ろうそく芯の作り方|代わりになるもの5選紹介!100均で簡単ろうそく作り方【画像あり】

読者

ろうそくを作りたいけど、芯は代用できないでしょうか?

筆者

家にあるものでちゃんと加工すれば代用できます。

ろうそくを手作りしたいけど、芯は何を使えばいいか悩んでいませんか?

この記事では、ろうそくの芯の代わりになるものを5つ紹介しています。

ろうそくがつかなくて、困っているときに使える復活方法も。

ろうそく作り初心者の筆者が、100均材料を使って行った様子を画像付きで載せています。

ろうそく作りに興味がある方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事でわかること

・ろうそく芯の代わり おすすめ5選

・つかなくなったろうそくの復活方法

・芯が違う 和ろうそくと洋ろうそく

・100均材料で簡単ろうそく作り

・ろうそく使用時の注意点

目次

ろうそく芯の代わりになるもの

ろうそくの火が燃え続けるのは、状態の良い芯があるからです。

芯がうまく機能しないと、火がつかない、消えるということが起きてしまいます。

正しい芯の状態と、使えない芯を復活させる方法をお教えします。

なぜ芯が必要なのか

筆者

きれいな火が長く楽しめるのは芯があるからです。

ろうそくがどうして燃え続けるのか、疑問に思ったことはありませんか。

ろうそくは芯に火がついて、ろうが気体になって燃えています。

なので、芯がしっかり燃える素材や状態でないとうまく燃え続けられません。

このポイントをおさえておけば、ろうそく芯を手作りする時にも役に立ちます。

詳しく知りたい方はこちらを見てみて下さい。

芯の代わりになるもの5つ紹介

読者

芯だけは売っているみたいだけど、量が多すぎます。


芯だけでも購入することは可能ですが、

量が多かったり、オンラインでは送料がかかって少し抵抗がある方がいるかもしれません。

そんな時は、家にあるものや手軽に買えるもので代用しましょう。

  • タコ糸
  • つまようじ
  • マドラー(木製の棒)
  • ティッシュ
  • 和紙

火の明るさが異なるので、雰囲気によって変えてみるのがおすすめです。

つかないろうそく芯の復活方法

ろうそくの火がつく仕組みは説明しましたが、なぜつかなくなってしまうのでしょうか。

大きな原因は2つです。

  • 芯が短くなっている
  • 芯が埋もれてしまっている

ろうそくにとって重要な芯を復活させれば、もう一度使えるようになります。

簡単な芯の復活方法です。

STEP
芯の周りを溶かす

短かったり、埋もれたりしている芯の周りをチャッカマンで熱します。

STEP
溶けたろうを捨てる

溶けたろうを紙皿やアルミホイルの上に捨てていきます。

STEP
何度か繰り返す

STEP1とSTEP2を芯に火がつくまで繰り返します。

STEP
火が消えなくなれば完了

何度か繰り返し、火が燃え続けるようになれば復活です。

こちらの動画ではキャンドルアーティストの方が丁寧に説明しています。

引用:YouTube キャンドルの芯が埋もれた時の直し方・防ぐ方法(Winntz)

おすすめ芯5選

ここからは芯の代わりになるものを紹介します。

おすすめのもの5選と作り方、100均で売っていたり、家にあるもので代用できます。

使いやすいタコ糸

タコ糸なら、ご家庭にはあるのではないでしょうか。

扱いやすく、コスパが一番いいのはこれです。

ワックスを浸透させて、乾かすだけですぐに使えます。

100均で売っているタコ糸

つまようじ

つまようじは1本でも、2~3本束ねても使えます。複数本のほうが、火は大きくなります。

タコ糸と同様に、ワックスを浸透させて乾燥させてから使用します。

火が安定するまで、何回か点火して使用してください。

マドラー(木製の棒)

マドラーを使った木製芯にすると、少しおしゃれ感を演出できます。

オリーブオイルに浸して作ってみました。

火は小さいですが、長く燃え続けてくれます。

手作りした木芯ろうそく

市販のウッドウィックキャンドルはパチパチという音が出るようです。

引用:YouTube(WoodWick)

今回手作りした木芯では音が出ませんでした。

パチパチと聞こえる音は焚火の火を連想させてくれて、少しアウトドア気分にさせてくれるそうです。

タコ糸よりも火が大きくなるので、使用する際には注意が必要です。燃焼時間は短めになります。

本格的な木芯作りに挑戦してみたい方は専用のものを購入して、作成したほうがいいでしょう。


こちらでキャンドルアーティストの方が作り方を紹介しています。

ティッシュ

ワックスに浸透させずにすぐに使えるので、非常時にも役に立ちます。

ちぎれない程度に指でねじって、こよりを作ります。

そのまま溶かしたろうに入れて、使用します。

和紙

昔からある、和ろうそくには和紙が芯に使われているそうです。

ティッシュ同様にこよりにして使用します。普通紙よりもゆっくり燃えます。

5つのおすすめ芯を紹介しました。

手間コスト火の大きさ燃焼時間
タコ糸ろうで加工
つまようじろうで加工中~短
マドラー(木製の棒)オイル又はろうで加工中~短
ティッシュ、和紙なし△、×

雰囲気や状況に応じて、自分が作りやすい芯を選んで下さい。

芯が違う!?和ろうそくと洋ろうそく

引用:和ろうそく製造本舗 磯部ろうそく店サイト https://www.isobe-r.jp/products2
筆者

芯の作り方が分かったところで、少しろうそくのことを深掘りしてみます。

芯の違いに注目して、和ろうそくと洋ろうそくのことを少し説明します。

和ろうそくと洋ろうそくの誕生

ろうそくの誕生は古代エジプトと言われています。その後、中国に伝わり、遣唐使が日本に持ち込みました。

その時のろうそくは、蜜蝋で作られたものでしたが、日本では独自に木蝋やハゼの実で作る技術が発達し、和ろうそくが誕生しました。

一方、洋ろうそくは植物油や動物油が使われていましたが、1850年にパラフィンの抽出が可能になりました。

これにより、安価で質の高いろうそくが大量に生産できるようになりました。

こちらを参考にしました

和ろうそくと洋ろうそくの違いは?

ろうそく本体の材料が異なる和ろうそくと洋ろうそくですが、

芯にも大きな違いがあります。

洋ろうそくの芯は葦やパピルス(植物由来)、木綿糸を使用していました。

火をつけていると燃える部分が大きくなり、それに伴って火も大きくなるので、芯切りハサミを使う必要がありました。

これが、1820年に発明された木綿を三つ編み状にした芯によって、改良され、芯を切る必要がなくなりました。

現在でも、ほとんどの洋ろうそくの芯はこの時に発明されたものになっています。

一方、和ろうそくの芯は棒に和紙を巻き付け、その上にイグサの茎(畳にも使われる)を巻いたものです。

和ろうそくの芯の方が太いので、火は大きく、揺らぎも大きくなります。

本体材料芯材料使用場面
和ろうそく木ろう、ハゼの実(植物性) 芯は棒+和紙+い草の茎(畳と同じ)日本の伝統的な行事やお葬式
洋ろうそくパラフィン(石油)木綿世界的に普及し、様々な場面で使用される
こちらを参考にしています。

初心者でも100均材料で簡単ろうそく作り

ろうそくは簡単に家で作ることができます。

100均で材料を揃えるなら、見つけにくい材料がどこのコーナーに売っているのかを書いています。

初心者の筆者が、1時間で3種類のろうそく作りをしたので、ぜひ参考にしてみて下さい。

ろうそく材料は100均で買える

読者

ろうそくの材料はどこで買えますか?

筆者

100均で材料が買えるのですぐにできますよ。

ろうそくの芯が作れることがわかったので、ここでは簡単なろうそくの作り方を画像付きで説明します。

3種類の作り方を紹介します。

①色つきろうそく(雪の結晶)

②好きな形のろうそく(お花)

③香り付きろうそく(小瓶)

材料のリストです。

  • ろうそく
  • 芯(タコ糸、つまようじ等)
  • クレヨン
  • 香水
  • 紙コップ
  • 割りばし
  • 空き瓶
  • シリコン型※1
  • シーリングワックス※2

製菓用のシリコン型※1は大きなものが多かったので、UVレジン対応のシリコン型を使ってみました。

UVレジン対応の型は種類が豊富で、小さいものが多いく、アレンジするのに使いやすいです。

溶けないか心配でしたが、変形することなく使用できました。

ろうは液体で57~60度、通常のシリコンの耐熱性は150度くらいです。

不安な方は、製菓用の耐熱性のあるものを使用してください。

シーリングワックス※2とは、手紙の封を閉じるのに使用するろうです。

材質がパラフィンワックスだったので、ろうそく作りにも使えると思い、使用してみました。

点火時、ろうと一緒に溶けませんでした。色味を簡単にプラスしたい方は使ってみて下さい。

実際に使った用具はこちら。

多少ろうが残るので、気になる方はろうそく作り用のものを用意したほうがいいかもしれません。

  • 湯専用ボウル
  • ヘラ

材料は見つけにくいものもあったので、いくつか売り場もお教えしておきます。

ろうそくはレジの近くのライターなどが並んでいるところ

空き瓶は食器類、タコ糸は料理器具の近く。

一番小さいものを購入、他は家にあった瓶

シリコン型は製菓用品、UVレジン用のシリコン型はクラフト系の棚にありました。

※お店によって売り場は異なりますので、わからない場合は店員さんに聞いてみてください。

ワックスとキャンドルウィックって何?

読者

手作りのサイトを見ていると知らないカタカナが出てきました。

ワックスキャンドルウィックパラフィン
ろうそくを溶かして液体状にしたものろうそくの芯のことろうそくの材料

これだけおさえておけば、ろうそく作りが分かりやすくなります。

簡単ろうそく作り方

固める時間を除けば、1時間ほどで作れました。

STEP
ろうそくを溶かす

ろうそくを半分に折ってボウルに入れて湯煎します。(今回は36本入りのものを30本使用)

STEP
芯を取り除く

ろうが溶けたら、芯の綿の芯を取り除きます。後で使用する場合は、割りばしにひっかけて乾燥させます。

STEP
色を付ける

色を付けたい分量を紙コップにとり、クレヨンをカッターやハサミで削り、ろうに加える。割りばしで混ぜて、溶かす。クレヨンの量はお好みで、調整してください。

STEP
香りをつける

アロマキャンドルにしたい場合は、溶かしたろうを紙コップに移してから香水を加えます。目安はろうの重量の3~5%です。

お好みでシーリングワックスを空き瓶に入れます。

※点火時、ろうと溶けずに残ります。

STEP
芯を入れる

ろうを型に流しいれる前に芯を入れます。割りばしで固定します。お花のシリコン型は半分ろうを入れてから芯を入れました。

STEP
ろうを型に流し入れる

ろうが固まらないうちに型に流し入れます。

UVレジンの型は小さいので熱いうちにろうを入れます。

雪の結晶のろうそくは半分ろうを固めて、別に作っておいた結晶を置きます。

結晶が隠れない量のろうを、その上に流し入れました。

STEP
固めて完成

芯がずれないように固定し、1時間ほどおいて固めます。

①②の完成品と点火の様子はこちらです。

※それぞれクリックして比較してみて下さい。

③は木芯を使用しました。

※それぞれクリックして比較してみて下さい。

初心者で3種類を一気に作るのは、大変でした。

ろうがすぐに固まる、うまく色が付けられない…

冬場はろうが固まりやすいので注意して、ろうそく作りをやってみて下さい。

ろうそくを扱う注意点

筆者

ろうそくを扱うことは、火を扱うことと同じであることを忘れないでください。

ろうそく作りをする際にも、ろうが非常に熱くなるので火傷には気をつけましょう。

使用するろうそくの注意点

手作りしたろうそくは安全が保証されているわけではありません。

芯を代用する時も、通常と違う燃え方をすることがあるかもしれないので、自己責任で楽しみましょう。

  • 不燃性の容器に入れて使用する
  • 火をつけるときは芯をまっすぐに立てる
  • 火は芯の根元につける

使用する時の環境の注意点

大きな火事につながらないように、環境にも十分に注意しましょう。

  • 就寝時は消す
  • 水平な場所で火をつける
  • 火をつけたら目を離さない
  • 周りに燃えやすいものを置かない
  • 風の当たらないところで使用する
  • ペットや子どもの手の届かないところで使用する

ろうそくの正しい保管方法

手作りのろうそくが使えなくなってしまったら、悲しいことです。

保管方法も知っておきましょう。

  • 高温多湿を避ける
  • 直射日光にあてない
  • ほこりが被らないようにする
こちらを参考にしました

ろうそくで生活に温かな時間と空間を

華やかな誕生日、疲れた日の癒しの時間など、いろいろな場面でろうそくを取り入れてみて下さい。

紹介したように、ろうそくは芯まで手作りできます。

おすすめの芯はタコ糸です。

手間コスト火の大きさ燃焼時間
タコ糸ろうで加工
つまようじろうで加工中~短
マドラー(木製の棒)オリーブオイルで加工中~短
ティッシュ、和紙なし△、×

深掘りして、ろうそくの誕生や和ろうそくと洋ろうそくの違いもご紹介しました。

本体材料芯材料使用場面
和ろうそく木ろう、ハゼの実(植物性) 芯は棒+和紙+い草の茎(畳と同じ)日本の伝統的な行事やお葬式
洋ろうそくパラフィン(石油)木綿世界的に普及し、様々な場面で使用される

初心者でもできる簡単ろうそく作りは3種類の作り方をご紹介。

①色つきろうそく(雪の結晶)

②好きな形のろうそく(お花)

③香り付きろうそく(小瓶)

使用する際の注意点はこちらです。

  • 就寝時は消す
  • 水平な場所で火をつける
  • 火をつけたら目を離さない
  • 不燃性の容器に入れて使用する
  • 周りに燃えやすいものを置かない
  • 風の当たらないところで使用する
  • ペットや子どもの手の届かないところで使用する
  • 火をつけるときは芯をまっすぐに立て、根元につける

保管の注意点は

  • 高温多湿を避ける
  • 直射日光にあてない
  • ほこりが被らないようにする

以上の注意点を守って、ろうそくを楽しんでください。

こちらの記事ではろうそくのアレンジ方法をわかりやすく説明しています。

100均のろうそくでできるので、ぜひ試してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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