読者様最近よく聞くメタバースって楽しそう。



メタバースを始めるなら、まずはアバターを作るといいですね。



アバターってあの、人形みたいなのですよね。
作るのが難しそうです。



最近は、スマホでも手軽にできるんです。



それなら私でもできそうですね!
インターネットの次の時代を作ると言われている「メタバース」。
「難しそう」「VRゴーグルが必要なの?」と不安に思う方も多いかもしれません。
実は、メタバースの入り口に立つのはとても簡単なんですよ。
パソコンやスマホひとつで、自分だけの“分身”であるアバターを作り、仮想空間の世界を体験できるのです。
この記事では、メタバース初心者でもわかるように、アバターの作り方から実際の使い方までをやさしく解説していきます。
メタバースとはなにか?基本的な考え方
メタバースで使うアバターとはなにか?
自分だけのアバターを作る方法
アバターを使って実際にメタバースに参加する方法
それでは、最後までご覧ください。
メタバースとは?初心者にもわかる基本の考え方


「メタバース」という言葉をニュースやSNSで見かける機会が増えました。
しかし、実際メタバースとは、「何をする場所なのか」「誰が使うものなのか」イメージが湧かない人も多いでしょう。
この記事では、まずメタバースについて解説していきます。
メタバースとは“現実と違うもうひとつの世界”
メタバースとは、インターネット上に存在する現実世界とデジタル世界が融合した仮想空間のことです。
現在、4億人以上の人々がメタバースに参加していると言われており、今後もますます拡大、発展していくことでしょう。
メタバース内では、あなた自身を表す「アバター」と呼ばれるキャラクターを操作して、過ごすことになります。
具体的には以下のような体験ができます。
- 世界中のいろいろな人と交流する
- メタバース内でスポーツイベントやライブに参加する
- 仮想店舗で買い物をする
- 自分の部屋や街を作る
- バーチャルで学習する
- 仕事のミーティングをする
いかがでしょうか。
現実と同じようなリアルな体験がメタバース内でできるようになるのです。
言い換えれば、メタバースは「もうひとつの社会」。
家から出なくても、そこに“もう一人の自分”が存在して、生活を楽しむことができるのです。
VRゴーグルがなくても大丈夫!
大きなVRゴーグルをかぶっている姿は、メタバースと聞いてすぐに思い浮かべる映像かもしれません。
実際、VRゴーグルを使っているケースもあります。
しかし、メタバースには実はスマホやPCでも簡単にアクセスできるのです。
メタバースの代表的な例を挙げてみましょう。
ZEPETO(ゼペット):ユーザーが自分そっくりのアバターを作れて、スマホアプリで簡単に始められる3D世界で、特に若者に人気があります。
cluster(クラスター):日本発のメタバースプラットフォームで、スマホから簡単に始められて、音楽ライブや展示会、カンファレンスなどのイベントが多いのが特徴です。
Roblox(ロブロックス):ユーザーが作成した無数のゲームをプレイしたり、自分自身でゲームを制作公開したりできる子供にも人気の世界型プラットフォームです。
どれも無料で始められるので、初心者でも安心です。



ちなみに、子供に人気のゲーム「あつまれ どうぶつの森」もメタバースの一つですよ。
メタバースで使う「アバター」って何?


ここからは、メタバースに参加するのに不可欠な「アバター」について解説していきます。
アバターとは何か?どうして必要なのか解説していきます。
自分の分身=アバター
「アバター」の語源は、サンスクリット語の「アヴァターラ」に由来しています。
「アヴァターラ」は、インド神話や仏教の説話に登場しますが、これは「神や仏の化身」という意味。
「アバター」は、ここから発展し「神や抽象的な概念が別の姿に変わったもの」という意味を含んでいます。
メタバース内のアバターは、自分自身の分身と考えられます。
アバターは、メタバースの中であなた自身を表現するキャラクターと言えましょう。
髪型・服装・顔の形・動きなどを自由にカスタマイズでき、まるで“もう一人の自分”を作るような感覚です。
自分によく似たキャラクターを作るのも楽しいですが、現実の自分とはまったく違う姿にするのも楽しいものです。
- 憧れのモデルのような容姿
- 可愛い動物やロボット風のキャラ
- ファンタジー世界の魔法使い
など、自由自在に作ることができます。
なぜアバターを作るの?
メタバースの世界では、アバターが「あなた」そのものになります。
会話も、交流も、イベントも、すべてアバターを通じなければ成立しません。
つまり、アバターは「あなたの第一印象」でもあるのです。
自分らしい見た目を作ることで、より自然に世界に溶け込み、メタバースを楽しめますね。
また、世界中の人たちとコミュニケーションするために、見た目や動作を通じて感情を伝えやすくなり、共感や親近感が生まれます。
自分だけのアバターを作る方法


「でもアバターを作るなんて難しそう……」
「課金されるんじゃ?」
そんな心配は要りません。
今は、スマホだけで簡単に作れるツールがたくさんあります。
アバターの種類
一口でアバターと言っても、さまざまなものがあります。
アバターの種類を見ていきましょう。
1.リアル系アバター
現実の人間に近く写実的に作られたアバター。
最新の3Dスキャン技術を用いて本人の全身をスキャンしたり、1枚の顔写真からAIが自動生成したりする方法で作成されます。
ミーティングや接客などビジネスシーンに適しています。
2.アニメ・キャラクター系アバター
アニメや漫画の登場人物のような、デフォルメされたデザインのアバター。
現在のメタバースで最も広く使われているタイプです。
デザインの自由度も高く幅広い用途に使えます。
3.動物・ロボットなどの非人間型アバター
人間以外の動物、空想上の生き物、ロボットなどの自由な発想で作られたアバターです。
ユーザーの個性を最大限に発揮でき、ユニークで印象に残りやすい。
おすすめの無料アバター作成サービス
次に、アバター作成のための、代表的なツールをご紹介します。
自分に合ったツールを使って、お気に入りのアバターを作りましょう。
対応端末: PC/スマホ
特徴: 写真1枚でリアルな3Dアバターを作成できます。
1000以上のメタバースアプリと連携でき、どこでも同じアバターで活動可能なのが強みです。
アバターの実際の作り方
ここからはZEPETOを使って、いよいよ実際にアバターを作っていきます。
と言っても、今はスマホを使ってとても簡単にできてしまいます。
ZEPETOを使ったアバター作成手順
または手動で顔のパーツを調整することも可能です
まるでゲームのキャラメイクのように、感覚的に操作できます。
時間にして10分ほどで、自分だけのアバターを誕生させることができます。


実際にメタバースでアバターを使ってみよう


アバターを作ったら、次は実際にメタバースの世界に行ってみましょう。
順番に詳しくお話しします。
アバターをメタバースに参加させよう
ここでは「cluster(クラスター)」を例に、基本的な流れを紹介します。
先ほど自分で作ったアバターをアップロードします。
アプリ内で用意されているデフォルトアバターを選んで使うこともできます。
ログインしたら「ワールド」一覧から気になる場所を選択。
公園・街・ライブ会場・学校など、さまざまな場所があります。
アバターを動かして歩いたり、他のユーザーと会話したりしてみましょう。
メタバース内で開催されているイベントやフェスでは音楽ライブやゲーム大会に参加するのもいいでしょう。
最初は少し緊張するかもしれませんが、アバターを通じて会話できるので、現実よりも気軽にコミュニケーションを楽しめるのが魅力です。
安全に利用するために
魅力的なメタバースの世界ですが、プレイするために心がけておきたい注意点を3つ挙げておきます。
1.依存性や健康への影響
没入感が高いメタバースは、長時間利用によるインターネット依存やメタバース依存に陥るリスクが指摘されています。
適度な休憩を挟む、利用時間を決めるなど、自己管理が重要です。
2.著作権やハラスメント
メタバースはまだ発展途上の新しい領域であるため、関連する法律や社会的なルールが十分に整備されていません。
アバターの著作権や肖像権、仮想空間でのハラスメントなど法的扱いがあいまいなところもあります。
3.セキュリティやプライバシーのリスク
アカウントの乗っ取り、個人情報などのハッキング、プライバシーの侵害など、他のSNS等と同様のセキュリティリスクが潜んでいます。
リスク対策もしっかり行いながら、メタバースを楽しんでいきたいですね。
まとめ:メタバースを楽しむ第一歩は「アバター作り」から
これまで、メタバースとアバターの作り方について解説してきました。
メタバースとは、インターネット上に存在する仮想空間のこと。
ZEPETO(ゼペット)、cluster(クラスター)、Roblox(ロブロックス)などのプラットフォームがあります。
メタバースという言葉を聞くと、難しいテクノロジーのように感じるかもしれませんが、実際にはスマホひとつで誰でも簡単に始められる世界になってきています。
その入口になるのがアバターです。
アバターは、あなたの分身であり、メタバースでの“顔”と言えるもの。
この記事では、このアバターの種類、作り方、実際のメタバース上での動かし方まで解説しました。
メタバースは発展途上のプラットフォームであり、注意すべき点もあります。
しかし、アバターを自由に作ってメタバースで交流することで、現実では味わえない新しいつながりが生まれます。
メタバースは、未来へ向かって、これからますます広がっていくことでしょう。
まずは自分のアバターを作って、新しい世界のドアを開いてみませんか?
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。










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