に取り組みましょう。
優先軸を決めて看護師のおすすめの転職先を選ぼう
自分自身に合わない職場の場合、転職したくなるのは仕方ありません。
転職活動を勢いで進めて就職すると、就職後のギャップや思っていた内容との違いに戸惑い、転職を繰り返す可能性があります。
転職活動する前に今の環境を見直し、優先順位を明確にすることで自分に適した職場が見つけられます。
転職で失敗しないためには、以下の内容を整理しておきましょう。
- 働き方の優先順位を決める
- 3年後の理想の生活を想像する
- 希望する年収や許容できる減額範囲を決める
- 夜勤の継続を考える
- 今後の看護師としてのキャリアを考える
看護師一人ひとりに目指す看護師像やキャリアの選択、働きやすい職場環境は異なります。
看護師の転職は、ご自身にとって何を優先すべきか、見つめなおすきっかけになります。
有意義な転職活動にし、自分が求める看護師ライフを積み重ねていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。




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