
私は、爪がすぐ割れて短くなるの。
爪を早く伸ばす方法ってないのかな?



ネイルを楽しむために、爪を早く伸ばしたいけれど、そんな方法あるのかしら?



爪を伸ばす方法はいくつかありますが、そのなかでも一番簡単なのがシャワーを使うことなんです!
爪を伸ばそうとすると、とても時間がかかってしまいます。
せっかく爪を伸ばしても、途中で爪が割れたり折れたりして、爪が短くなった経験のある方も多いでしょう。
爪を早く伸ばすには、何かしらのネイルケア用品が必要で、手間もかかると思いますよね?
実は、爪を早く伸ばす方法に必要なものは「シャワー」なんです!
この記事では、シャワーを使う方法を含んだ5つの方法と、伸ばした爪をキレイに維持できる4つの秘訣を徹底解説します。
- 爪は何でできているの?
- 爪が割れたり二枚爪になる原因とは?
- 爪を早く伸ばす方法5選
- きれいな爪を維持する秘訣4選
- 爪が伸びにくくなるNG習慣とは?
この記事を読んで、なぜ爪が割れてしまったり二枚爪になったりするのか理由がわかれば、対処の方法や予防を意識するようになるでしょう。
体の内側と外側から習慣を見直すことで、健康的でキレイな爪になれますよ。
どうぞ、最後までお読みください。
爪は何で出来ているの?


そもそも、爪は何からできているかご存じですか?
爪は、皮膚や髪の毛と同じ成分「ケラチン」でできているんです。
そして、爪はただ生えているだけではなく、爪の役割がきちんとあります。
この章では、爪の成分とは何か、爪の役割を解説していきます。
爪の成分



爪って硬いから、カルシウムでできているんじゃないのかしら?
爪は、皮膚や髪の毛と同じ「ケラチン」という、たんぱく質の一種でできています。
ケラチンには、アミノ酸の一つであるシスチンが多く含まれている「硬ケラチン」からできているので、硬い爪ができるのです。
爪に柔軟性があるのは、水分や脂質が含まれているからです。
爪は、1枚でできているのではなく、皮膚の角質が変化し複数の層からできています。
爪の根元にある爪母(そうぼ)という部分で、新しい爪が作られ、皮膚の爪床の上を押し出されるように伸びていきます。
爪母で生まれた爪の細胞は、生まれてすぐに細胞としての活動がなくなり、私たちがいつも目にする爪になっているのです。


爪は生まれてから切られるまで約6か月ほどかかり、1日に約0.1mm伸びるといわれています。
季節や年齢、手指を使う頻度によって、この伸びるスピードは変わります。
成長を促すには、爪は細胞の一つなので基本的に新陳代謝を上げることが必要です。
さらに健康的な爪にするためには、「たんぱく質」を多く摂りましょう。
爪の役割
爪には、「物をつかむ」ための補助をする機能と指先に力を加えるいう役割があります。
実は、指の骨は指先までありません。
そのため、物をつかむには、指先が硬くないと支えがなく上手くつかめないので、爪がその補助をしています。
爪があるおかげで、指先に力を加えて物をつかんだり、手すりや杖につかまったりすることができるのです。
爪が割れたり二枚爪になったりする原因とは?


爪が伸びない原因は、爪が割れてしまう・二枚爪になってしまうということが多いのではないでしょうか?
爪が割れたり、二枚爪になったりするのには、いくつかの原因があります。
この章では、「爪が割れる」「二枚爪になる」原因について解説していきます。
爪切りや爪やすりを誤った使い方をしている
爪は1枚のように見えますが、爪はピンク色の部分とくっついている腹爪(ふくそう)、中爪(ちゅうそう)、表面の背爪(はいそう)の3層構造でできています。
爪切りや爪やすりの使い方を誤ると、これらの層が大きなダメージを受けるのです。
爪切りは、バチンバチンと爪を垂直に押すように切ります。
爪切りで切ると自然な爪のカーブが平らになるくらい、爪に強い圧がかかり割れやすくなってしまうのです。
次のことに注意しながら爪を整えてみてください。
- 長い爪を短くするときは、爪が柔らかくなっているお風呂上りがオススメ。
- 爪が柔らかい状態のときに一度爪切りである程度短くして、爪やすりで整える。
- 爪やすりは、往復して使ったり強い力でこすったりしない。
- 爪やすりの目の粗い面で長さを整えてから、目の細かい面で表面を滑らかにする。
- 爪やすりは「常に一定の方向に動かす」ことがきれいにできるコツ。
- 利き手と反対の手をやるときは、やすりを動かすより爪を動かすとよりきれいに仕上がる。
爪が乾燥している
爪の乾燥も爪の割れや二枚爪の大きな原因になります。
爪は、皮膚や髪の毛と同じ「ケラチン」でできているのです。
お肌や髪の毛が乾燥するとダメージを受け、カサついたりパサパサしたりしますよね。
それと同じで爪も乾燥すると、割れや二枚爪になります。
乾燥は、健康な爪の大敵です。
ハンドクリームやネイルオイルを塗って、保湿をして爪に水分と油分を与えて乾燥対策をしましょう。
爪に負荷をかけている
意外と多い原因が「爪に負荷をかけている」ことです。
次のような行動をしていないかチェックしてみましょう。
- パソコンのタイピング
- 缶のプルリングを開ける
- 箱などを開ける
- ジェルネイルを長期間つけっぱなしにしている
- 爪の先で小さいものをつまむ
このような行動が爪に負荷がかかり、爪の割れや二枚爪の原因になります。
パソコンを使うときや何かをつまむときは爪の先ではなく、指の腹を使うようにして爪への負担を減らしましょう。
爪を早く伸ばす方法5選





爪を早く伸ばす方法ってあるのかな?



実は、爪を早く伸ばす方法の一つにシャワーを使うという方法があるんですよ!



シャワーを使うことで伸びるの?詳しく教えてください!
この章では、シャワーを使う以外にも爪を早く伸ばす方法がありますので、ひとつずつ解説していきます。
シャワーを使う
爪を早く伸ばす具体的な方法は、シャワーを爪の付け根に当てるだけです。
シャワーの温度は、ぬるま湯(32度から36度)がおすすめ。
冷たいシャワーだと血行をよくすることができず、代謝が上がりません。
またシャワーが熱すぎると、爪が乾燥する原因になってしまうので、ぬるま湯がベストなのです。
爪への刺激の程度を考えると、シャワーくらいの刺激が強すぎず弱すぎない適度な刺激なので、シャワーを使うと爪の伸びが早くなります。
美容液を使う
美容液を使うと保湿はできますが、爪に必要な栄養素を補うことはできません。
爪に栄養素を補いたいときは、爪専用の美容液を使うことがおすすめです。
爪専用の美容液には、爪に必要な栄養素やきれいな状態を維持するための栄養素が含まれています。
1日に1回から2回を目安に塗りましょう。
爪にいい栄養をしっかり摂る
爪の成長には、体の中から栄養素を補うことも必要です。
バランスの良い食事をとって栄養素をしっかり補いましょう。
爪は、おもにたんぱく質でできています。
たんぱく質は単体で動かず、ほかの栄養素にサポートされて、体内に吸収され働くことができるのです。
ほかの栄養素というのが、ビタミンB2とビタミンB6です。
爪の成長を促すためには、爪のもとであるたんぱく質とサポート役のビタミンB2やビタミンB6を意識して摂るようにしましょう。
たんぱく質が多く含まれている食品は、以下の食品です。
- 肉(鶏むね肉・牛肉の赤身・豚肉)
- 魚(まぐろ・さけ・いわし)
- 乳製品(ヨーグルト・チーズ)
- 大豆食品(豆腐・納豆)など
つづいて、ビタミンB2が多く含まれているのは、以下の食品です。
- 牛乳やチーズ
- うなぎ
- 牛や豚のレバー
- 納豆 など
つづいて、ビタミンB6が多く含まれているのは、以下の食品です。
- 牛レバー
- かつお・まぐろ
- さつまいも
- バナナ など
また、体内に毒素が溜まっていると、爪の成長のための栄養素が解毒に使われてしまいます。
そのため、デトックスも同時に行いましょう。
毒素の排出には、水を飲み排尿することでできます。
食事で栄養バランスを摂るのが大変と感じるときには、1時間に1回は水を飲むことを習慣にしてみましょう。
体の冷えを改善する
爪を早く伸ばすためには、体の冷えを改善しましょう。
体が冷えていると爪の先まで、必要な水分、栄養素、酸素を行き渡らせることができないため、体を温める必要があります。



そういえば、体が冷えていると手先が冷たく感じますね。



それは、血行が悪くなって体の末端まで必要な酸素が十分に届いていない状態だから起きているんですよ。
まずは、体を温めましょう。
太い血管が通っている首・手首・足首の3か所を重点的に温めると基礎代謝が上がり、体が冷えにくくなります。
温め方は、とても簡単です。
- ホットタオルを首・手首・足首にあて温める
- お湯を張った洗面器に手首や足首を浸けて温める
また、指先は血管が細く血流が滞りやすい場所なので、爪周りのマッサージをして血流を良くします。
次のマッサージをやってみるといいですよ。
- 爪の横の皮膚を優しくつまみ、指先に向かってプッシュする。
- 爪周りにはツボがたくさんあるので、痛気持ちいい部分を見つける。
- そこを20〜30秒ほどプッシュすると適度な刺激を与えられ血行が良くなる。
体の冷えを改善することで、爪を早く伸ばすために必要な水分や栄養素、酸素を爪まで届けることができ、爪の伸びが早くすることができます。
睡眠をしっかり取る
きれいなお肌を保つために睡眠が欠かせないといいますよね。
爪の成長にも十分な睡眠が必要です。
睡眠は、疲労を回復したり傷ついた細胞の修復や成長を促したりする働きがあります。
睡眠不足になると爪の修復や成長が滞るので、十分な睡眠を取るようにしましょう。
十分な睡眠時間は、年齢や環境によって異なりますが、以下の時間を目安にしてみてください。
- 小学生 9~12時間
- 中学・高校生 8~10時間
- 成人 6時間以上
- 65歳以上 8時間以上にならないこと
引用元:厚生労働省
また、睡眠時間だけではなく「睡眠の質」も意識してみましょう。
たとえば、寝る直前までスマホを見ていると、交感神経が活性化され眠りが浅くなります。
就寝時間の1時間前までに照明を落とし、テレビやスマホで視覚を刺激しない、ぬるめのお湯で入浴するなどをすると睡眠の質が高められるでしょう。
爪の成長を促すためには、十分な睡眠を取ることが大切です。
きれいな爪を維持する4つの秘訣


せっかくきれいに伸ばした爪を割れや二枚爪の状態に戻したくないですよね。
きれいな爪を維持するには、4つの秘訣があります。
この章では、きれいな爪を維持する秘訣を解説していきます。
爪や手を保湿する
季節に関係なくハンドクリームをこまめに塗って爪が乾燥しないようにしましょう。
爪に良い成分である「ケラチン」が配合されているハンドクリームを選ぶといいですよ。
爪周りのささくれなどが気になるときは、爪や爪周り専用のネイルオイルを使うのもおすすめです。
ネイルオイルで爪周りを保湿したあとに、ハンドクリームで手指全体を保湿すると保湿力が高まります。
ストレスを溜めない
ストレスは毛細血管が収縮することで、体のさまざまなところに不調が起こります。
もちろん、爪にも関係していて、ストレスによって爪が伸びにくくなります。
ストレス発散をすることも爪を早く伸ばし、きれいな爪を維持する方法です。
たとえば、運動やお風呂に入ることは、体の血流を良くして代謝が上がるので、ストレス解消に良い効果が期待できるでしょう。
日常生活の中で上手にストレスを発散して、きれいな爪を維持できるように心がけてくださいね。
水仕事のときはゴム手袋を着用する
毎日の水仕事は、爪に大きなダメージを与えるので注意しましょう。
特に食器用洗剤は、油汚れや頑固な汚れを落とします。
それと同時に素手で洗っていると手や指の潤いも一緒に洗い流してしまうので、面倒でもゴム手袋をつけましょう。
ゴム手袋は、薄手のタイプや裏起毛で手に張り付きにくいものなど、さまざまなタイプが売られています。
自分にとって使いやすいものを選び、水仕事のときは手袋を着用するように心がけましょう。
水をこまめに飲む
ネイルオイルやハンドクリームで保湿するのは、外からの保湿ですよね。
もちろん、内側からも保湿をすることが大切です。
内側への保湿は、「水分補給」をしましょう。
水を飲む量は、人それぞれですが、だいたい1日1.5リットル〜2リットルは飲むようにします。
水分補給には、水以外の飲み物をたくさん飲むのはおすすめできません。
特にお茶やコーヒーには利尿作用もあるので、せっかく取った水分が排出されてしまいます。
適切な量の水分を意識して取ることで、体の内側からの保湿も心がけてくださいね。
爪が伸びにくくなるNG習慣とは?


せっかく爪が伸びやすくなる条件が揃っているのに、NG習慣をしてしまうと爪が伸びにくくなります。
この章では、爪が伸びにくくなるNG習慣を解説していきます。
無意識にやっていないかチェックして、改善しましょう。
爪を嚙んでしまう
物事に集中したとき、イライラしたとき、ついつい爪を噛んでしまっていませんか?
爪を噛むことによって爪が短くなるだけではなく、表面がギザギザになる、縦線や横線が爪の表面に入る、色素沈着するなどの変形が起こります。
さらに爪の周囲の皮膚が荒れて細菌感染を起こすリスクもあるので、爪を噛む癖がある人は、治すようにしましょう。
食生活が偏っている
栄養が不足していると、爪が伸びるのが遅くなります。
ジャンクフードやお菓子を食事のかわりにして、たくさん食べてしまうといった偏った食生活をしていませんか?
偏った食生活は、爪に必要な栄養素が行き渡らず、爪の割れや二枚爪の原因になるので注意しましょう。
爪にダメージを与えすぎている
爪に適度な刺激を与えるのは、爪を伸ばすのに役立ちますが、「パソコンのキーボードを爪で叩く」「爪で物をつまむ」など直接、爪に負担がかかる行動は、爪の伸びにもきれいな状態を維持するにもNGです。
指の腹を意識して使いましょう。
爪を道具にしないで優しく扱い、爪以外の適切な道具と方法を使うことで、きれいな爪を維持することができます。
爪を早く伸ばす方法できれいに爪を伸ばして美しい手を目指そう!
この記事では、爪を早く伸ばす5つの方法と伸ばした爪をキレイに維持できる秘訣を紹介しました。
まず、爪は何で出来ていて、なぜ爪があるのかを解説しました。
- 爪は皮膚や髪の毛と同じ「ケラチン」というたんぱく質の一種でできている
- 爪は皮膚の角質が変化し、爪の根元にある爪母という部分で新しい爪が作られ押し出される
- 爪の役割は「物をつかむ」ための補助機能である
- 物をつかむためには、指先が硬くないと支えがなくつかむことができないので爪が存在している
爪は生まれてから切られるまで約6カ月といわれており、伸びるスピードは季節や年齢、手指の使う頻度によって異なります。
指の骨は指先まで届いていないので、そのかわりに爪が存在しているのです。
爪のおかげで、物をつかんだり、手すりや杖につかまったりすることができます。
次に、爪が割れたり二枚爪になったりする原因を解説しました。
- 爪切りや爪やすりの誤った使い方をしている
- 爪が乾燥している
- 爪に負荷をかけている
爪切りや爪やすりの誤った使い方が、爪が割れたり二枚爪になったりする大きな原因として、挙げられます。
爪は、皮膚や髪の毛と同じ「ケラチン」という成分でできているので、乾燥が大敵です。
乾燥するとダメージを受け、もろくなり割れたり二枚爪になったりします。
また、意外と多いのが爪を道具にしてしまうことです。
パソコンのタイピングや小さいものをつまむときに爪の先を使っていませんか?
こういった行動を日常的に行うと爪に負荷がかかり、爪が割れたり二枚爪になっていきます。
次に爪を早く伸ばす方法を5つ解説しました。
- シャワーを使う
- 美容液を使う
- 爪に良い栄養をしっかり摂る
- 体の冷えを改善する
- 睡眠をしっかり取る
誰にでも簡単にできるのが、シャワーを使って根元に「刺激を与える」ことです。
刺激の程度がシャワーだと弱すぎず強すぎず、ちょうど良いです。
また体を温めることで、血行が良くなり代謝も良くなり、伸びが早くなります。
爪に良い栄養素である「たんぱく質」「ビタミンB2」「ビタミンB6」を多く含まれている食品を取ることで体の中から爪の成長を促しましょう。
次に伸ばした爪をキレイに維持する秘訣を4つ解説しました。
- 爪や手を保湿する
- ストレスを溜めない
- 水仕事のときは手袋を着用する
- 水をこまめに飲む
爪の大敵は、乾燥です。
ネイルオイルとハンドクリームをこまめに塗って保湿すると、割れや二枚爪になることを防ぐことができます。
体の様々な部分に不調がでるのは、ストレスによって毛細血管が収縮するからです。
そのストレスによって爪が伸びにくくなり、割れや二枚爪の原因にもなるので、ストレスを発散しましょう。
次に爪が伸びにくくなるNG習慣を解説しました。
- 爪を噛んでしまう
- 食生活が偏っている
- 爪にダメージを与えすぎている
仕事に集中しているとき、イライラしたとき、ついつい爪を噛んでしまう人も多いですよね。
これは、成長している爪の細胞を無理矢理、折ってしまうので噛み癖は治しましょう。
自分で治せないときは、専門の病院で診てもらうことができます。
皮膚科を受診し、爪や皮膚にできた傷の治療を受けるのが一般的です。
心理的要因で爪を噛んでしまうときは、専門的な治療のために心療内科や精神科を紹介されることもあります。
小さなお子さんの場合は、小児科でも相談することができますよ。
爪をキレイに伸ばして美しい手元を目指しましょうね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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