再び流行中の文通を始めませんか?おすすめのサイト3選と文通の基本ルールと注意点を徹底解説!

インターネットが普及し、SNSなどのデジタルの世界で人との交流が当たり前になっている今、見知らぬ人と手紙を通じて、コミュニケーションを楽しむ「文通」が再び注目されています。

便せんに手書きで文章を書き、投函し返事を待つというアナログな手順の新鮮さが、毎日流れるように行われるSNSでのやりとりに疲れてしまった人たちに人気です。

読者さま

文通を始めたくて調べているけど、どうやって相手を見つけるのかな?

筆者

全国の文通愛好家が集う場所として、いくつかの文通サイトがあります。手紙好きの私が文通相手の探し方をお伝えします!


この記事でわかること
  • いま、なぜ再び文通が流行っているの?
  • 文通相手を探せるおすすめのサイト3選
  • 文通の基本ルールやマナーとは?
  • 文通サイトを使うときの良いところと注意点

文通は、手間と時間がかかるからこそ、相手に思いを馳せたり返事をワクワクしながら待ってみたりと特別なひとときを過ごせます。

現代の生活では、なかなか味わえないゆっくりとした時間を過ごせる文通を、SNSが中心の今だから始めてみませんか?

筆者

この記事を読むと文通の魅力がわかり、今すぐペンをとって文通を始めたくなりますよ!

どうぞ、最後までお読みください。

目次

いま、なぜ再び文通が流行っているの?

文通とは、知っている・知らない人に限らず手紙のやりとりをすることです。

いまでは、メールやSNSが普及し不特定多数の人とコミュニケーションを取ることが可能になりました。

SNSは、リアルタイムでつながることが大きな特徴ですが、流れていく情報量の多さとスピードに疲れているかたも多いのではないでしょうか。

また、近年の感染症の流行により感染を防ぐために、さまざまな制限が設けられ、コミュニケーションの形が変わりました。

そんななかで、いま文通が再注目され流行っています。

いま再び文通が流行っている理由

  1. 感染症の流行により人とのコミュニケーションが変わった
  2. アナログな手順が新鮮である
  3. SNSに疲れたため

これらの3つの理由が、いま再び文通が流行っている理由です。

それでは、ひとつずつ解説していきましょう。

感染症の流行により人とのコミュニケーションが変わった

近年の感染症の流行により、さまざまな制限が設けられました。

人と直接会うことは、感染する危険性があるため避ける必要があります。

人と会えないストレスな日々のなかで、見つけた新たなコミュニケーションが文通です。

知らない人との文通が刺激的で楽しく、ある時は新しい学びとなり、自分の世界が広がりワクワクします。

人と直接、会うことが難しいことによって無意識に「人との温もり」を求め、一通の手紙に心をこめてコミュニケーションができる文通に再注目が集まっています。

アナログな手順が新鮮である

便せんと切手を用意して、手書きで文章を書き、投函して相手からの返事を待つというアナログな手順が新鮮で見直されています。

筆者

手紙の返事を待っている間は、とてもワクワクします!
毎日ポストを覗いて届くのを待っていました。
SNSでは味わえないゆっくりと時間をかけるのが魅力ですね。

手書きの文字は、スマートフォンの手打ちの文字より人の温もりが伝わってきます。

手紙を読んで、「きれいな字だな」「散歩が好きなんだな」などと見知らぬ文通相手に思いを馳せることもアナログならではの楽しみかたです。

SNSとは異なり、文通は1対1のやり取りなので、ゆっくり気兼ねなくできるところもいいですね。

SNSに疲れたため

1対1でやり取りする文通と異なり、不特定多数の人の発言やいいねの数に疲れた人たちが、それでも誰かとつながっていたいと文通を選ぶことが増えています。

SNSは、「今」を切り取ることが得意で、リアルタイムで多くの人とつながるところが大きな特徴です。

話題が流れていくスピードが速く、常に新しいことを発信し続けたり、発信された情報に反応し返したりするのには、精神的エネルギーと新しい話題が常に必要になります。

最初は、純粋に楽しめていますが、ふと気づくと精神的エネルギーが多く消費され、SNSに疲れたと感じてしまう人が多いようです。

手紙は、SNSとは違い、相手に届くまでに時間がかかるので、「届くころには全てが過去になっている」という前提があります。

常に新しい話題を必要としないので、自分のペースで手紙を送ることができます。

筆者

SNSによくある「映え」を気にしなくていいのも手紙の魅力ですね。

文通相手を探せるおすすめのサイト3選

読者さま

文通をしてみたいけれど、相手の探し方はどうするの?

筆者

ひと昔前までは、雑誌に募集広告が載っていましたが、いまではSNSでも探すことができます。

今回は、文通相手募集サイトを3つご紹介します。

  • JPペンフレンドクラブ
  • 文通村
  • 文通便

会費が必要なサイトや無料のサイト、個人情報の取り扱いなどの特徴もさまざまありますので、あなたに合ったサイトを見つけたいですよね。

そこで、下記の項目で比較し表にまとめました。

ぜひ、参考にしてくださいね。

比較材料

  • 運営会社
  • 会費
  • 個人情報の取り扱い
  • サイトの特徴
スクロールできます
文通サイト名運営会社会費個人情報の取り扱いサイトの特徴
JPペンフレンドクラブ日本郵便株式会社入会金・年会費ともに無料①会報誌に名前・年齢・都道府県・性別・メッセージが掲載される
文通を始めるときに事務局から相手に名前・住所を開示される
①会員情報誌「レターパーク」を入会の翌々月から毎月、お届けされる
入会の年齢制限なし
③国内・海外のペンパルを紹介
文通村株式会社 文通村3,200円(3か月コース)から事務局を介してやり取りを行うので非公開毎月第2月曜日と第4月曜日に会報と手紙が事務局から届く
迷惑行為には強制退会制度があり
文通便Replact株式会社無料(有料化を検討中①掲示板はハンドルネーム・地域・性別・年齢・投稿日時・メッセージが掲載される
文通を始めるときに相手の方へ名前・住所を知らせる
文通相手を性別、年代別、世代、地域、言語、話題などで探せる

JPペンフレンドクラブと文通村は、会報誌が届くのでパソコンと長時間にらめっこをしなくても、文通相手を探せるのがいいですね。

文通便は、話題のタグ検索ができ、映画・アニメなど豊富な種類のタグがありますので、好きなものを気兼ねなく手紙に書けるので嬉しいサービスです。

ぜひ、あなたにピッタリなサイトを見つけて利用してみてくださいね。

文通の基本ルールやマナーとは?

つぎに新しく文通を始めたいという方のために、文通の基本ルールとマナーについて解説します。

文通のルールとして、「楽しむ」ことが第一です。

相手の文章を読んで、思いを馳せたり便箋や切手を見たりして楽しむこともいいですね。

お互いに気持ち良く楽しく交流ができるよう、次のルールとマナーを守りましょう。

文通の基本ルールとマナー

  • 自己満足な内容にしない
  • お金をかけない
  • 手紙の過度な追送はしない

それでは、ひとつずつ解説していきましょう。

自己満足な内容にしない

自分のことばかりを書くのではなく、相手への質問や興味を示しましょう。

あまりにも個人的な内容や答えにくい質問は避け、相手が不快に思わないような内容を心がけます。

相手の近況や趣味、興味のあることについて尋ねると会話のキャッチボールが生まれ、会話が広がるでしょう。

お金をかけない

最近では、「素敵便」といってマスキングテープやシール、自分の住んでいるところのご当地ものを送るということが流行っています。

最初のうちは、何を送ろうかワクワクしながら準備をし送りますが、次第に金銭的負担や精神的負担になり、それが原因で相手と疎遠になってしまうことも。

文通は、相手が居て初めて成り立つものなので、無理をしないで相手を思いやり行動しましょう。

筆者

私も素敵便をやったことがありますが、最初は手持ちの中から送るものを選べます。
やりとりの回数を重ねると、同じものを送ってはいけないと思い、新しいものを買うことを繰り返してしまい、金銭面で大変な思いをしました。

手紙の過度な追送はしない

手紙を送るタイミングは、相手の状況や都合を考えて、適切なタイミングで送ります。

返事がないからといって、「なんで返事をくれないの?」などの内容の手紙を出すのは、絶対にやめましょう。

送った手紙に返信が必要ないときは、「この手紙の返信は不要です」とひとこと添えるといいですね。

また、同じ内容の手紙を何度も送ることはしないで、どうしても必要な場合は1通の手紙にまとめて書いて送ると、相手への負担が減りますよ。

手紙が来なくなっても相手に過度な追送はやめましょう。

来なくなった理由として、手紙の内容が良くなかったことや相性が悪かったなどが考えられます。

もう一度、書いた内容を思い出し自分に悪いところがなかったのか考え、次から気をつけて書きましょう。

どうしても、その相手とのやりとりを続けたいときは、年賀状やクリスマスカードなどの季節の挨拶を出してみるのは、いかがでしょうか?

文通サイトを使うときの良いところと注意点

つぎに、今回ご紹介した文通サイトを使うときの良いところと注意点を解説していきます。

文通サイトを使うときの良いところ
  • 郵送料が安い
  • 手軽に始められる
  • 幅広い年齢の人や共通の趣味の人と交流ができる

ひとつずつ解説していきましょう。

郵送料が安い

手紙は何といっても郵送料が安いですね。

個人で文通相手に送る場合、定型内で50gまでであれば、110円切手(2025年現在)を貼って送ります。

たとえば、文通村の場合、事務局宛ての返信用封筒の郵送料は、会員負担になりますが、中に入れる手紙は切手を貼らないで送ることができます。

事務局が月2回発行される会報誌に手紙を同封してくれるので、お得ですね。

手軽に始められる

手紙を書くのは、新しく道具を買わなくても始められます。

家にある便せん・いつも使っている筆記具で十分です。

もし、新しく便せんを買いたいときは、100円ショップで買うことができます。

筆者

100円ショップの便せんは、100円とは思えないくらい品質が良く、素敵なものが数多く揃っているのでオススメですよ。

幅広い年齢の人や共通の趣味の人と交流ができる

文通相手を探すサイトでは、年齢制限を設けていないことが多く、さまざまなバックグラウンドを持つ人と手紙のやりとりができます。

また、サイトでは自分の年齢に近い人や興味・関心に基づいて相手を選べます。

異なる年齢層の人との交流は、新しい価値観や考え方に触れられますし、共通の趣味の人との交流は、とても楽しくやりとりをすることができますよ。

筆者

私は趣味が読書なので、趣味が読書の人と文通をしました。
好きな本を教えあったり、新刊の情報を交換したりして、とても楽しかったです。

つづいて、注意点について見ていきましょう。

文通サイトを使うときの注意点
  • 会費がかかることがある(文通村)
  • 個人情報を相手に知らせることがある(JPペンフレンドクラブ)
  • 手紙の送付に回数制限がある(文通村)

それでは、ひとつずつ解説していきましょう。

会費がかかることがある(文通村)

文通村では、会員になるときに会費が発生します。

通常会員だと3か月コースで3,200円で、3か月お試しコース(初回限定)だと2,310円かかります。

決済方法は、クレジットカードのみです。

詳しい価格については、文通村のご利用料金についてのリンクを貼っておきますので、ご覧ください。

個人情報を相手に知らせる必要がある(JPペンフレンドクラブ)

文通村は、会報誌を見て手紙を出すときは、事務局を通じて相手に手紙が届くので、名前や住所は公開しなくても大丈夫です。

JPペンフレンドクラブは、募集の時点では名前と年齢、メッセージの公開ですが、文通相手が決まったときには、住所と本名を公開する必要があります。

文通便は、ニックネーム、趣味や興味のあることが公開され、手紙のやり取りは、事務局を介すため仮想の住所を使うので、安心してやりとりができます。

手紙の送付に回数制限がある(文通村)

文通村は、手紙を毎月第2・第4月曜日の2回事務局から会報誌を一緒に送るため月2回しか送ることができません。

多くのやりとりをしたいと考えている方は要注意です。

文通でゆっくりとした会話をしてみませんか?(まとめ)

SNSでのスピードある交流に疲れていませんか?

SNSでのやり取りに疲れてしまった人たちにいま、再び文通が流行っています。

今、なぜ再び文通が流行っているのか理由を3つご紹介しました。

今、なぜ再び文通が流行っているの?
  1. 感染症の流行により人とのコミュニケーションが変わった
  2. アナログな手順が新鮮である
  3. SNSに疲れたため

便せんを用意して、相手に思いを馳せながら手紙を書くのは、忙しい毎日を過ごしているあなたの癒しの時間になりますよ。

そして、文通相手を探せるおすすめのサイトは次の3つです。

文通相手を探せるおすすめのサイト
  • JPペンフレンドクラブ
  • 文通村
  • 文通便

JPペンフレンドクラブは、本名で文通村と文通便は匿名で文通ができます。

まずは、あなたに合ったサイトを探して見てくださいね。

つぎに、文通を始めるときに知っておくと安心な基本ルールやマナーをご紹介しました。

文通の基本ルールやマナーとは?
  • 自己満足な内容にしない
  • お金をかけない
  • 手紙の過度な追送はしない

マナーを守って気持ちのいいやりとりをしましょう。

相手が居ることで、楽しく交流ができます。

第一に相手を思いやることが大事です。

つぎに、文通サイトを使うときの良いところと注意点をご紹介しました。

まず、文通サイトを使うときの良いところです。

文通サイトを使うときの良いところ
  • 郵送料が安い
  • 手軽に始められる
  • 幅広い年齢の人や共通の趣味の人と交流ができる

年齢制限を設けていないので、幅広い年齢の人や共通の趣味の人との交流ができ、新しいことを学べたり好きなことが増えたりするところも文通の良いところですね。

つづいて、文通サイトを使うときの注意点です。

文通サイトを使うときの注意点
  • 会費がかかる(文通村)
  • 個人情報を相手に知らせることがある(JPペンフレンドクラブ)
  • 手紙の送付に回数制限がある(文通村)

匿名でできるのは、事務局を介しているためです。

事務局を介さずにやりとりをするときは、相手に名前・住所を知らせます。

事務局を介すと安心してやりとりができますが、手紙が会報誌と送られてくるので、どうしても日数がかかってしまいます。

ぜひ、あなたに合った文通サイトを見つけてくださいね。

お気に入りのペンと便せんで相手に思いを馳せながら手紙を書く時間は、とてもゆっくりとしてSNSで疲れた心も癒されます。

手紙で新しい交流を始めて、疲れた心を癒し元気な毎日を過ごしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。




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