突然のゲリラ豪雨を見逃さない!気象庁公式と人気天気アプリを徹底比較

読者様

先日ゲリラ豪雨でびしょ濡れになりました……。事前にゲリラ豪雨が分かればいいのですが。

突然のゲリラ豪雨に遭って全身が濡れてしまうのは避けたいですよね。

そんな時に役立つのが、外出前や出先でも手軽にお天気の確認ができるスマホの天気アプリです。

この記事では、ゲリラ豪雨対策にぴったりな「気象庁公式アプリ」や便利な民間の天気アプリをご紹介します。

この記事を読んで分かること
  • ゲリラ豪雨の特徴や原因
  • 気象庁の公式サイト・公式アプリやメールサービスをご紹介
  • 民間の天気アプリを5つご紹介
  • 天気アプリを便利に使うコツ

自分の生活にマッチした天気アプリをダウンロードすれば、突然の大雨やゲリラ豪雨が降る前に対策ができます。

ぜひ最後までお読みください。

目次

ゲリラ豪雨とは?突然の雨の正体を知ろう

ゲリラ豪雨や突然の大雨に備えるためには、まず特徴や原因を知っておきましょう。

ここからは、ゲリラ豪雨と線状降水帯について解説していきます。

ゲリラ豪雨の特徴と原因

ゲリラ豪雨は、局地的に短時間で降る大雨が特徴です。

正式な気象用語ではなく、局地的大雨または集中豪雨のことを一般的にゲリラ豪雨と呼ぶようになりました

ゲリラ豪雨発生のメカニズム
  • 積乱雲が短時間で急激に発達したことによる豪雨
  • 温帯低気圧が熱帯低気圧なみに発達したことによる豪雨

近年、世界中で気温が上昇していることから地面の温度、海水温も上昇して積乱雲が急激に発生しやすい環境となっています。

出典:気象庁より

急激に雲が発達し雨を降らせるため、前もって正確に予測することが難しい天気だと言われています。

線状降水帯との違い

線状降水帯とゲリラ豪雨の違いは、雨を降らせる範囲の広さが異なります。

ゲリラ豪雨積乱雲の広がりは、数kmから十数km
線状降水帯積乱雲の広がりは、長さ50kmから300km、幅20から50km

線状降水帯も、ゲリラ豪雨と同様に前もって予測することが難しい天気です。

線状降水帯は、ゲリラ豪雨よりも広範囲で、雨雲が停滞し大雨を降らせるため災害級の大雨となる危険もあります。

気象庁の情報はどこで見られる?

気象庁の情報は、テレビ放送だけではありません。

公式のホームページや公式SNS、公式アプリ、メールサービスなどから情報を得ることができます。

ここからは、気象庁の公式アプリとメールサービスについて紹介します。

一度設定しておけば、緊急時も気象庁からスマホに速報が届き安心です。

気象庁公式アプリ「デジタルアメダス」

気象庁の公式アプリは、アメダスや衛星データを解析した気象庁データから情報を発信する「デジタルアメダス」があります。

デジタルアメダスの主な機能は以下の9点です。

地点選択気象データを確認したい地点を選択ができる
気象データ地点の気象データを確認ができる(位置情報へのアクセスを許可にする必要がある)
予測データ明日までの天気・気温・降水量を確認ができる
週間天気は、アプリ内リンクから公式ホームページを参照すれば確認ができる
過去データ気温・降水量・日照時間について推移をグラフで確認ができる
積算データ気温・降水量・日照時間・積雪量の積算データを確認ができる
地点登録・管理気象データを確認したい地点を登録・削除・編集ができる、15地点登録可能
アラート通知現在地や登録地点に発表された情報通知を設定ができる
海洋データ海水温・海流・波浪のデータを閲覧ができる
ご意見・ご要望アプリに対する意見はこちら

気象庁データをシンプルに分かりやすくまとめたアプリになっています。

ダウンロードをしたら自分の住まいや、よく行く場所を地点登録してみましょう。

いち早く緊急速報など情報を得られるようにアラート通知設定をおすすめします。

防災状況提供サービス(メール)

地方自治体から発信される防災情報提供サービスがあります。

気象情報だけでなく、地震など防災に関わる緊急性のある情報をメール受信します。

各自治体のホームページから登録用のURLにアクセスすると簡単に登録することができます。

一度自分の住んでいる自治体の対応を確認してみましょう。

ゲリラ豪雨対策におすすめの民間アプリ5選

1993年に気象業務法が改正されてから、民間気象会社が天気予報を自由に発表できるようになりました。

お天気アプリでは、各会社独自の天気予報に加えて発信内容にも特色があります。

ここからは、民間のお天気アプリ5選を解説します

民間のお天気アプリ5選
  • Yahoo!天気
  • tenki.jp(日本気象協会)
  • アメミル
  • ウェザーニュース
  • 3D雨雲ウォッチ
  • アプリの

自分が欲しい情報が得られるのか、使い勝手など参考にしてみて下さい。

①Yahoo!天気

Yahoo!天気は、累計6600万ダウンロードされる人気のアプリです。

全ての情報を無料で利用できます。

Yahoo!天気の主な機能
  • 天気予報:17日間の天気予報、1時間ごとの詳細な予報、現在地の気象状況など
  • 雨雲レーダー:気象庁の気象レーダーのデータを活用した予測マップ、最大15時間先までわかる
  • プッシュ通知:防災情報を配信、必要な通知だけを選択できる
  • 今日の服装指数:メンズ、レディース、キッズそれぞれ複数のコーディネート画像を表示
  • みんなの天気:リアルタイムな天気情報を投稿によって作成
  • 天気・防災情報:花粉や熱中症、黄砂、交通情報など

天気予報だけではなく、雨雲レーダーや生活に必要な情報を無料で見ることができます。

料金を気にせずに、情報をしっかり得たい人におすすめです。

②tenki.jp(日本気象協会)

日本気象協会公式の天気予報専門アプリです。

基本利用料は無料となっています。

天気予報を見るだけでお得なポイントがもらえるプランや、月額180円のサブスクプランもあります。

tenki.jpの主な機能
  • 天気予報:今日・明日・明後日の天気を1時間単位、4日目から14日間分の天気を6時間単位で確認できる
  • 雨雲レーダー:48時間先までの雨雲レーダーを無料で確認できる
  • お役立ち情報:服装、洗濯、お出かけ、星空、傘、紫外線、洗車、睡眠などの生活指数予報をカスタマイズ
  • 地震情報:全国の最新21件地震情報を確認できる
  • 読み物:天気に関するコラムやニュースを配信
  • 日直予報士:天気予報士が天気や防災について解説
  • 天気図

サブスクプランに登録すると、広告の非表示や地点登録が20か所可能になり、雨雲接近の通知が設定できます。

ポイントサービスは、貯めたポイントを電子マネーやコンビニでスイーツに交換ができるサービスです。

お天気を見るだけではなく、ポイントをためることでも楽しめそうですね。

③アメミル

アメミルは、リアルタイムの降雨情報をARとAIで表現するアプリです。

雨雲の接近をAIが伝え、カメラを通してリアルな映像(AR)として確認できます。

基本利用料は、無料です。

月額250円の会員登録をすると、36時間の雨量予測(マップ表示)と15時間先の雨量予測(AI解説、グラフ表示)、GPS追従モードが利用できます。

アメミルの主な機能
  • 降雨情報:マップで表示する「雨マップ」、ARで3D表示する「ARモード」、上空から見れる「サテライトアイ」の3つのモードがある
  • キキクル通知:登録地点または現在地に大雨や災害発生の危険を通知できる
  • 音声通知:雨通知を音声とレーダー動画によりプッシュ通知できる
  • ARモード:周囲10kmの降雨情報、雨雲と雨、水たまりにできる波紋をアニメーションで合成
  • アップルウォッチと連携ができる

アメミルの特徴は、今降っている雨量を画面を通して感じることができるARモードです。

実際に使用してみると、自宅の中に雨が降っているようなイメージ映像が確認できます。

今の天気を知ることに特化しているため、ほかのアプリと掛け合わせての利用をおすすめします。

④ウェザーニュース

ウェザーニュースは、1.3万か所の気象観測網と独自の気象予測で精度の高い気象情報を配信しています。

基本使用料は、無料プランでも充実したサービスを利用できます。

ウェザーニュースの主な機能
  • 天気予報:1時間毎のピンポイント天気、今日明日の天気、週間天気予報など
  • 5分天気予報:1時間先までの天気を5分おきに予測
  • 雨雲レーダー:接近中から1時間先は5分ごとにアニメーション表示がされる
  • 緊急情報:台風、地震、津波情報をマップ表示、警戒エリアを把握できる
  • お天気ニュース:毎日20本以上を配信、緊急時はライブ配信される
  • 季節、天体、健康の情報が確認できる
  • ライブカメラが見れる

有料プランは、3種類あります。

月額360円雨雲や落雷レーダー、ゲリラ豪雨レーダーなど10分から1時間おきの配信で確認できる
月額680円パソコン向けの専用プラン、高速で専門的な気象情報が見れる
月額480円ファミリープラン、5名まで天気情報の共有ができる

有料プランになるとゲリラ豪雨など大雨の情報がより詳細に知ることができます。

パソコン向けの有料プランは、さらに専門的な内容で天気予報の発信がされています。

ファミリープランに加入すれば離れた家族とも情報共有が可能です。

自分が必要としている情報があれば、有料プランを検討してみるもの良いですね。

⑤3D雨雲ウォッチ

3D雨雲ウォッチは、世界最先端の「フェーズドアレイ気象レーダー」を活用して気象観測をしています。

フェーズドアレイ気象レーダーは、高速スキャン機能を駆使して短時間で変化する気象をキャッチすることができる最新の気象レーダーです。

今まで予測が難しかったゲリラ豪雨の前触れをキャッチし、リアルタイムに危険を通知できるアプリとなっています。

利用料金は、無料です。

3D雨雲ウォッチの主な機能
  • 雨雲やゲリラ豪雨を3Dで表現:雨雲の発達をリアルに感じやすく、豪雨からの回避行動につながる
  • プッシュ通知:ゲリラ豪雨10分前予測の通知
  • 天気予報:今日、明日の天気が確認できる

フェーズドアレイ気象レーダーは、日本に6機(吹田、神戸、沖縄、千葉、つくば、埼玉)しかありません。

全国のゲリラ豪雨や天気の変化には対応ができないのが現状となっています。

ゲリラ豪雨に強く、画期的なアプリであるため今後の発展に注目がされています。

天気アプリをもっと便利に使うコツ

お天気アプリを便利に使うためのコツは、通知機能の設定と地域の設定にあります。

ここからは、通知機能を設定するポイントと具体的な使い方と地域設定のポイントをお伝えします。

ポイントを確認した後は、ご自分の地域設定、通知設定をしてみましょう。

通知機能を生活リズムに合わせて設定する

お天気アプリは、自分が使いやすいようにカスタマイズができます。

特に通知設定と地域の設定をすると急な天気な変化にも気づくことができるでしょう。

通知は、ウィジェット表示ができればさらに実用的です。

アプリを開かずに通知部分に天気予報が書かれているため手間が省けます。

ウィジェット表示を設定するタイミング
  • 朝の登校や出勤前に通知を設定する
  • 洗濯を干すタイミングに設定しすると天気を確認できる

通知設定を上手に使って、雨に濡れないようにしたいですね。

アプリの“地域設定”を複数活用しよう

地域設定は、地域設定を自宅や会社など、よく行く地域を設定しておくと良いでしょう。

現地で雨や災害に見舞われても素早く行動ができます。

また、お出かけ前に行く先の地域を設定しておくと安心です。

旅行前など、遠方に行く時も安心して活用できるでしょう。

気象庁情報やアプリで最新情報を確認してゲリラ豪雨から身を守ろう

この記事では、ゲリラ豪雨に備えるための気象庁サイトやアプリ、信頼できる民間のお天気アプリ5選を紹介しました。

まず、ゲリラ豪雨について簡単に説明をしました。

ゲリラ豪雨発生のメカニズム
  • 積乱雲が短時間で急激に発達したことによる豪雨
  • 温帯低気圧が熱帯低気圧なみに発達したことによる豪雨

ゲリラ豪雨は、正式名称ではなく、局地的大雨や集中豪雨のことを呼びます。

気象庁のアプリには、「デジタルアメダス」があります。

デジタルアメダスは、天気予報と通知設定でシンプルに分かりやすく使うことができます。

民間の天気アプリを、5か所ご紹介しました。

Yahoo!天気:すべての機能が無料で使える
tenki.jp(日本気象協会):電子マネーを集める機能もあり天気だけでなくアプリを楽しめる
アメミル:AR機能があり、今降っている雨量を室内でも体感できる機能がある
ウェザーニュース:機能が豊富にある
3D雨雲ウォッチ:ゲリラ豪雨に特化、特別なレーダーを使用

自分の知りたい情報が分かるアプリを選択して使ってみましょう。

アプリには、便利な機能が多く入っています。

すべてを使いこなすのは大変ですが、通知を設定しリアルタイムで情報が確認ができるようにしておきましょう。

通知設定をするおすすめのタイミングは以下の時間帯です。

信頼できるお天気アプリを見つけてみましょう。

雨予報の日には、雨具を持参してゲリラ豪雨にも対応できればお出かけも安心ですね。

ゲリラ豪雨の原因を図解付きでさらに詳しく解説しています。

こちらの記事もご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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