読者さまベランダガーデニングを始めたけれど、最近続けるのが少しつらい……
SNSで目にする素敵なベランダに憧れて、ガーデニングを始める人は多いですよね。
しかし、最初は楽しみだった水やりや手入れも、忙しい日が続くと負担になりがちです。
植物が元気に育たないと、自分の育て方が悪いのかも、と落ち込んでしまうこともありますよね。
それでも、やめると決めるのは簡単ではありません。
ベランダガーデニングをやめたい気持ちと、続けるべきだという思いの間で揺れている方も多いのではないでしょうか。
途中で投げ出すようで罪悪感を覚えたり、もう少し頑張れば楽しめるかもと期待してしまったり。
ガーデニングは本来、暮らしを豊かにし、心を癒すためのものです。



負担やストレスを感じているなら、それはあなたが悪いわけではなく、今の生活スタイルや気持ちに合っていないだけかもしれません。
この記事では、ベランダガーデニングをやめた人の理由や失敗談をもとに、「やめるか続けるか」で迷ったときの判断軸をやさしく解説します。
- ベランダガーデニングをやめた理由
- ベランダガーデニングのよくある失敗と対策
- やめるか迷ったときの考え方
- ベランダガーデニングをやめた後の代替案
ベランダガーデニグ以外で生活に癒しを取り入れる工夫も紹介しますので、今の自分に合った楽しみ方を見つけてくださいね。
後悔しない選択の考え方を知っておけば、自分を責める必要はありません。
ベランダガーデニングを続ける・やめるどちらの場合でも、納得できる答えがきっと見つかります。
ぜひ最後までお読みください。
ベランダガーデニングをやめた理由





癒されたいと思って、ベランダガーデニングを始めたけれど、最近少し疲れてきたかも……
「暮らしを豊かにしたい」という思いで始めたベランダガーデニングですが、続けていくうちに少しずつ違和感を覚える人も少なくありません。
時間やお金の負担、思うように育たないもどかしさ。
多くの人が感じやすいベランダガーデニングをやめた理由を、リアルな悩みとともに紹介します。
「楽しみ」より「義務」になった手入れ
はじめは癒しの時間だった水やりや手入れも、忙しい日が続くと負担に感じてしまいます。
毎朝のルーティンとして続けられると思っていても、実際は植物の状態を確認し、その日の様子に合わせて水やりや手入れをしなければなりません。
さらに、季節や天気によって水やりの時間帯や頻度も変わります。
ベランダガーデニングを始めてから、思っていたよりも手間や時間がかかると感じる人も多いです。
そうしていつの間にか、楽しみが「ちゃんとしなきゃ」というプレッシャーに変わっていきます。
じわじわ負担になる苗・土・道具代
ベランダガーデニングを始めるとき、盲点になりがちなのが費用です。
まずは、一般的にベランダガーデニングに必要になるものを整理してみましょう。
- プランター
- 土、肥料
- 鉢底石
- 種、苗
- シャベル
- ジョウロ、霧吹き
- 剪定ハサミ
- 害虫対策のスプレー剤、防虫ネット
一つ一つは高価でなくとも、買い揃えるうちに費用がかさんでしまいがちです。



見落とされがちですが、土や石を処分するのにも費用がかかります。
植物が枯れたり、新しい植物を育てたくなったりしても、他の園芸用品とは違い、土は使いまわすことができません。
一度植物を育てた土には栄養がなく、根や茎が残っていると細菌繁殖の原因になります。
土や石は、ほとんどの場合、ごみとして回収してもらえません。
そのため、自治体に問い合わせて回収場所に持ち込むか、有料の専門業者を調べて個人で依頼する必要があり、手間やコストがかかります。
こうした出費が積み重なり、思ったよりお金がかかると感じてしまうのです。
枯らすたびに募る罪悪感
大切に育ててきた植物が枯れてしまうと、悲しいですよね。
特にベランダガーデニングは、日当たりや風通し、気温の変化など、自分ではコントロールできない要素も多いです。
それでも原因を考えるうちに、自分のせいで植物をダメにしてしまったと罪悪感が募ることもあります。
何度か同じ経験を繰り返すうちに、楽しみだったはずのガーデニングがプレッシャーになり、続けること自体がつらくなる人も少なくありません。
ベランダガーデニングでよくある失敗と対策


頑張ってお世話しているつもりでも、思うようにいかないのがベランダガーデニング。
実は、ちょっとした環境の違いや思い込みが次のような失敗につながっていることもあります。
- きちんとお世話しているのに枯れてしまう
- 虫が増えてストレスになる
- ご近所トラブルが気になる
ここでは多くの人がつまづきやすい失敗例3つと、今日からできる対策をわかりやすく解説します。
ちゃんとお世話していても枯れてしまう理由



毎日欠かさず水やりしているのに、植物が枯れてしまう……
枯らさないためのポイントは、水はけのよさと日当たりに合わせた植物選びです。
ひとつずつ解説しますね。
水はけ
水はけが悪く、土が乾ききる前に水やりをしていると根腐れが起こります。
水やりは、土が乾ききってから、鉢の底から水が流れ出るくらいたっぷりあげましょう。
- スリット鉢で鉢の下に隙間をつくる
- 鉢底石を多く入れる
- 土を水はけのよいものに変える
日当たり
直射日光が強すぎると葉焼けしてしまったり、日照時間が短すぎると植物が育たなかったりします。
ベランダの日当たりに合わせて植物を選んでみましょう。
日当たりがよい:ハーブやトマトなど日光を好む植物
日影が多い:シダ類・ポトスなどの耐陰性のある植物
気づけば増殖している虫のストレス
湿気が多く、風通しが悪い環境は虫がわきやすくなります。
虫が寄りつきにくい環境をつくるために、次の点を意識してみましょう。
- 風通し、水はけをよくする
- こまめに枯れ葉や落ちた花弁は捨て、清潔な環境を保つ
- 虫よけ効果のあるハーブを植える
ミントやラベンダーには、虫を寄せ付けにくい効果があります。
防虫スプレーやネットを利用する方法もありますが、やや手間がかかることに注意しましょう。
防虫スプレーは、育てている植物、虫の種類や発生状況に合わせて選ぶ必要があります。
防虫ネットは、お手入れのたびにプランターから付け外しする手間がかかります。
まずは手軽にできることから始めてみましょう。
思わぬ落とし穴。土や水が招く近隣トラブル
ベランダガーデニングで意外と多いのが、土や水による近隣トラブルです。
水やりの際、プランターの底から水や土が流れ出て、下の階や隣のベランダに落ちてしまうことがあります。
また、有機肥料などのにおいが風に乗って流れると、周囲に不快感を与えてしまいます。
迷惑をかけていないかと考え続けることが、ガーデニングを心の負担に変えてしまうのです。
少しの工夫で防げることも多いので、次に紹介するポイントを参考にしてみてください。
- 土は粒子の大きいものを選ぶ
- 肥料はにおいの少ないものを選ぶ
- 肥料や土はふたつきのケースにしまう
- プランターの下に受け皿を置く
事前に対策しておくことで、近隣トラブルへの不安を軽減できますよ。
ベランダガーデニングをやめるか迷ったときの考え方


ベランダガーデニングを続けるか、思い切ってやめるか。
好きな気持ちがあるからこそ、簡単には決められず悩んでしまいますよね。
「もう少し頑張るべき?」「やめたら後悔するかも…」と迷ったときは、今の自分の気持ちや負担を整理してみることが大切です。
ここでは、ベランダガーデニングをやめるか迷ったときに立ち止まって考えたいポイントと、後悔しないための考え方を紹介します。
続けるべき?やめるべき?迷ったときのチェックリスト
本当にやめていいのか迷ってしまうのは、ベランダガーデニングを一生懸命続けてきた証拠です。
まずは、今の気持ちや負担を整理するために、次の項目をチェックしてみましょう。
- 水やりや手入れが義務のように感じている
- 忙しい日が続くと、ベランダに出るのが負担になる
- 植物を枯らして、自分を責めてしまう
- 苗や土、道具代が家計に響いている
- 虫や汚れが気になり、ストレスを感じている
- 近隣への水漏れや土汚れが心配で落ち着かない
- 「楽しみ」より「ちゃんとやらなきゃ」が勝っている
チェックが多い場合は、今はベランダガーデニングを休むタイミングかもしれません。
大変だけどやっぱり好きな気持ちが大きいなら、負担を減らして続けるのもよいでしょう。
- 植物の数を減らす
- 栄養分が徐々に溶け出す緩効性肥料を活用し、追肥の頻度を減らす
- 自動給水器を使用し、水やりの手間を減らす
どんな結果になっても、あなたが感じた気持ちは間違いではありません。
頑張ってきた自分の本音に、そっと耳を傾ける時間にしてみてください。
ベランダガーデニングはやめてもいい|後悔しない考え方
ベランダガーデニングをやめるのは、決して失敗ではありません。
今のライフスタイルに合わなくなっただけだと考えてみてください。
続けられなかったと自分を責める必要はなく、今はお休みの時期と受け止めるだけで、気持ちはぐっと楽になります。
時間や心に余裕ができて、また挑戦したくなったら、いつでも始められます。
また、やめたからといってベランダガーデニングの経験が無駄になるわけではありません。
楽しさも大変さも知ることができたよい思い出になります。
思い切ってベランダガーデニングをやめるメリットもあります。
時間や心に余裕が生まれると、別の楽しみや、新しいことに目を向ける余力も出てきます。
今の自分に合った選択をすることが、いちばんの正解だと前向きに捉えましょう。
ベランダガーデニングをやめた後のおすすめ代替案





ベランダガーデニングをやめてしまったら、緑がなくなって寂しくなりそう……
ベランダガーデニング以外にも、暮らしの中で癒しや心地よさを感じられる方法はあります。
室内観葉植物は、手間やストレスを減らしながら緑のある暮らしを楽しめます。
また、すっきりとしたベランダにウッドデッキや人工芝を敷いてお気に入りの空間にするのもおすすめです。
無理をせず自分のペースで楽しめる、ベランダガーデニングのその後の選択肢を紹介します。
手間が少なく癒される室内観葉植物
室内で育てられる観葉植物は、ベランダガーデニングよりも手間が少なく始めやすいのが魅力です。
天候や近隣住民を気にする必要がないため、ストレスも感じにくくなります。
初心者に向いているのは、ポトス、モンステラ、サンスベリアなど耐陰性に優れた種類です。
観葉植物探しにはこちらの記事を参考にしてみてください。


また、キッチンでのハーブ栽培もおすすめです。
ミント、ローズマリー、バジルなど、室内でも育ちやすいものを選ぶのがポイントです。
完璧に育てなければと思わず、暮らしの中で自然に楽しめる植物を選ぶことが、無理なく続けるコツです。
植物がなくてもくつろげるベランダ空間
植物にこだわらず、ベランダをお気に入りの空間に整えることもできます。
お世話や管理の負担から離れた分、ベランダをくつろぐ場所として楽しむ発想に切り替えてみましょう。
ウッドデッキや人工芝を敷けば、見た目も華やぎ、ベランダにも出やすくなります。
敷き詰めるだけのパネルなら、手軽にベランダの雰囲気を変えられますよ。
ベランダ用のチェアやテーブルを用意すれば、風を感じながらのひと休みにぴったりの場所になります。
お手入れや失敗を気にせず、自分のペースでくつろげるベランダ。
ガーデニングをやめたからこそ生まれる、新しいベランダの楽しみ方を試してみてください。
無理しない選択でいい|ベランダガーデニングとの向き合い方
ベランダガーデニングは暮らしに癒しを与えてくれる一方で、続ける中で想像以上の負担を感じてしまうこともあります。
自分だけがつらいのかなと感じてしまいがちですが、実は多くの人が同じ理由で悩んでいます。
- 毎日の水やりや手入れが「楽しみ」から「義務」に変わってしまう
- 苗や土、道具代がじわじわ家計に響く
- 植物を枯らすたびに「自分のせいかも」と罪悪感を抱えてしまう
うまく育てられないという悩みの背景には、ベランダガーデニングのよくある失敗が隠れています。
| よくある失敗例 | 対策 | |
| 毎日世話をしていても枯れてしまう | ・水はけをよくする ・日当たりに合わせた植物を選ぶ | |
| ベランダに虫がわいてしまう | ・風通しや水はけをよくする ・ベランダを清潔に保つ ・虫よけ効果のあるハーブを植える | |
| 土や水、肥料のにおいが近隣の家に流れ込んでしまう | ・粒が大きく流れにくい土を選ぶ ・肥料はにおいの少ないものを選び、ふたつきの容器で保管する ・プランターの下に受け皿を置く | |
こうした悩みが重なると、ガーデニングそのものが心の負担になってしまうのは自然なことです。
「続けるべきか、やめるべきか」で迷ったときは、今の自分が楽しめているかどうかを基準に考えてみましょう。
チェックリストも紹介しているので、今の自分に合う選択を見つけるヒントとして、気軽にチェックしてみてください。
水やりや手入れが負担に感じたり、ストレスや不安が大きくなっているなら、今は無理しない選択をしましょう。
やめることは失敗ではなく、今のライフスタイルに合わせた前向きな判断です。
たとえベランダガーデニングをやめたとしても、癒しの時間がなくなるわけではありません。
手間の少ない室内観葉植物を楽しんだり、植物にこだわらずベランダをくつろげる空間に整えたりと、負担を減らしながら心地よさを感じる選択肢はあります。
頑張り続けることよりも、今の自分に合った形で暮らしを楽しむことが大切です。
自分を責めず、心が軽くなる選択をすることが、後悔しないベランダガーデニングとの付き合い方につながっていくでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。









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