【マイナカード】暗証番号を忘れた?!ロック解除と暗証番号がわかると使える便利なサービスは?

マイナカード(マイナンバーカード)はもうお持ちですか?

2022年12月で終了のマイナポイント第2弾をきっかけに申し込まれた方も多いのでは?

申請には、マイナカード作成時に設定した4ケタの暗証番号が必要でした。

マイナカード作成から時間が経ち、「暗証番号を忘れた」と慌てませんでしたか?

これまでは本人確認やマイナンバーの確認だけの使用でしたが、実は暗証番号を知っていると便利に使えるサービスがあるんです。

今後は健康保険証として使う機会も増えてきます。

この記事を読むと、次のことがわかります。

  • マイナカードで使う暗証番号の種類
  • 暗証番号を間違えてしまったときはどうしたらよいか
  • 暗証番号がわかっていたら使える便利なサービス

暗証番号を間違えてロックされてしまったり、忘れてしまいあきらめてしまった方も暗証番号を再設定をしてはいかがですか?

ぜひ最後までお読みください。

目次

【マイナカード】4種類の暗証番号

マイナカードの暗証番号は、住民票がある市町村の窓口でカードを受け取る際に設定したものです。

4種類ある暗証番号の違いは次の通りです。

署名用電子証明書
暗証番号
6~16字
の英数字
インターネットで電子文書を作成・送信するとき
オンライン確定申告など)
利用者証明用電子証明書
暗証番号
4ケタの数字行政関連のインターネットサービスを利用するとき
住民票をコンビニで発行する、マイナポータルにログイン
券面事項入力補助
暗証番号
4ケタの数字住所・氏名など基本情報を呼び出すとき
転入・転出の手続きなど)
住民基本台帳用
暗証番号
4ケタの数字住民票コードを呼び出すとき
(カードの更新などのとき申請者の情報が正確か照合するため)

4ケタの数字の暗証番号はすべて同じものでも問題ありません。

【マイナカード】暗証番号を忘れた場合

ここでご紹介するのは4ケタの数字(利用者証明用暗証番号)を忘れた場合です。

手続きする際に暗証番号を入力し、エラーが出ると不安になりますよね。

1回目にエラーが出ると「あれっ?」と思い、もう一度すぐに番号を入れたくなるのでは?

でも、待ってください。

暗証番号を連続3回間違えるとロックがかかる

暗証番号を連続で3回間違えるとロックがかかってしまい、自分では解除ができません。

1回目か2回目の間違いで、暗証番号を記入してある用紙を探すことをお勧めします。

正しい暗証番号を入力しない限り、間違いの回数は時間をおいてもリセットされないので注意が必要です。

ロックを解除できるのは市町村の窓口だけ

インターネットや電話で再設定は行っていないので、住民票がある市町村の窓口へ直接行き、ロックを解除してもらうしか方法はありません。

ロック解除の手続きを行えるのは、本人のみです。

その際に暗証番号を再設定します。

手続きに必要なもの
  • マイナンバーカード
  • 電子証明書に関するロック解除申請書(市町村の窓口にあります)
  • 顔写真付き公的証明書(運転免許書、パスポートなど)

窓口で手続きができる曜日、時間は各市町村のホームページで確認しましょう。

窓口以外や土日祝日でも手続きができるか、など市町村によって様々です。

「〇〇市(町) マイナンバーカード」で検索するか、住民票がある役所へ電話で問い合わせてみてください。

市町村連絡先一覧から調べることもできます。

ロックの解除、暗証番号の再設定には顔写真付き公的証明書(運転免許証、パスポートなど)による本人確認が必要となります。詳しくは市区町村の窓口へ。

ロック解除後は暗証番号をすぐに使用できます。

代理人が手続する場合

窓口に本人がいけない場合、任意代理人が手続きが可能です。(仕事や学業が多忙を理由ではできません)

他人のなりすましや不正申請を防ぐため、本人確認を厳格に行うため申請当日に手続きは完了しません

代理人が申請時に必要なもの
  • 申請者本人のマイナンバーの確認
  • 代理人の身元確認(代理人の運転免許など)
  • 代理権の確認(法定代理人の場合は戸籍謄本等、任意代理人の場合は委任状等)

申請後、本人宛に文書が届き、新暗証番号の照会を行います(文書照会)。

その後、再び窓口で手続きをします。

照会回答書持参時に必要もの
  • 申請者本人のマイナカード
  • 暗証番号を再設定する本人の本人確認書類(マイナカード以外もう1点)
  • 任意代理人の本人確認書類2点
  • 必要事項を記入した回答書
  • 委任状
  • 窓口に行けないことを証明する書類(診断書、施設の入所証明書等)

各市町村の窓口へ問い合わせてから手続きをすることをお勧めします。

署名用電子証明書暗証番号を忘れた

署名用電子証明書暗証番号は、6~16文字の数字とアルファベット(大文字)で国税電子申告・納税システム(e-tax)を利用することができます。

連続5回間違えるとロックがかかってしまうので、4ケタの暗証番号と同様に住民票がある市町村の窓口で再設定します。

4ケタの暗証番号がわかっているとアプリを使って、コンビニエンスストアに設置されている端末機でロック解除・再設定が可能です。

署名用電子証明書暗証番号を設定方法

  1. 「JPKI暗証番号リセット」アプリをインストールする
  2. アプリからマイナンバーカード券面記載事項を読み取る
  3. を入力する4ケタの暗証番号を入力する
  4. アプリ内の顔認証で本人確認を行う
  5. 24時間以内にコンビニエンスストアの端末にマイナンバーカードをかざし、4ケタの暗証番号を入力する
  6. 署名用電子証明書暗証番号を再設定する
JPKI利用者ソフト
JPKI利用者ソフト
開発元:地方公共団体情報システム機構
無料
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暗証番号を管理する

暗証番号はエクセルなどを利用してパソコン上で管理する方法や、手書きで記録できるID管理ノートがあります。

どんな方法を用いて管理する場合でも、他人にカンタンに知られないように取り扱いには注意が必要です。

【マイナカード】暗証番号を使うとできる便利なサービス

これまでは暗証番号を入力する機会がなかった方もいらっしゃったのでは?

ここからは暗証番号を入力すると便利に使えるサービスをご紹介します。

コンビニエンスストアで住民票などを取得できる

コンビニエンスストアのマルチコピー機などで毎日6時30分から23時までご利用できます。

閉庁後や土日祝日でも利用可能なので、なかなか窓口に行けなかった方にも便利ですね。

マイナカードと暗証番号があれば、住んでいる地域だけでなく、全国どこからでも利用可能になっています。

取得可能な証明書例

  • 住民票の写し
  • 住民票記載事項証明書
  • 印鑑登録証明書
  • 各種税証明書
  • 戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
  • 戸籍の附票の写し

取得できる証明書は市町村よって異なるので、ホームページから確認しておくとよいでしょう。

健康保険証として利用できる

2024年度には、健康保険組合などが保険証を発行するかどうか選択できるようにし、将来的には保険証は原則廃止され、マイナカードに1本化する予定です。

医療機関でマイナカードを健康保険証として利用する場合には、4ケタの暗証番号が必要です。(顔認証で使用する場合は必要なし)

健康保険証への紐づけについてはこちらの記事も参考にしてください。

マイナポータルを使うことができる

マイナカードと4ケタの暗証番号でマイナポータルにログインして使用できます。

マイナポータルでできることをまとめてみました。

           できること
自分の情報がわかる健康保険証、税・所得、年金関係、子ども・子育て、福祉などの確認
児童手当や介護の申請ができるマイナポータルから手続きができる
暗証番号の変更ができるスマホのアプリのみ可能
確定申告がラクになる源泉徴収票、医療費控除、保険料控除、寄付金等控除(ふるさと納税)
転出、転入の手続きができる2023年から始まる予定

4ケタの暗証番号の変更は、現在の暗証番号はわかっている場合のみ可能です。

署名用電子証明書暗証番号(6~16文字)もこちらから変更できます。

マイナポータル
マイナポータル
開発元:デジタル庁
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【マイナカード】暗証番号がわかると便利になる

マイナカードの暗証番号についてまとめてみました。

暗証番号を忘れたときの注意点

  • 4ケタの暗証番号は連続3回、間違えるとロックされてしまう
  • ロックの解除は住民票がある市町村役場の窓口で(申請は本人のみ)
  • 病気など事情がある場合は任意代理人に頼むことも可能(申請時に完了できない)

暗証番号がわかっているとできること

  • コンビニエンスストアで住民票などを取得できる
  • 健康保険証として使用できる
  • マイナポータルを利用できる(暗証番号の変更、児童手当の申請など)

マイナカードは4ケタの暗証番号を知っていると便利に利用できます。

窓口の開いている時間にかかわらず手続きができることは、忙しい読者さまにとっては魅力ですね。

この機会にぜひ活用してください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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書人の学校(SHS)でライターを目指しませんか?

この記事を書いた人

あくあつこ です。

ライター経験は2001年から2年間、地域の情報誌で執筆していました。
内容は、地域で活躍する女性の取材(撮影、インタビュー)記事、イベント情報のリライトでした。

大手通信添削会社の添削業務(2年間)、覆面調査員のリサーチャー(ゴールドランク)の経験もあります。

2022年10月から書人の学校でWEBライターの勉強をスタートし、
2023年6月に卒業試験に合格しました。
今後は、WEBライターと個人ブログで
記事を執筆していきます。
これからよろしくお願いします。

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