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訪問看護で働きたい看護師必見!向いてる人の特徴7選と向いてない時の対策を解説

読者さま

訪問看護をやってみたいけど、友人はすぐにやめちゃったし自分に向いてるかわからない

訪問看護に興味はあるものの、適性があるかわからず不安に感じてはいませんか?

結論からいうと、訪問看護には向き・不向きがあります。

ただし、向かないと思っても、考え方や選ぶ環境次第でカバー可能です。

訪問看護は、病院とは異なる働き方や役割を求められるため、あらかじめ適性を確認しておくとミスマッチを防げます。

この記事では訪問看護に向いている人・向いていない人の特徴を、現場経験をもとに具体的に解説します。

訪問看護が自分に合った働き方か判断する参考にしてください。

ぜひ最後までお読みください。

目次

訪問看護における看護師の仕事内容と働き方

訪問看護と病院とでは、看護の目的が異なります。

訪問看護の役割や実際の働き方についてお伝えします。

訪問看護の役割

訪問看護は、地域で利用者さんの生活を医療面から支えるサービスのひとつです。

以下のような役割があります。

  • バイタルサイン測定、体調確認
  • 点滴・注射・吸引などの医療処置や医療機器の管理
  • 内服薬のセットや服薬確認などの服薬管理
  • 療養相談や家族への介護指導・介護相談
  • 医療機関、ケアマネジャーなど多職種との連携
  • 利用者さんの体調変化に対応する24時間の緊急対応

訪問看護は主治医の指示のもと看護を行うため、主治医への報告書提出も業務のひとつです。

利用者さんの状態変化を早期に察知し、適切な医療やサービスにつなげることが求められます。

訪問看護のやりがい

訪問看護ならではのやりがいは、利用者さんの生活に深く関わり、1対1でじっくりと向き合えるところです。

訪問中は利用者さんのケアだけに集中できます。

なかには何年も関わるケースもあり、自然と利用者さんやご家族との距離も近くなります。

利用者さんの価値観を理解し、大切にすることで、利用者さんらしい生活を支える看護を提供できるのです。

筆者

「利用者さんらしい生活を続けるための看護」は利用者さんごとのオーダーメイドです。

訪問看護の働き方

訪問看護での実際の働き方について知っておくのも、適性を考えるうえで大切です。

以下のような特徴があります。

  • 夜勤はないが、自宅待機のオンコール当番がある
  • 訪問先への移動は自転車や車で行う
  • 基本的に営業日は平日のみが一般的である
  • 午前、午後で2~3件ずつの訪問を行う
  • 年収は病棟勤務時より下がる傾向にある

利用者さんの体調変化に対応するため、24時間の緊急対応体制をとっている訪問看護ステーションが多いです。

スタッフが交代でオンコール当番を行います。

訪問は30分~90分と、利用者さんの状態によりさまざまです。

夜勤がない分、年収は下がる傾向にありますが、各種手当やインセンティブ制度の有無などで変わります。

訪問看護に向いている看護師の7つの特徴

向いている人の特徴を知ることは、訪問看護の適性を判断するうえで欠かせません。

自分に当てはまっているか考えながらお読みください。

1.利用者の生活に寄り添う看護に関心がある

訪問看護では「病気の治療・回復」より「病気と付き合いながら利用者さんらしい生活を続ける」ことが主な目的です。

利用者さんらしさを考えるうえでは、性格や価値観、大切にしていることなどを知ることがとても大切です。

時には利用者さんにとって欠かせない生活習慣が、治療の妨げになっていることもあります。

一方的に管理しようとするのではなく、利用者さんと対話しながら、ちょうど良い落としどころを探っていく姿勢が必要です。

筆者

訪問看護は、利用者さんの価値観を大切に、じっくり向き合いたいと考えている方に向いています。

2.相手を不快にさせない気持ちの良いコミュニケーションがとれる

訪問看護は生活の場に訪問するため、挨拶や言葉遣いなど基本的なマナーはもちろん、適切な距離感で関係を築くことが重要です。

何気ない日常会話のなかから利用者さんの価値観を知ったり、わずかな変化に気が付いたりすることもあります。

話し上手でなくてもかまいません。

話を聞いてほしい利用者さんも多く、聞き上手であることも重要です。

言葉だけでなく、目線や表情からも気持ちをくみとれると、より円滑なコミュニケーションがとれます。

筆者

「この人はちゃんと自分の話を聴いてくれる」そう感じてもらえると、ぽろっと本音が出ることもあります。

3.自分で考えて動けるが、困ったときは相談もできる

基本的に訪問やオンコール当番は1人で対応するため、自分で判断しなければならない場面が増えます。

利用者さんの性格や生活環境、家族の有無などで適切な対応は一人ひとり異なります。

どうしても判断に迷った時に、周囲に相談できるのも訪問看護に必要な力です。

自立は求められますが、孤独ではありません。

1人で抱え込まず、適切なタイミングで周囲に相談できる人が向いています。

4.自分自身のケアができる

訪問看護は体力、精神力が必要です。

自転車であれば、真夏や真冬、天気が悪い日の移動はそれだけで体力を奪われます。

無理な姿勢で保清支援をすることもあり、大きな負担です。

相性が合わなかったり、関係性を築くのが難しく、利用者さんから訪問を断られてしまうこともあります。

落ち込みますが、「反省点は次に活かせばいい」と思えるくらいのタフさが必要です。

筆者

日頃からしっかり休養をとり、ストレスケアができる方も、向いている人といえます。

5.多職種との連携をスムーズにとれる

利用者さんの生活を支えるために、医療機関だけでなく、ケアマネジャーや通所施設などさまざまなサービス事業者が関わっています。

利用者さんの状態が変化した際に、どの情報をどの事業所へ連絡し、どう対応してもらうのがいいか、適切な判断も求められます。

他の事業者も含めて、利用者さんの生活を支えるチームであるという意識が大切です。

6.臨機応変に対応できる

病院では急変が起こってもすぐに応援を呼べますが、訪問看護ではそうもいきません。

現場の状況を素早く判断し、取るべき対応を考える必要があります。

在宅では「どうしよう?」と対応に悩むことがしばしば起こります。

1人で対応するのが難しい時に、誰にどんな相談をするか柔軟に考えられる方は訪問看護に向いています。

筆者

独居の方で歩けないほどの体調不良なのに、受診を拒否されてしまった時は、そのまま退室するわけにもいかず困りました。

7.経営・企業に関心がある

訪問看護ステーションでは、待っていても利用者さんは獲得できません。

新規の相談はケアマネジャーや病院からが多く、積極的に営業する姿勢が必要です。

普段のやり取りをていねいに行うことで、「このステーションは連携しやすいな」と感じてもらいやすくなります。

経営の視点を持てる看護師であることも、訪問看護に向いている人の特徴といえます。

訪問看護に向いてない看護師の5つの特徴

訪問看護師に向いていない人の特徴を知ることも、自身の適性を知るのに大切です。

5つの特徴をお伝えします。

1.医療処置が好きでスムーズに業務をさばきたい

訪問看護では、点滴の管理や呼吸器管理などの医療処置は多くありません。

利用者さんのペースに合わせると、予定通りにケアが進まないこともあります。

最先端の医療に携わりたい、効率よく業務を行いたいと考えるタイプの方だと、大きなギャップを感じるかもしれません。

2.自分の看護観に強いこだわりがある

病院では正解とされていることも、実際の生活の場面では受け入れられないことも多いです。

「こうあるべき」と強くこだわると、利用者さんへの押し付けと捉えられ、訪問を拒否されてしまうこともあります。

利用者さんそれぞれにとって適切な看護とは何か、柔軟に考える必要があります。

3.整っていない生活環境を受け入れられない

ゴミや排泄物の管理、ペットの飼育環境など、生活環境に大きな問題を抱える利用者さんもいます。

潔癖症の方やアレルギーがある方には、それだけで辛い訪問となりかねません。

どの程度までが許容範囲かは人によってさまざまです。

筆者

「におい」がどうしても耐えられないと話していた同僚もいました。

4.1人でのケアやオンコール対応に不安が強い

訪問看護ではオンコール当番があるステーションが大半です。

訪問は基本的に1人で行うため、自分の判断が正しいか不安に思うこともあります。

いつ電話がくるかわからない緊張感から、オンコール当番の日に眠れなくなってしまうこともあります。

自分で判断することに不安がある方は、業務に慣れるまでストレスを感じるかもしれません。

5.車の運転が得意ではない

移動に車を使う場合、運転が苦手だと大きなストレスになります。

道順がわからないと、ナビを使い、次の訪問までの時間を気にしながら運転しなければなりません。

特に冬は道路の凍結などで、思わぬ事故につながる可能性もあります。

筆者

緊急訪問の際は、早く行かなくてはと焦りやすいので要注意です。

訪問看護に向いてない看護師だと思ってもカバーできる考え方

訪問看護師に向いていない人の特徴に当てはまっても、あきらめる必要はありません。

次のように考えれば、不利な点もカバーできます。

不利な点をカバーする考え方
  • 教育体制がしっかりしたステーションを検討する
  • オンコールについて、回数や2人体制かどうか確認する
  • 利用者層を確認し、医療処置スキルが活かせるステーションを検討する
  • 精神科や小児科、ターミナルなど経験を活かせる特化型のステーションを検討する
  • 訪問エリアを確認し、居住エリア周辺のステーションを検討する

先輩看護師との同行訪問期間を十分に確保しているステーションであれば、1人で訪問する不安も減らせます。

オンコールも、回数によって負担感も異なるため確認したいポイントです。

訪問看護師に向いている点が少ないと感じても、経験を積むうちに身につく能力もあります。

課題を認識し、対処しようとする姿勢が何より重要です。

ひとつでも訪問看護に向いていたら大丈夫!自分らしく働く看護師になろう

訪問看護師に向いている資質は多岐にわたりますが、全てを満たしている必要はありません

利用者さんの生活に関わる看護がしたい、病院とは異なる働き方をしたいと考えているなら、訪問看護は有力な選択肢となります。

課題があっても、ステーションの選び方によってはカバーできます。

教育体制やオンコール体制など、複数のステーションを比較検討することが大切です。

訪問看護は、看護師としての視野を広げ、より個別性の高いケアを実践できる仕事です。

自身の強みを活かし、自分らしく働ける場所を見つけてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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