食欲の秋ということで、毎年この時期になると太ってしまうのは私だけでしょうか。
秋は食欲が止まらなくて、ダイエットは諦めがち。
秋になると、食欲のコントロールが難しいと感じる方は多いと思います。日照時間が短くなることは、脳の中で分泌される物質量にも影響し、食欲が増す場合があます。
この記事を読めば、食事を我慢することなく、ダイエットができる方法がわかります。沢山食べてもヘルシーなレシピを3つ紹介します。電子レンジを使用し、工程が少なく、疲れた時でも簡単に作れます。
実りの秋、旬のおしい食材を沢山取り入れて、楽しく減量できます。
秋のダイエットも諦めないで!紹介するレシピを通して、理想の姿で年を越しましょう。
秋から冬にかけてダイエットが難しい2つの要因
食材は冬に向けてエネルギーを蓄えるから
秋に旬をむかえる食材は栄養価が高く、美味しいため、食べ過ぎてしまう原因の1つに考えられます。
秋に旬をむかえる食材と言って、何を思い浮かべますか?
新米、秋刀魚、秋鮭、さつまいもに、、、
きのこ、柿、いちじく
考えるだけでお腹が空いてきますが、
魚や野菜、果物まで旬の食材は沢山あります。
魚などの生物にとっては、秋は越冬や産卵などに備えて栄養を蓄えます。野菜や果物も夏に太陽の日差しを沢山浴び、栄養を蓄えます。光合成を行うことで、でんぷんや炭水化物を作りエネルギーができます。日照時間が短くなる冬に備えて、栄養をより蓄えようとするため美味しくなります。
栄養価が高い食材を沢山食べてしまえば、余分なエネルギーは体内に蓄積されて結果的に太ってしまいます。
旬の食材でもカロリーが低いものは沢山食べて、カロリーの高いものは少量に控えれば、満腹感を得ながら減量することができます。当たり前のように聞こえると思いますが、これを実践することは難しいですよね。
日照時間に合わせて脳内の物質も変化するから
人間の体も、日照時間の影響を受けます。
食欲と日照時間は関係するの?
まず睡眠に関してはどうですか?
夏に比べると寝起きが悪くなったと思います。
日光に浴びる時間が少なくなることで、あるホルモンの分泌量が少なくなり、結果的に睡眠の質が低下します。実はそのホルモンは食欲のコントロールも司っているのです。食欲と聞くと漠然とするかもしれませんが、睡眠に置き換えてみると体感しやすいのではないでしょうか。
私たちの体は、太陽の光を浴びると、脳から神経伝達物質の「セロトニン」という物質を分泌します。別名「幸せホルモン」ともよばれ、精神を安定させたり、満腹感を感じさせ食欲をコントロールする働きもあります。夏に比べると、セロトニンの分泌量が減るため、食欲を抑える働きが弱くなり、食欲が増すと考えられています。
セロトニンは必須アミノ酸の一種であるトリプトファンから作られます。トリプトファンも必須アミノ酸の一種で、食事から摂ることで、腸から脳へ運ばれ、セロトニンとなります。セロトニンの原材料はトリプトファンと言えます。またビタミンBも必要な栄養素になってきます。
日照時間が短いことで、セロトニンの分泌が減る場合、原材料を沢山作ることは重要です。そのためには食事から必要な栄養素を摂る必要があります。
秋から食事を見直せば太りにくくなる
秋こそ食材選びが重要
秋に旬をむかえる食材は、カロリーが高い傾向にあることが、前述で少しご理解いただけたかと思います。
旬をむかえてカロリーが高い食材と、低い食材を挙げてみます。
・秋刀魚
・秋鮭
・いも(さつまいも)、栗、かぼちゃ
・きのこ
・ごぼう
・れんこん
カロリーが高い食材と低い食材を上手に組み合わせて、バランスの取れた食事を摂ることは、秋のダイエットの肝になります。
幸せホルモンを増やす栄養素は食材から取り入れよう
もう1つ、秋のダイエットに大切な栄養素は、トリプトファンとビタミンBになります。これらは幸せホルモンである「セロトニン」を増やし、食欲をコントロールできるようになります。効率よく摂るには以下の食材があります。
乳製品・・・牛乳、チーズ、ヨーグルトなど
大豆製品・・・豆腐、納豆、味噌など
肉類・・・豚肉、卵、鰹
これらを秋の味覚にプラスして、太りにくい食事を心がけてみましょう。
秋の味覚と電子レンジで簡単ダイエットレシピ3選
電子レンジでヘルシー、材料もほぼ切るだけで、疲れたきにも簡単に作れる料理を紹介します。材料は食べる分量で調整してください。
きのこと鮭のレンジ蒸し
- 鮭
- お好きなきのこ
- ピザ用チーズ
お好みのきのこをほぐし耐熱容器に並べ、その上に鮭を置き、火が通るまでレンジで加熱。
最後にピザ用チーズをトッピングし、好きなタレで召し上がってください。
きのこをたっぷり使うことで、ヘルシーにカサ増しすることができます。
豚肉と秋野菜のレンジ蒸し
- 豚ロール薄切り肉
- お好きなきのこ
- かぼちゃ
- れんこん
かぼちゃとれんこんは火の通りやすい大きさ・薄さにカットし、各材料をレンジで加熱後、好きなドレッシングで召し上がってください。カロリーオフのドレッシングを選ぶこともポイントです。
かぼちゃとれんこんの噛みごたえある一品で満腹感もあります。
焼肉のタレで味付け完成、さつまいもと牛肉のおかず
- 牛肉もも薄切り肉
- さつまいも
- 焼肉のタレ
- ピザ用チーズ
さつまいもは、薄く切り先に電子レンジで火を通しておきます。その後牛肉もも薄切り肉と焼肉のタレも入れて全体に火が通るまで、レンジで加熱します。最後にピザ用チーズをかけて完成です。セロトニンを増やす食材もたっぷり使い食欲をコントロールしましょう。
秋のダイエットに悩む方におすすめするレシピの秘訣はヘルシー食材
この記事では、秋に太りがちという悩みの解決策を、食事方法メインに紹介しています。食べ方を工夫することで、食事を我慢せず味覚の秋も楽しみながらダイエットに取り組める方法がわかります。
そもそもなぜ秋に太りやすいのか。その主な理由は2つあります。1つ目は秋の食材自体が、冬に備えて栄養価が高くなっていることです。2つ目は、日照時間の減少により、脳内で食欲をコントロールする「セロトニン」の分泌が減るからです。
しかし、これらを理解した上で、適切な対策を取れば、秋のダイエットもストレスなく続けることができます。
具体的には、秋の食材を「カロリーが高いもの」「カロリーが低いもの」に分け、上手に組み合わせることです。また、セロトニンの原料となる、トリプトファンやビタミンBを含む食材を積極的に摂ることです。
このような食材選びを工夫することで、美味しい秋の味覚を楽しみながらも、太りにくい食生活を実践できます。季節の変化による生理的な変化を理解し、それに合わせた食事を献立することで、理想的な体型を維持することができます。
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