物が散らかっているわが家を見て、ため息をついていませんか?
物がすごく多いわけでもないのに、なんで片付けられないの?
きれいにしてもすぐリバウンドしちゃう……
実は片付けられない人の家には共通した特徴があります。
特徴を理解して対策を立てることで、きれいな空間を簡単に保てるんですよ。
そこでこの記事では、以下の内容をご紹介します。
- 片付けられない人の家に共通する特徴
- 効率的に片付ける7つのステップ
- 片付けた家をきれいに保つ3つのコツ
筆者も片づけが苦手で長い間悩んでいました。
今では子育てをしながらでも、片付いた状態をキープしています。
ただ物を収納するだけではダメだと気付いたからです。
悩んでいるあなたもこの記事を読めば、快適な生活にぐっと近づきます!
家をきれいに保つコツもあるので、ぜひ最後までご覧ください。
片付けられない人の家の特徴とは?
片付けられない人が住む家には、以下の3つの特徴があります。
- 物が出しっぱなし
- 収納スペースが少ない
- 掃除していない
まずは、あなたの家も当てはまっていないか確認しましょう。
詳しく解説していきますね。
物が出しっぱなし
物を使った後も戻さず、出しっぱなしにしています。
なぜなら、物を出しやすく戻しやすいように収納していないからです。
使いたい場所に物がなく、探したり取り出したりするのが大変。
物の収納場所もあいまいで戻すのが面倒になり、放置してしまうのです。
収納スペースが少ない
少ない収納スペースに物が詰まっています。
いくら家が狭くても、最低限の収納スペースは必要ですよ。
家に物があまりなくても、収納からあふれると散らかってしまいます。
収納スペースを作ってもすぐパンパンになっちゃう!
という人は、物の管理ができていません。
家にある物を把握していないためです。
必要な分だけ物を買わないと、収納スペースに対してどんどん増えてしまいます。
掃除していない
散らかったままでは掃除もできません。
まずは家の中の片付けです。
また、家をきれいにする習慣がないのも原因。
たとえば、次の理由で片付けや掃除がこまめにできないのです。
- 忙しい
- 少々汚くても気にならない
- 仕方が分からない
- 一気にやろうとして疲れてしまう
- なんでも後回しにしがち
掃除しなければ、汚れはたまるばかり。
その結果掃除が大きなストレスとなり、さらにやる気がなくなる悪循環に陥っています。
効率的に片付ける7つのステップ
特徴は分かったけれど、片付けるにはどうしたらいいの?
収納用品を増やせばいいのかな?
片づけが苦手な人ほど、収納用品を先に買ってしまいがちです。
しかし、ただ物を詰め込むだけではリバウンドします。
効率的に進めるために、以下の7つのステップで片付けていきましょう。
- 片付ける場所を決める
- 物を全部出す
- 要る、要らないで分ける
- 分類する
- 多すぎる物を減らす
- 定位置を決める
- 収納する
順番に見ていきます。
ステップ1:片付ける場所を決める
片付け始めると、いろいろな場所が気になりますよね。
しかし、一気にやると疲れて途中で投げ出すかもしれません。
小さい範囲でいいので、片付ける場所を最初に決めましょう。
1日に片付けるのは決めた場所だけです。
1つを確実に終わらせたら次に進むというように、片付ける範囲を徐々に広げていってください。
ステップ2:物を全部出す
次に、片付ける場所の物を取り出します。
「ここはいいかな」と後回しにせず、全部出しましょう。
どれだけの物を持っているのか把握するためです。
賞味期限切れの食品や同じ物が何個もあるなど、自分の買い物の癖も分かります。
ステップ3:要る・要らないで分ける
出した物を、要る・要らないで分けていきます。
要らない物はゴミに出したりリサイクルショップに売ったりして、処分してくださいね。
なんでも要る物にしちゃいそう……
という人は、まずは過去1年以内に使ったか、使わなかったかで分けてみましょう。
なぜなら服や靴、シーズン物などは今使わなくても、1年に1度は必ず出番があるから。
物を持ち続けるためには管理や収納が必要です。
それをふまえて、過去1年使わなかった物を今後も残すか判断してください。
ステップ4:分類する
要る物を使う目的ごとに分類していきます。
あまり細かすぎると収納するのが大変なので、ざっくりで大丈夫です。
迷ったら、以下の2つの方法で分類しましょう。
使うタイミングが同じ物をひとまとめにする | 使う頻度で分類する |
例:割りばし 紙コップ 紙皿 | 例:毎日使う食器 たまに使う食器 来客用食器 |
同じ場所に収納する | 頻度が高い物は近くに、低い物は遠くに収納する |
ステップ5:多すぎる物を減らす
たくさん家に置かなくていい物は、管理できる量まで減らすようにしてください。
たとえば日用品のストック。
管理や収納のスペースには限りがあるので、ストックが多いとすぐパンパンになってしまいます。
ストックがどのくらいあれば間に合うかを考えることで、適切な量が分かりますよ。
洗剤やシャンプーの詰め替えのストックは、わが家は1本だけ。
詰め替えてから新しいストックを買うようにしています。
ステップ6:定位置を決める
これから物を片付ける場所を決めましょう。
物を使ったら戻す場所=定位置です。
定位置を決めておかないと、物を使った後に放置してしまうから。
定位置を決めるときのポイントは、以下の通りです。
- 動線を意識する
- 使う場所の近くにする
- 一緒に使う物はひとまとめにして、同じ場所にする
- よく使う物は、手の届く高さにする
使うときにすぐ出せて、簡単に戻せる場所がベストです。
ステップ7:収納する
あとは、物を定位置に収納していくだけです。
収納には少し余白を残すようにしましょう。
物が詰まっていると、取り出すのが大変だから。
また、多少余白があってもいろいろな物がごちゃごちゃしていると、探しにくいです。
ただ物を入れるのではなく、分かりやすい収納を目指してください。
物の出し入れのしやすさが大事です。
たとえば、以下のような収納です。
- 物をそのまま置かず、ファイルボックスやプラスチックケースなどに入れて整理する
- 引き出しの中は物が混ざらないように、トレーや板などで仕切る
- 透明のケースに入れたりラベリングをしたりして、家族にも分かるようにする
出しやすく戻しやすい収納にすることで、あなたの生活が快適に変わります。
片付けた家をきれいに保つ3つのコツ
片付けても、また戻ってしまいそうで心配だな……
大丈夫です。
ちょっとしたコツを意識するだけで、きれいな状態を保てますよ。
コツは以下の3つです。
- 使ったら定位置にすぐ戻す
- 物を増やさない
- 掃除を習慣化する
1つずつ解説していきますね。
使ったら定位置にすぐ戻す
物を使った後は、必ず定位置に戻しましょう。
なんでも出しっぱなしにすると、いくら家を片付けても散らかってしまいます。
買ってきた物も買い物袋に入れたままにせず、早めに片付けるようにしてください。
物の放置を回避しましょう。
物を増やさない
物を増やさないように心がけましょう。
適切な量を家に置かないと、あっという間に収納が物でいっぱいになるからです。
対策は、必要以上に物を買わない、要らない物はすぐ捨てること。
新しく物を買うときは、家のどこに収納するかをまず考えてみてください。
わが家は新しい物を1つ買ったら、必ず1つ処分するようにしています。
同じような物はいくつも要らないので。
掃除を習慣化する
家の中が片付いていれば掃除も楽ちん。
汚れをためないために、掃除を習慣化しましょう。
こまめにしておけば、最小限の労力で済むからです。
ちょっとだけでもいいので、家をきれいにする時間を毎日作ってください。
たとえば、以下のような習慣がおすすめ。
- 朝トイレを使ったら掃除する
- 1日10分だけ掃除機をかける
- ホコリが気になったらすぐ掃除する
- 寝る前に子供のおもちゃをサッと片付ける
汚れがたまる前に掃除することで、毎日少しずつでもきれいな家が保てます。
すっきり片付けて快適な生活を手に入れよう!
今回は、片付けられない悩みを解決してきました。
片付けられない人の家の特徴は、以下の3つです。
- 物が出しっぱなし
- 収納スペースが少ない
- 掃除をしていない
以下の7つのステップで、片付けていきましょう。
- 片付ける場所を決める
- 物を全部出す
- 要る、要らないで分ける
- 分類する
- 多すぎる物を減らす
- 定位置を決める
- 収納する
片付けた家を保つ3つのコツも忘れずに。
- 使ったら定位置にすぐ戻す
- 物を増やさない
- 掃除を習慣化する
最初に物を減らしてから、出しやすく戻しやすいように収納していくことが大切です。
リバウンドせず、片付いた家をキープできますよ。
筆者は家が片付いてからイライラしなくなりました。
快適な生活を送るために、あなたも片付けをスタートしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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