忙しい日でも、家族にはできたてのおかずを出したい。
でも一から揚げ物を作るのは手間も時間もかかり、後片付けも大変ですよね。
そんなときに頼りになるのが、冷凍コロッケ。
読者さま冷凍コロッケって便利だけど、レンジ調理だと衣がべちゃっとしてしまっておいしく仕上がらないのよね……



実はちょっとしたコツを知っていればでレンジでも、外はサクっと中はホクホクに仕上げられるんです。
冷凍コロッケはレンジなどで手軽に調理できるのが魅力ですが、コツを知らずに調理するとどうしても仕上がりに差が出てしまいます。
加熱方法やちょっとした工夫を覚えておくだけで、揚げたてのようなおいしさにぐっと近づきますよ。
この記事では、レンジだけで冷凍コロッケをおいしく仕上げる方法に加え、トースターやフライパンを使ってサクサク食感を出すコツをご紹介します。
さらに、時間がたってもおいしさが続く温めなおし方や、お弁当に入れる際のポイントも解説しています。
油を使わずに手軽に時短でできる冷凍コロッケ。
忙しい毎日でも、家族が喜ぶできたて気分をぜひ味わってみてくださいね。
- 冷凍コロッケをレンジ調理するメリット
- 冷凍コロッケのレンジ調理法
- レンジにプラスしてフライパン・トースターでサクサクにするコツ
- 温めなおしやお弁当に入れるときのポイント
冷凍コロッケをレンジで調理するメリット


冷凍コロッケをレンジで調理すると、調理時間が短縮できます。
使用する調理器具や油も少ないので後片付けも簡単になります。
忙しい日のメインおかずにぴったりの時短コロッケ、ぜひ試してみてください!
レンジで調理も片付けも時短
レンジで調理する大きなメリットが時短になることです。
時短になる理由は次の2つです。
油で揚げる場合と比較すると、レンジ調理の方が調理も後片付けも簡単で時短につながることがわかりますね。
| レンジで調理する場合 | 油で揚げる場合 | |
| 揚げ時間 | なし | 4~6分 |
| 一度に調理できる数 | 4~6個ずつ | 2個ずつ |
| 油の処理 | なし | あり |
| 調理器具 | 耐熱皿 | フライパン・バット・油切り網 |
冷凍コロッケは油の温度を下げないように少しずつ揚げなければならず、揚げ時間がかかってしまいます。
レンジを使えば一度にまとめて温められるため、調理時間の短縮につながります。
揚げ物からは目を離せませんが、レンジで加熱すればその間にほかの調理を並行して行えるのもメリットです。
油が少なくヘルシー
レンジでの加熱には油使わないため、コロッケの満足感はそのままヘルシーに仕上げられます。
揚げているときにコロッケが油を吸ってしまう心配もありません。
フライパンで表面を仕上げ焼きしても、揚げる場合に比べて油の使用量は大幅に減るためカロリーオフになります。
脂質を抑えた健康的な食生活を目指す人には嬉しいポイントですね。
冷凍コロッケのレンジ調理法


レンジのみで冷凍コロッケを調理する方法を紹介します。
調理器具や油を使わないので簡単ヘルシーに仕上がります。
中まで温まっていない、べちょっとしてしまうといったありがちな失敗も、ポイントを押さえておくことで回避できますよ。
上手にレンジを活用して忙しい日でも手軽に揚げ物を楽しみましょう。
冷凍コロッケの基本的な温め方
冷凍コロッケをレンジで調理する方法を紹介します。
- 大きめの耐熱皿に冷凍コロッケを並べる。
- ラップをかけず600Wでコロッケ1個あたり2分を目安にレンジで加熱する。
冷たい部分が残っている場合は、裏返すなどして追加で加熱します。
油を一切使わず、しっとりとしたコロッケに仕上がります。
冷凍コロッケをレンジで調理するときの注意点
冷凍コロッケをレンジのみで調理したときに起こりやすい失敗は次の2つです。
中心が冷たい原因は加熱不足です。
耐熱皿でコロッケが重ならないよう広げて置き、途中でコロッケを裏返すと加熱のムラを防げます。
衣がべたつく原因は、冷凍コロッケの水分が蒸発していないことです。
ラップやふたをせずレンジにかけて、水分をしっかり飛ばしましょう。
冷凍コロッケをサクサク食感にする一工夫


レンジで温めるだけでも冷凍コロッケは食べられますが、衣のサクサク感や、焼き色がなく物足りなさを感じることもあると思います。
レンジで加熱した後に、フライパンやトースターで焼くと食感やこんがりとした焼き色を楽しめます。
フライパンやトースターで加熱する場合のレンジでの加熱時間は、コロッケ1つあたり40秒が目安です。
使う油も少量なので、揚げるよりも手軽でヘルシーに調理できますよ。
フライパンで揚げ焼き
レンジで温めた冷凍コロッケを油を引いたフライパンで揚げ焼きにする方法です。
- 大きめの耐熱皿に冷凍コロッケを並べ、レンジでコロッケ1個あたり500Wで40秒加熱する。
- コロッケ1個にあたり大さじ1の油をフライパンに引き、弱火から中火で揚げ焼きにする。
- 両面焼き、きつね色になったら完成。
油の温度が上がりやすいため、弱火から中火で調理しましょう。
白煙が上がったら高温になり過ぎているサインなので、一度火を止めてください。
使う油は少量でも、揚げたときのような衣のサクサク感が味わえます。
事前にレンジで中まで温まっているので、破裂する心配もありません。
トースターで仕上げ焼き
レンジで温めた冷凍コロッケをトースターで仕上げ焼きする方法です。
- 大きめの耐熱皿に冷凍コロッケを並べ、レンジでコロッケ1個あたり500Wで40秒加熱する。
- 一度くしゃくしゃにしたアルミホイルを広げて敷き、その上にコロッケを並べる。
- 230℃のトースターで3分焼く。
表面に薄く油を塗ると焦げ目がついて衣の食感がでます。
オイルスプレーを使えば少ない油をまんべんなくつけられますよ。
アルミホイルを敷いて焼くだけなので、洗い物が増えないのも嬉しいポイントですね。
油を使わずヘルシーにも、少し油をつけてサクッと食感にもできるので、お好みで試してみてください。
時間が経ってもおいしく食べるには





コロッケをお弁当に入れたら、なんだかしんなりしてしまった……
できたてはサクサクなのに、時間が経ったり、お弁当に入れたりすると食感が損なわれてしまうことがありますよね。



温めなおすときやお弁当に入れるときにもコツがあります!
時間が経ったコロッケをサクサクに戻す方法と、お弁当に入れてもしんなりしにくい裏技を紹介します。
コロッケの温めなおし方
冷めてしまったコロッケも、適切に温めなおせばサクサク食感が復活します。
温めなおす方法は次の3ステップです。
- レンジで温めなおす。
- 霧吹きなどで衣の表面に軽く水をかける。
- 一度くしゃくしゃにしたアルミホイルを敷いたトースターで焼く。
はじめに、レンジで中まで温めます。
次にトースターで焼きますが、このとき表面を水で湿らせるのがポイント。
水分が蒸発するときに衣同士に隙間ができ、衣が立ってサクサクに仕上がります。
一度くしゃくしゃにして凹凸のある状態にしたアルミホイルの上で焼くことで、余分な油が落ち、油戻りも防げます。
冷めてもおいしいお弁当のおかずに
冷凍コロッケは忙しい朝のお弁当のおかずにも便利です。
レンジで加熱してからお弁当箱に詰めますが、3つポイントがあります。
- お弁当カップなどに入れて仕切りを作る
- 付け合わせの副菜は水分の少ないものにする
- ソースは別の容器に入れる
コロッケは水分を吸うと衣がふやけて食感が損なわれます。
ほかのおかずの水分を吸わないよう、お弁当カップや仕切りを活用しましょう。
付け合わせの野菜はにんじんやブロッコリーなど水分の少ないものがおすすめです。
ソースは別容器で持っていき食べる直前にかけると良いでしょう。
お弁当を詰めるときに工夫すれば、冷めてもサクサクのコロッケが食べられますよ。
レンジでもコロッケの揚げたて食感を楽しもう|まとめ
冷凍コロッケをレンジで調理するときのポイントは以下の通りです。
- 耐熱皿に冷凍コロッケを広げて、ラップをかけずに温める。
- コロッケ1個につき500Wで2分。
- 途中で裏返すと均一に温められる。
ポイントを押さえることで中心が冷たいままになったり、水分が残ってしなしなになったりするのを防げます。
外のパリッとした食感や綺麗なきつね色の焼き目が欲しいときは、レンジにプラスして、フライパンやトースターで焼くのがおすすめです。
- 500Wのレンジでコロッケ1個あたり40秒加熱する。
- フライパンを使用する場合は、コロッケ1個あたり大さじ1の油を引き、弱火から中火で揚げ焼きにする。
- トースターを使用する場合は、アルミホイルにコロッケを並べ、230℃で3分焼く。
レンジで内側を温めてから焼くことで型崩れを防ぎ、時短にもなります。
レンジで冷凍コロッケを調理するメリットは次の2つです。
油で揚げないため、調理も後片付けも時短になります。
一度調理した冷凍コロッケを再度温めるときには、トースターを活用しましょう。
余分な水分や油を切ることでサクッと感が復活します。
お弁当に入れるときは、ほかの食べ物の水分をコロッケが吸わないように、水分の少ない副菜を選んだり、仕切りをつけたりして対策しましょう。
レンジでも、ひと工夫すれば冷凍コロッケはサクッとおいしく仕上がります。
忙しい日こそ、レンジで簡単にコロッケを作って、家族にできたてのおいしさを届けてみませんか?
栄養をたっぷりとれる冷凍餃子のスープも紹介しています。
冷凍食品を上手に活用したい方は、あわせてご覧ください。


最後までお読みいただきありがとうございました。










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