ローストビーフは安い肉でも大丈夫?肉の部位と下ごしらえで失敗なし|特製ソース&盛り付けテク付き!

読者様

そろそろクリスマスも近いし見栄えの良いメニューが欲しいな

読者様

ローストビーフとかいいけど高いお肉じゃないと美味しく作れないかな・・・

読者様

安いお肉でも美味しくローストビーフが作れると嬉しいんだけど・・・

そんな風に思っていませんか?実は安い肉でもちょっとした工夫で、お店で食べられるような絶品ローストビーフが作れるんです!

この記事では、スーパーで買えるお手頃な安い肉で絶品ローストビーフを作るために、適したお肉の種類調理方法から盛り付けテクまでまとめてご紹介します。

安いお肉をプロ級に仕上げる裏ワザと、誰でも簡単にできる柔らかレシピで、絶品ローストビーフを楽しみましょう!

この記事のポイント
  • 安い肉でもローストビーフが大丈夫な理由
  • ローストビーフにおすすめの肉の部位
  • 安い肉を柔らかくする下ごしらえと特製ソースレシピ
  • 高見えする盛り付けテク
目次

安い肉でもローストビーフが大丈夫な理由

読者さま

安い肉でローストビーフを作っても美味しくできるの?

こんな疑問を持たれていませんか?

筆者

結論から言うと、安い肉でもローストビーフは美味しく作れます!

ローストビーフの美味しさを決めるのは、肉の値段ではなく、「火の通し方」「下ごしらえ」です。

きちんと手順を踏めば、1,000円前後のブロック肉でも、まるでお店のような一皿に仕上がります。

特にクリスマス年末のごちそうシーズンは、節約しながらも食卓を華やかさを演出したいですよね。

安い肉でも、火加減味付けの工夫で十分「ごちそう感」が出せます。

安い肉でもローストビーフが大丈夫な理由

そもそも何故「安い肉でローストビーフが美味しくできないのではないか?」と考えてしまうかというと、「肉が硬くて柔らかくジューシーなローストビーフは作れないのではないか」と想像してしまうからです。

安い肉が硬くなる原因を知って対策しよう

「安い肉=硬い」と思われがちですが、それは火の入れすぎ水分の逃げが原因です。

赤身肉は脂が少ないため、加熱しすぎると一気にパサついてしまいます

つまり、肉の価格よりも「温度管理」が大切です。

安い肉でも加熱をコントロールすればしっとりジューシーに仕上がります。

対策はシンプルです。

  • 表面を焼いて旨味を閉じ込める
  • 低温でじっくり火を通す
  • リストアルミホイルで包んで休ませる

この3つを守るだけで、硬い肉でもしっとり柔らかく仕上がります。

ポイントは「中まで火を入れすぎないこと」です。

低音でじっくり火を通すことで、安い赤身肉でも繊維がほぐれ、柔らかく仕上がります。最近では電子レンジ炊飯器を使った低温調理も人気です。

ローストビーフに適した安いお肉の種類を選ぼう

ローストビーフに向いているのは、赤身が多く筋が少ない部位です。

筋切りをして下味をしっかり付ければ、肉の繊維がほぐれて食感が格段にアップします。

もも肉(国産・オージービーフ)

脂が少なくヘルシーであっさりした味わいもあり、価格も手頃なのはもも肉です。

やや筋が多いので調理前にフォークで刺して筋切りをします。

その上でマリネしておくと、安い部位でもしっとり仕上がります。

スーパーでよく見かける「牛ももブロック」はまさにローストビーフ向きです。

肩ロース

赤身と脂のバランスが良く、旨味がしっかり出るのは肩ロースです。

少し厚めのブロックを選び、表面を香ばしく焼いた後にしっかり休ませることで余熱で中心までじんわり火が通ります。

コクのある味を楽しみたい人にぴったりです。

豚もも肉

「牛肉はちょっと高い・・・」と思われる方も安心してください。

実は豚もも肉でも代用ができるんです。

価格は牛肉の約1/3ですが、見た目は華やかで食卓映えします。

ハーフソルトやニンニクで香りづけすれば、人気メニューになること間違いなしです。

安い肉を柔らかくする下ごしらえ3ステップと特製ソースレシピ

安い肉でも、下ごしらえ次第高級肉のような柔らかさに仕上げることができます。

これから紹介する3ステップを丁寧に行うだけで、味も食感も劇的に変わります。

また、美味しくできたローストビーフに欠かせないはソースです。

早速手順を確認していきましょう。

【手順1】フォークで穴を開けて筋切り

ブロック肉全体に、フォークを20〜30か所ほど刺して細かく穴を開けます。

これは筋を断ち切るだけでなく、調味料を内部に染み込ませるためにも重要です。

刺す深さは5mm〜1cm程度で大丈夫です。あまり深く刺しすぎると肉汁が出やすくなるので注意です。

もし筋が目立つ場合は、包丁で軽く格子状に浅く切れ目を入れるとより効果的です。

特にもも肉は筋が多いので、このひと手間で仕上がりの柔らかさが大きく変わります。

【手順2】塩+砂糖でマリネ

筋切りが終わったら、塩と砂糖で簡単にマリネします。

これは「塩で保水」「砂糖でやわらかく」の基本原理です。

分量の目安は以下のとおりです。

牛肉300gに対して:塩 小さじ1 / 砂糖 小さじ1 / オリーブオイル 小さじ2

これをまんべんなくすり込み、ラップまたは保存袋に入れて冷蔵庫で1〜2時間置きます

時間がない場合でも30分ほど寝かせるだけで違いが出ます。

風味づけしたい場合は、以下を一緒に入れるのもおすすめです。

  • にんにく(すりおろし or チューブ少量)
  • ローズマリーやタイムなどのハーブ
  • 粗びき黒こしょう

マリネ後は常温に戻してから調理を始めると、加熱ムラがなくなりやすいです。

【手順3】油でコーティング

マリネが終わった肉の表面を、オリーブオイルまたはサラダ脂で軽くコーティングします。

この工程は「焼き縮み防止」と「肉汁の閉じ込め」のために行います。

フライパンを中火で温め、肉の全体を転がしながら各面30秒〜1分ほど焼き固めます。

目安は「全体が軽く焼き色を帯びた」と思ったらOKです。

この時中まで火を通す必要はありません。

焼いた後は、すぐにアルミホイルで二重に包み、タオルでさらに包んで20〜30分休ませるのがポイントです。

この「休ませ時間」で肉汁が内部に戻り、切った時に溢れ出すようなジューシーさが出ます。

特製ソースレシピで味にバリエーションを持たせよう

ローストビーフをさらに美味しくする「ひと手間」がソースです。

余った肉汁を使うと、旨味がギュッと凝縮されます。

和風バターソース

しょうゆ大さじ2+みりん大さじ2+バター10g+にんにく少々を軽く煮詰めます。

甘辛くコクのある味わいで、ご飯とも相性抜群です。

赤ワインソース

赤ワイン大さじ3+バルサミコ酢大さじ1+砂糖小さじ1を煮詰めます。

とろみが出るまで煮詰めると、酸味と甘みのバランスが絶妙です。

玉ねぎソース

すりおろし玉ねぎ1/4個分+肉汁+しょうゆ大さじ1を煮詰めます。

さっぱりしながらも深みがあり、冷めても美味しいソースです。

下ごしらえの3ステップを守るだけで、スーパーの特売肉でも驚くほど柔らかくジューシーなローストビーフが仕上がります。

時間に余裕があればぜひソースも3種類作ってみてください。

バリエーションがあると色んな味で、楽しい食卓になり話も弾みます。

安い肉でも「高見え」する盛り付けテク

せっかく美味しく作っても、盛り付けが地味だと台無しです。

おしゃれに見えるには色と立体感を意識しましょう。

  • 木製カッティングボードや白皿でコントラストを強調
  • スライスを少しずつずらして重ねる
  • ベビーリーフやプチトマトで彩りを添える
  • ローズマリーや黒こしょうを仕上げに散らす

これだけでも一気に「おうちレストラン」風になります。

照明を少し暖かめにすると、肉の赤がより美しく映えます。

安い肉でも工夫で美味しくローストビーフを味わおう

ローストビーフは高級肉が主役ではなく、火加減と工夫が主役の料理です。

安い肉でも、正しい下ごしらえと温度管理を意識すれば、驚くほど柔らかく仕上がります。

節約しながら贅沢な食卓を作るのは、料理好きにとって最高の達成感です。

ぜひこの冬は、家族や友人が笑顔になる「節約ローストビーフ」に挑戦してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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