マイナ保険証を使った病院の受付方法を解説!紐付け方法やメリットもご紹介

マイナンバーカードをつくって、保険証として病院で受付をしたいけど受付方法が分からなくて困っていませんか?

ちゃんと保険証として紐付けができているのか、カードリーダーでの受付方法がよく分からないと不安ですよね。

実は、マイナ保険証での受付は簡単です。

病院を受診するために、まずはマイナンバーカードを保険証と紐づける必要があります。

この記事ではマイナ保険証を病院で使用する方法や保険証との紐付け方法、メリットなどをご紹介します。

マイナ保険証を使用することで、医療従事者にも自分にもメリットがあるため、より良い医療が受けられます。

ぜひこの記事を最後まで読んで、マイナ保険証を活用してみてください。

目次

病院受付でマイナ保険証を使った受付方法とメリット

マイナンバーカードを、保険証として使用できるように紐付けをすることで、病院で受付ができるようになります。

読者様

マイナ保険証と今までの保険証は、何が違うの?

筆者

マイナ保険証で、病院を受診すると色々なメリットがあるんです

まずは、病院での受付方法とマイナ保険証のメリットをご紹介します。

病院での受付方法

病院でマイナ保険証を使った受付方法はこちらです。

STEP
顔認証付きカードリーダーへマイナンバーを置く

カードリーダーに、対応していない病院もあるので、注意してください。

*対応していない場合は、【資格確認書】とマイナンバーカード2つの提示が必要。

資格確認書は申請後に、勤務先などの医療保険者から、交付される。

STEP
本人確認

4桁の利用者暗証番号か顔認証を入力し、本人確認をする。

STEP
情報提供の可否を選択

過去の診療や、処方された薬の情報を、医師と薬剤師に提供することの、同意の可否を選択。

STEP
メタボ健診や高齢者健診の結果提供の可否を選択(40歳~)

40~74歳の方はメタボ健診、75歳以上の方は高齢者健診の結果も提供するかどうか選択。

STEP
受付完了

マイナンバーカードを外して、受付完了。

顔認証付きカードリーダーは、現在5種類のメーカーがありますが、病院での受付方法の流れはどれも同じです。

マイナ保険証のメリット

マイナ保険証のメリットは、おもに4つ。

従来の保険証との比較表をご覧ください。

マイナ保険証従来の保険証
医療情報過去の情報、処方された薬をデータで医師と薬剤師に共有できる自分の記憶を頼りに、過去の情報を説明や、問診を書く
高額療養費制度限度額適用認定証の申請なしで窓口で適用される限度額適用認定証の申請手続きが必要
確定申告イータックスに連携で医療情報のデータを自動入力できる領収書から、医療費控除の明細作成、確定申告時に添付する
医療従事者の負担データを共有できるので、医療従事者の負担は軽減される健康保険の内容などを、手入力するので時間がかかる
読者様

マイナ保険証を使用するとこんなにメリットがあるんですね

筆者

医療従事者の方々の、負担軽減にもつながるし、自分自身もスムーズで、よい医療が受けられます

マイナ保険証には、様々なメリットがあり、病院での受付も簡単なのでぜひ活用してみてくださいね。

マイナ保険証を使うには紐付けが必要

マイナンバーカードを保険証として使うには、マイナンバーカードと保険証を紐付けする必要があります。

紐付け方法は医療機関か薬局、マイナポータルから、セブン銀行ATMからの3つの登録方法です。

順番に詳しくご紹介します。

医療機関、薬局で登録

当日病院や薬局の受付で、保険証として使用できるように紐付けが可能です。

STEP
顔認証付きカードリーダーにマイナンバーカードを置く

病院、薬局に置いてあるマイナンバー用のカードリーダーに、向きを間違えないようにカードを置く。

カードリーダーを設置していないところもあるので、注意しましょう。

STEP
保険証として登録する

「保険証として登録する」と表示されたら、

「登録する」を選んで完了。

すぐに保険証として使用できるので、便利ですね。

引用:厚生労働省(マイナンバーカードの健康保険証利用方法)

マイナポータルから登録

次は、スマホから簡単に登録できる方法です。

事前に、マイナポータルアプリをダウンロードしておきましょう。

STEP
アプリをインストールし、健康保険証利用申し込みを押す

マイナポータルアプリをインストールしたら、マイナンバーカードを携帯に読み込ませ、4桁の暗証番号を入力し、ログイン。

「健康保険証」と表示されているところを、押す。

STEP
保険証として使用登録

マイナンバーカードを、健康保険証として使用するにチェックを入れ、登録ボタンを押して完了。

トップページへ戻り「健康保険証」を押し、利用状況のところに登録済と表示されていれば、保険証として紐付けができているので安心してください。

引用:厚生労働省(マイナンバーカードの健康保険証利用方法)

セブン銀行ATMから登録

次は、セブンのATMから登録する方法をご紹介。

マイナンバーカードが必要なのと、利用者暗証番号を入力するので、覚えていくかメモを持っていくとよいですね。

STEP
ATM各種お手続きボタンを押す

ATMの機種によっては、「マイナンバーカードでの手続き」という場合も。

STEP
マイナンバーカードの健康保険証利用の申し込みを押す

システムメンテナンスにより、利用できないときもあるので、注意する。

STEP
利用規約を確認、マイナンバーを挿入

キャッシュカードを挿入するところに、マイナンバーカードを挿入する。

STEP
利用者暗証番号を入力して登録

4桁の暗証番号を入力し、完了。

利用時間は、原則24時間ですが、午前3~6時頃の手続きは午前6時以降、順次申し込みが完了。

マイナ保険証の同意画面で同意しないとどうなる?

マイナ保険証を病院で使用する際に、医療従事者に医療情報の提供をするかどうかの同意を求められます。

読者様

同意をしないと診察してもらえないの?

筆者

そんなことはありませんので安心してください。
また、同意の選択肢も色々あるので解説していきますね

カードリーダーにマイナンバーカードを置くと、自分の医療情報を提供することに同意するか、または個別に同意するかを選べます。

個別に同意をする種類には、【手術歴】【診察・薬】【健診】があるので順番に選びましょう。

また、現在の同意情報を引き継ぐという選択もあり、前回の同意条件を確認することもでき便利です。

それぞれ選べますので、同意したくないものがある場合には、選択が可能です。

引用:厚生労働省(顔認証付きカードリーダーの同意画面の改善)

医療情報を提供することに同意しない場合は、薬のアレルギーや過去の診療情報を自分で説明しなければいけません。

マイナ保険証で病院の受付は意外と簡単!【まとめ】

マイナ保険証を使った、病院での受付方法は以下です。

  1. 顔認証付きカードリーダーへマイナンバーカードを置く
  2. 本人確認(顔認証か4桁の暗証番号)
  3. 情報提供の可否を選択
  4. 受付完了

とても簡単ですね。

次は、メリットについてご紹介します。

  • 医療機関、薬局への情報共有ができる
  • 高額療養費制度が窓口で適用される
  • 確定申告時に、イータックスと連携で、医療情報を自動入力できる
  • 手入力や問診が省かれ、医療従事者への負担も軽減できる

マイナ保険証を使うことで、病院への受診もスムーズになりますね。

マイナンバーカードを保険証として使用するには、紐付けが必要です。

紐付け方法は以下の3つについてご紹介しました。

  • 医療機関、薬局から登録
  • マイナポータルから登録
  • セブン銀行ATMから登録

医療機関や薬局の顔認証付きカードリーダーで、マイナンバーを保険証として登録するという画面が出るので、選択すれば完了。

マイナポータルアプリからの登録方法は、健康保険証利用の申し込みというところを、押して進み、暗証番号を入力したら完了。

セブン銀行ATMからの登録は、健康保険証利用の申し込みを選択し、マイナンバーを挿入、暗証番号を入力し、完了。

病院でマイナ保険証を使って受付した場合、過去の医療情報を提供することに同意するかの可否を求められますが、すべて同意するか、個別に同意するかを選ぶことができましたね。

個別に選べるものは以下です。

  • 手術歴
  • 診察・薬
  • 健診

同意しないものがあっても診察は可能ですが、薬のアレルギーや過去の診察情報などを口頭で説明する必要があります。

病院へは、なかなか行きたくないものですが、もし受診する際は受付の手間を省きメリットもある、マイナ保険証を持って受診しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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