
この間花屋さんで見かけたピンクのポインセチア、綺麗だったから家で育ててみたいけどちゃんと育てられるかな…
ピンクのポインセチアを飾りたいけど、育たなかったり、枯らせたりする方いませんか。
実は、季節ごとに育て方が違うため、お手入れ方法を間違えているのが原因かも。
しかし、コツが分かると綺麗なポインセチアがすくすく育ちますよ!
この記事を読むとポインセチアの育て方・上手く育たなかった時の対処法が分かります。
また、おしゃれに楽しむアイデアも紹介します。
ピンクのポインセチアを楽しく育てましょう!
最後まで読んでいってくださいね。
ピンクのポインセチアとは?赤との違いについて


ポインセチアはメキシコが原産地で、トウダイグサ科トウダイグサ族のお花で、
クリスマス付近に鮮やかな赤が目立つ、12月前後が見ごろの冬の植物です。
赤が印象的なポインセチアですが、ほかにも「ピンク」や「白」、「青」など様々な色があります。
また、品種も「デュメンオレンジポインセチア」「プリンセチアシリーズ」「アイスパンチ」「ウィンターローズ」「イエロールクス」など数多くあります。
今回はピンク色の品種について説明していきますね。
品種の違い
- プリンセチア:「プリンセス」と「ポインセチア」を組み合わせて名付けられた華やかな品種です。小ぶりで可憐な苞が特徴的です。
- クリスマスフィーリングスピンク:上品なピンクが特徴的なポインセチアです。
- ピンクシャンパーニュ:濃いピンクと薄いピンクが合わさった鮮やかな色が特徴的です。
一部をご紹介しましたが、このように品種によって雰囲気が異なります。
ピンクのポインセチアの花言葉
- 思いやり
- 清純
赤いポインセチアとは違ったかわいらしい印象のピンクのポインセチア。
ご自身の好みの色を選んでみてくださいね!
ピンクのポインセチア~育て方~





ピンク色のポインセチアに決めたけど、育てるが難しそう。



ポインセチアの特徴をしっかり把握すると大丈夫ですよ!
一緒に育て方を見ていきましょう。
ポインセチアの育て方の特徴は温度・湿度・日光です。
ポインセチアはメキシコが原産国の植物なので熱帯地域の植物の特徴を持ちます。
ですので、基本的に寒さや湿度を嫌います。
詳しく見ていきましょう!
基本的な育て方
ポインセチアの育て方にはポイントがあります。
上記にもあった、絶対に抑えてほしいポイントを3つ紹介します。
- 温度:寒さに弱いため、10℃以上を保ちます。ですので、外気が10℃を下回る冬の間は室内で育てましょう。しかし、暖房器具の温風が直接あたる場所や窓付近だと上手く育たないため避けてください。
- 湿度:ポインセチアは湿気を嫌うため、乾燥気味に育てます。水やりは土の表面がちゃんと乾いてからあげてください。
- 日光:日照不足は落葉の原因となるため、日当たりの良い場所で育てましょう。



これで冬に買ったポインセチアを枯らさずにクリスマスを迎えられますね!



でも冬以外のポインセチアはどうやって育てるの?
ポインセチアが色づくのが冬の時期のため、冬の植物の印象が強いですが、前述にもある通り熱帯地域が原産です。
なので、ちゃんと育てることができると冬以外にも成長し、来年の冬を迎えることができます。
季節による育て方を説明しますね!
季節による育て方の違い
「春」の育て方
無事に冬を越し、十分に気温が上がった4~5月ごろを目安に一回り大きな鉢植えへ移し替えましょう。
これはしなくても良いのですが、ポインセチアの成長速度が上がります。
また、夜間の気温が15℃を超える5月中旬以降は屋外で育てることができます。
ポインセチアは5月から10月頃が成長期のため、肥料を与え水やりもしっかり乾燥させてから、たっぷりの水をあげてくださいね。
「夏」の育て方
冬は1週間に一度ぐらいだった水やりが、気温が上がることで1日1回になるなど頻度があがるため注意しましょう。
また、直射日光に当たりすぎて葉が枯れるようなら、半日陰に移すと少し楽に育てることができますよ。
7月から8月頃に剪定(間引き)を行います。枝が多い部分を根元から切り落とします。
枝が多すぎると、葉の枚数が増え株内部が蒸れたり、栄養が分散され花が小さくなってしまいます。
「秋」の育て方
ポインセチアは短日植物であるため、8月頃から12月まで短日処理をすることでクリスマスまでに葉が色づきます。
短日処理は、1日の日照時間を13時間以下にするため、夕方に段ボールなどでポインセチアを覆い、朝に外すようにしましょう。
また、気温が下がり始めたら(夜間気温が10℃以下)、室内で育てるようにしましょう。
「冬」の育て方
段々と色づき始めたポインセチアを楽しみながら室内で育てましょう。
冬には特に暖かく日当たりの良い場所に置き、水やりはしっかり土が乾燥してからたっぷり水をあげてくださいね。
また、クリスマスを超え花が終わると色づいていた葉が緑へと変わっていきます。
この1月から3月頃に剪定を行いましょう。剪定を行うことで春に新芽が成長し、丈夫なポインセチアが育ちます。



これで1年を通したポインセチアの育て方が分かりましたね。
育て方が分かったところで、次はポインセチアの楽しみ方をお伝えします!
ポインセチアをおしゃれに楽しむ!アイデア3選
一生懸命育てたポインセチアを日々の日常で楽しむことができたら、より育てる意欲が増しますよね。
綺麗なピンクを生かしたインテリアや、クリスマスアレンジ、色が落ちた時の楽しみ方などご紹介します。
ピンクを引き立てるインテリア術


ピンクのポインセチアは華やかなので、とても緑に合います。
ほかにも観葉植物を育てているなら、近くにポインセチアを置き華やかなピンクを目立たせることができます。
普段の見慣れたインテリアから少し違う雰囲気を味わえます!



でも、うちには他に観葉植物はないし、ピンクっぽい要素もない…



そんな時は花瓶や鉢植えで楽しみましょう!


ピンク要素がない、可愛いイメージの部屋じゃないと合わないことはありません!
花瓶や鉢植えをシックにすることで、大人っぽいお部屋にも馴染みますし、よりポインセチアのピンクが目立ちますよ。
クリスマスアレンジ
赤や緑のイメージが強いクリスマス。
今年はピンクで可愛らしい雰囲気を楽しみませんか?


このように全体をピンクで統一し、締め色に淡いブルーの小物を取り入れることでよりおしゃれなクリスマスアレンジを楽しむことができます!


他にもピンク×ゴールドの組み合わせはとてもゴージャスになり、大人なクリスマスディナーが楽しめます。
オーナメントや松ぼっくりなどクリスマスらしい小物とも相性抜群ですね!



これでいつもとは一味違ったクリスマスパーティーが楽しめますね♪
マンネリ化しがちなクリスマスのインテリア。今年はピンクで彩ってみませんか?
色が落ちた後の楽しみ方
ピンク色だった葉が色落ちし、緑になってしまったポインセチア。
シンプルに観葉植物として楽しむことができます!
そして、お手入れをしながら成長を楽しみ、冬に近づくとまたピンクへ色づく過程も楽しむことができます。





頑張ってお世話したポインセチアがまた色づくと、より愛着が沸きますね!
ぜひピンクのポインセチアで日常をおしゃれに彩ってみてください。
ポインセチアをピンクにする育て方 まとめ
この記事ではピンクのポインセチアの育て方のポイント・季節ごとのお手入れの方法をご紹介しました。
育て方のポイントは温度・湿度・日光です。
- 温度:寒さに弱いため、10℃以上を保ちます。ですので、外気が10℃を下回る冬の間は室内で育てましょう。しかし、暖房器具の温風が直接あたる場所や窓付近だと上手く育たないため避けてください。
- 湿度:ポインセチアは湿気を嫌うため、乾燥気味に育てます。水やりは土の表面がちゃんと乾いてからあげてください。
- 日光:日照不足は落葉の原因となるため、日当たりの良い場所で育てましょう。
ポインセチアの性質をしっかりと把握し、お手入れしてあげてくださいね。
- 春:十分に気温が上がった4~5月ごろを目安に一回り大きな鉢植えへ移し替えましょう。5月から10月頃が成長期のため、肥料を与え水やりもしっかり乾燥させてから、たっぷりの水をあげてくださいね。
- 夏:直射日光に当たりすぎて葉が枯れるようなら、半日陰に移すと少し楽に育てることができます。7月から8月頃に剪定(間引き)を行います。
- 秋:8月頃から12月まで短日処理をすることでクリスマスまでに葉が色づきます。気温が下がり始めたら(夜間気温が10℃以下)、室内で育てるようにしましょう。
- 冬:冬には特に暖かく日当たりの良い場所に置き、水やりはしっかり土が乾燥してからたっぷり水をあげてくださいね。
季節に合わせた育て方でポインセチアを枯らさない!
愛情込めて育てたポインセチアは、日々の暮らしに楽しみや癒しを与えてくれるでしょう。



綺麗で可愛いピンクのポインセチア楽しんでくださいね。
ポインセチアには白色もあるのをご存じですか?
あなたが「白のポインセチア」も気になるなら、ぜひこちらをご覧ください。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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