【2023年最新】マイナカードと保険証の紐付けは今がチャンス!5つのメリットと登録方法

2024年秋に従来の健康保険証が廃止され、マイナ保険証に一本化されることが発表されました。

読者さま

今までの保険証と何が変わるのかしら?

読者さま

マイナカードは作成済みだけれど、保険証の紐付けは面倒だわ……

こんな悩みをお持ちの読者さまも多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、以下の内容をお伝えします。

  • マイナ保険証のメリット・デメリット
  • マイナカードと保険証を紐付けする方法
  • マイナ保険証登録でもらえるマイナポイントについて

マイナ保険証のメリット・デメリットをきちんと理解して、切り替えたいですね。

面倒に思われるマイナ保険証の登録も、実はとても簡単なんです。

スマートフォンからたったの5分でできちゃいますよ。

ぜひ最後までお読みください。

マイナポイントがもらえる今こそ、お得に切り替えるチャンスです!

目次

マイナカードと保険証を紐付けするメリット

マイナンバーカードと健康保険証の機能を併せ持つ「マイナ保険証」。

マイナ保険証に切り替えることで、何が変わるのでしょうか。

マイナ保険証のメリットをわかりやすく解説します。

従来の健康保険証よりも初診料が安くなる

2022年10月からマイナ保険証を使う場合の窓口負担が軽減されました。

逆に、従来の保険証を使うと窓口負担が増える仕組みです。

マイナ保険証と従来の紙の保険証、どれくらいの差があるのかを見てみましょう。

3割負担の方の窓口負担上乗せ金額は、下の表のとおりです。

マイナ保険証従来の保険証
初診料(9月まで)21円9円
初診料(10月から)6円12円
再診の場合は、マイナ保険証・従来の保険証ともに上乗せはありません。

マイナ保険証を使った2022年9月末までの初診料の上乗せ分は21円でしたが、10月以降は6円に減額されました。

一方、従来の保険証を使った場合の初診料の上乗せ分は、9月末までは9円でしたが、10月以降は12円かかります。

ただし、マイナ保険証のシステムを導入していない医療機関や薬局では、従来の保険証を使っても上乗せ分の負担は発生しません。

大きな金額ではありませんが、今までよりもお得になるのはうれしいですね。

マイナポータルで薬剤情報や特定健診の結果を確認できる

本人同意のもと、過去に処方された薬剤情報や特定健診の結果を医師や薬剤師が閲覧できるようになります。

複数の病院を受診している場合、薬が重複していないかをチェックしてもらえるので、より安心安全な医療を受けられるといえるでしょう。

初めての病院を受診した際、特定健診の結果や処方されている薬剤情報を口頭で説明する手間が省けることも大きなメリットです。

もちろん自分自身でもマイナポータルから特定健診の結果や処方薬剤が確認できます。
自身の健康管理にも役立てたいですね。

*薬剤情報は2021年9月診療分以降から3年分、特定健診情報は2020年度以降に実施したものから5年分(直近5回分)の情報が閲覧できます。

マイナポータルとは……
政府が運営するオンラインサービス。
スマートフォンや自宅のパソコンから行政手続きのオンライン申請を行ったり、行政機関からのお知らせを受け取ったりできる自分専用のサイトのことです。

医療費控除の確定申告手続きが簡単になる

年間10万円以上の医療費があれば、確定申告をすることで医療費控除が受けられます。

マイナポータルでは医療費通知情報も取得でき、e-Taxでの確定申告で利用することができますよ。

従来は領収証を見て自分で医療費を手入力していましたが、これからは自動入力!

確定申告手続きがとても簡単です。入力漏れの心配もありません。

今まで医療費控除の計算が面倒で申告を敬遠していた方はいませんか?

マイナ保険証を作ることをきっかけに、今年の確定申告から始めてみてください。

高額療養費制度における限度額以上の支払いが手続きなしで免除される

みなさんは高額療養費制度を知っていますか。

療養費が高額になる場合、高額療養費制度を使えば一定限度額以上支払った分はあとで返金されます。

今まではあらかじめ「限度額適用認定証」の交付手続きを行って窓口に持参するか、いったん自身で療養費の全額を支払ったあとで超過分を払い戻してもらう必要がありました。

一方、マイナ保険証を使えば、限度額適用認定証の手続きをする必要がなくなります

限度額を超える医療費については自動的に免除される仕組みです。

医療費が高額になるケースは入院を伴う病気やケガがほとんどです。

急に倒れて救急車で運ばれることもあるでしょう。

この場合、事前に限度額適用認定証の申請なんてできませんよね。

3割負担でも支払いが何十万円や100万円を超えるケースもめずらしくありません。

入院により心理的にも経済的にも負担を感じる場面で、限度額以上の支払いが免除されるのはとても大きなメリットです。

不測の事態に備えて、早々にマイナ保険証に切り替えることをおすすめします。

就職や転職、引っ越しをしても健康保険証として使い続けることができる

今までは転職や引っ越しをするたびに健康保険証の再発行が必要でした。

マイナ保険証に切り替えることで、この手続きの手間がなくなり継続して使えます。

ライフプランが変わるときはさまざまな手続きに追われますよね。

健康保険証の申請手続きが減るだけでも助かります。

また、国民健康保険や後期高齢者医療制度に加入している方も、定期的な被保険者証の更新がなくなります。

窓口に高齢受給者証を提示する必要もなくなりますよ。

マイナカードと保険証を紐付けしたあとのデメリット

読者さま

マイナ保険証にデメリットはないのかしら?

デメリットも気になりますね。

マイナス面もきちんと理解してから紐付けの手続きを行いましょう。

使える医療機関が少ない

マイナ保険証を使える医療機関や薬局は、まだまだ少ないのが現状です。

使えない場合を想定して、従来の保険証とマイナカードの2枚を持ち歩く必要があります。

受診する医療機関がマイナ保険証を使える施設かどうか、確認してから出かけるのもよいでしょう。

厚生労働省のホームページで、マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局 が掲載されています。

政府は「2023年3月末までにおおむねすべての医療機関および薬局へのシステムの導入を進める」としているので、不便なのは今だけかもしれません。

盗難、紛失による個人情報の漏洩リスクが高まる

マイナ保険証に切り替えた場合、マイナンバーカードを医療機関に持参しなければいけないので紛失する危険性が高まります。

マイナカードに埋め込まれているICチップには「プライバシー性が高い情報は記録されていない」と発表されていますが、マイナカードに記載されている12桁の数字自体が重大な個人情報ですので、管理には十分気をつけましょう。

ただ、医療機関での受付は自動化されるので、医療機関の窓口でマイナカードを預かることはありません。

医療機関が使うのは、マイナカードのICチップに保存されている健康保険に関するデータだけなので、医療機関や薬局で個人情報が漏洩するおそれは少ないと考えられます。

マイナカードと保険証を紐付けする方法

マイナ保険証の申し込み方法について解説します。

すでにマイナンバーカードを持っている人は、スマートフォン、パソコン、セブン銀行ATMから簡単に保険証利用の申し込みができます。

ただし、パソコンの場合はICカードリーダーが必要となるので、スマートフォンが断然お手軽です。

マイナンバーカードの取得方法はこちらからお進みください。

スマートフォンを使った利用申し込み

STEP
下の4つを準備する

・マイナンバーカード読取対応のスマートフォン
 (パソコン+ICカードリーダーでも可)
・「マイナポータルアプリ」のインストール
・申込者本人のマイナンバーカード
・数字4桁の利用者証明用暗証番号

STEP
「マイナポータル」を起動する
STEP
「マイナンバーカードの健康保険証利用申込」をタップ
STEP
利用規約などを確認して、案内に沿って進む
STEP
数字4桁の暗証番号を入力する
STEP
マイナンバーカードを読み取る

申し込み完了です!

いかがでしたか?

5分もかからずにできるので、サッと登録してみてくださいね。

セブン銀行ATMからの利用申し込み

スマートフォン、パソコンをお持ちでない方は、セブン銀行ATMからも簡単に申し込みができます。

セブン銀行ATMからの申込方法はこちらです。

マイナカードと保険証を紐付けてマイナポイントゲット!【23年2月最新】

マイナカードの健康保険証利用申し込みで7500円分のマイナポイントがもらえます。

マイナ保険証の申し込みが済んだら、マイナポイントもわすれずに取得しましょう。

政府の「マイナポイント事業 第2弾」をまとめてみました。

最大2万円分のマイナポイントがもらえます。

  1. マイナンバーカードの新規取得…最大5,000円分
  2. 健康保険証としての利用申込…7,500円分
  3. 公金受取口座の登録…7,500円分

マイナポイント第1弾に申し込んでいない方が対象です。

すでにマイナンバーカードを発行済みでマイナポイントを取得している場合は、②健康保険証としての利用申し込みで7500円分、③公金受取口座の登録で7500円分のマイナポイントが受け取れます。

マイナンバーカードの申し込み期限は2022年12月末、マイナポイントの申し込み期限は2023年2月末となっています。
マイナンバーカードの申し込み期限は2023年2月末に延長されました。  
2023年2月末だったマイナポイントの申し込み期限の延長も決定しています。(追記:2022年12月21日)
マイナポイントの申し込み期限の延長は、2023年5月末に決定しました。(追記:2023年2月17日)

期限内にマイナ保険証の切り替えは完了して、わすれずにマイナポイントを受け取りましょう。

まとめ:今こそマイナ保険証へ切り替えてマイナポイントをゲットしよう

マイナ保険証に切り替えるなら、マイナポイントがもらえる今が最適です!

マイナ保険証のメリット・デメリットは、次のとおりです。

・従来の健康保険証よりも初診料が安くなる
・マイナポータルで薬剤情報や特定健診の結果を確認できる
・医療費控除の確定申告手続きが簡単になる
・高額療養費制度における限度額以上の支払いが手続きなしで免除される
・就職や転職、引っ越しをしても健康保険証を使い続けられる

・使える医療機関が少ない
・盗難、紛失による個人情報の漏洩リスクが高まる

マイナ保険証のメリット・デメリットをしっかり把握したうえで、マイナカードと保険証の紐づけを進めてくださいね。

また、スマートフォンを使ったマイナ保険証利用の登録方法も紹介しました。

登録はたった5分でできる簡単なものです。

7500円分のマイナポイントがもらえるのは2023年2月末までの申し込みなので、要注意。
マイナポイントの申し込み期限は延長されています。(追記:2022年12月21日)
マイナポイントの申し込み期限は2023年5月末までに延長されました。(追記:2023年2月17日)

マイナポイントがお得にもらえる期間に、ぜひマイナ保険証を切り替えましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

家族と過ごすおうち時間が何よりも大好き。
ふたりの女の子のママです。

「自分の知らなかった世界をのぞけること」にWebライターの魅力を感じています。

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