
友達にポインセチアをプレゼントしたいけれど、花言葉も気にした方がいいよね?
クリスマスの時期になると、花屋やホームセンターでよく目にするポインセチア。
定番の赤、ピンクや白、珍しいところでゴールドなど様々な種類があり選ぶときに迷ってしまいますよね。
友人や会社の同僚、上司などへのちょっとした贈り物として考えている方も多いのではないでしょうか。
そんな時にふと気になるのが花言葉。
うっかり不吉な花言葉を持った花をプレゼントしてしまったら、相手との関係が気まずくなるなんてこともあり得ます。
自宅の観葉植物としてポインセチアの購入を検討している方は、育て方も気になりますよね。
次の年も美しく色付かせるためにはちょっとしたひと手間が必要になります。
併せてポインセチアの風水効果もチェックして、自宅に良い運気を運びましょう!
- ポインセチアの色別の花言葉
- ポインセチアの風水
- ポインセチアの人気の品種
- ポインセチアの育て方



この記事を読めば、プレゼントや自宅用にピッタリの一鉢が見つかりますよ!
ポインセチアの花言葉と風水


花言葉とは、それぞれの花や植物に込められた象徴的な意味のことです。
感謝や愛情を示したり、お祝い事の際に気持ちを伝える時などに使われてきました。
発祥は17世紀のオスマン帝国です。
日本には明治時代にヨーロッパから伝わってきました。
ポインセチアは聖夜、幸運を祈る、祝福するという花言葉を持ちます。
幸運、祝福などとても縁起の良い言葉が並んでいますね。
これ以外にも、色別の花言葉があります。
ポインセチアの花言葉【ゴールド・黄色】
新たな始まり、再生、幸運
ポインセチアのゴールド・黄色は、どちらも比較的新しい品種です。
花屋でも目にする機会は少ないのではないでしょうか。
ゴールドや黄色は光や希望など、明るい未来を象徴する色です。
転職する友人や転勤する上司など、仕事関係で何か転機を迎える人へのプレゼントにピッタリですね。
ポインセチアの花言葉【赤色】
私の心は燃えている、聖夜、幸運を祈る、祝福する
ポインセチアといえば赤色をイメージする方が多いですよね。
さすが定番のカラーだけあって、ポインセチア全体の花言葉「聖夜」「幸運を祈る」「祝福する」を持っています。
「私の心は燃えている」という情熱的な花言葉も持つので、思いを寄せる人への告白や恋人へのプレゼントに最適ですね。
ポインセチアの花言葉【白色】
あなたの祝福を祈る、慕われる人
白色のポインセチアには白地にピンクの線が入ったマーブル模様や薄いクリーム色など、様々なバリエーションのものがあります。
尊敬する人や家族への贈り物に喜ばれそうですね。
ポインセチアの花言葉【ピンク色】
思いやり、純潔
ピンクのポインセチアはサントリーフラワーズ株式会社が2009年に発表した、「プリンセチア」という品種です。
女の子らしく可愛らしい印象が、花言葉にマッチしています。
大切な人への結婚祝いにオススメです。



どの色のポインセチアも、明るく励ましてくれるような花言葉があります!
番外編として、青いポインセチアがあります。
生育途中で青いインクを注射して染めたものなので、現時点では花言葉はありません。
ポインセチアの花言葉は「結婚しない」!?
インターネットで「ポインセチア 花言葉」と検索すると、関連する検索キーワードとして「ポインセチア 結婚しない」と出てくることがあります。
これは2012年のテレビドラマ「結婚しない」の影響です。
このドラマでは各話で花と一緒に花言葉が登場しました。
第9話でポインセチアが取り上げられていたため、花言葉は「結婚しない」であるという誤解が生まれたのです。
ポインセチアには、「結婚しない」という花言葉はありません。
独身の知人にプレゼントして嫌味になるような意味は含んでいないので、安心して贈り物や自宅用に選びましょう。
ポインセチアの風水
風水とは、四千年ほど前に中国で生まれた環境学です。
衣食住など身の回りの環境を整えて気の流れを良くし、より快適に暮らすための知恵として伝えられてきました。
よく耳にする、トイレを綺麗に掃除するとお金が入ってくるというのも風水の考え方です。
観葉植物や花も風水的にみると部屋に良い気を運び込む重要アイテムです。
ポインセチアにはどのような風水効果があるのでしょうか。
「魔除け」「厄除け」効果
ポインセチアのように鋭く尖った葉先を持つ植物は、邪気を払うのに良いとされています。
何だか部屋の空気がよどんでいる……と感じるときに置きたいですね。



ユッカ(青年の木)、サンスベリアなども葉先が鋭い植物です。
一方でガジュマル、ベンジャミンなど丸い葉っぱを持つ植物は「調和」「安定」を意味し、室内に穏やかさをもたらすと考えられています。
色別の運気アップ効果
ポインセチアには、色別に運気アップの効果が期待できます。
- ゴールド・黄色のポインセチア 金運
- 赤いポインセチア 健康運
- 白いポインセチア 浄化作用
- ピンクのポインセチア 恋愛運
どの運気を上げたいかによってポインセチアを選ぶのも楽しそうですね。



風水効果を抜きにしても、植物には空気をきれいにしたりその場の雰囲気を明るくする力があります!
ポインセチアはどんな植物?


ポインセチアと聞くと、一般的には「クリスマスの時期に出回る赤い花」というイメージではないでしょうか。
最近では品種改良が進み、赤以外にもゴールド、白、ピンクなどカラフルな色合いのポインセチアが多数存在します。
ポインセチアの基本情報
一般名 | ポインセチア |
英名 | Poinsettia |
和名 | 猩々木(しょうじょうぼく) |
科名/属名 | トウダイグサ科/トウダイグサ属 |
開花時期 | 12月~2月 |
原産国 | メキシコ |
赤やピンクなど色がついた部分が花だと誤解されがちですが、実は「苞(ほう)」という葉なのです!
苞の中心にある小さいツブツブが実際の花に当たります。
メキシコ原産なので寒さに弱いです。
冬のイメージがあるので意外ですよね。
茎や葉を切ると白い樹液が出ます。
ドイツでは衣服に付くと黒くなるため「狼の乳」と呼ばれ嫌がられています。
この樹液は肌につくとかぶれたり水ぶくれができたりする場合があるので、すぐに流水で洗うようにしましょう。
ポインセチアの人気の品種
ポインセチアは同じくトウダイグサ属で近い品種を含めると、世界で1000~1500種類あると言われています。
品種ごとに苞(ほう)という花のように見える部分の色や形が異なり、色は赤やゴールドなどの単色だけでなくマーブルなどもあります。
苞の形も縮れたり尖っていたりと個性豊かです。
この記事では、人気の高い品種を4つ+【番外編】1つをご紹介します!
ゴールド


温度の変化により苞(ほう)の色が変化。
初めはピーチイエローですが、真冬になり寒さが厳しくなってくるにつれてオレンジイエローに変わる苞を楽しめます。
ウィンターローズ


苞(ほう)が重なり合ってバラのように見える、ゴージャスな赤いポインセチアです。
白やピンクの斑点入りもあります。
アークティック


薄いクリーム色で、赤色のポインセチアと寄せ植えをするととても色の相性が良い品種です。
プリンセチア


2009年にサントリーフラワーズ株式会社が品種改良した、ピンクのポインセチアです。
「プリンセス」と「ポインセチア」を組み合わせ、プリンセチアと名付けられました。
濃いものから淡いものまで、8種類のピンク色があります。
【番外編】青いポインセチア


人工的に青色に着色されたポインセチア。
少し造花っぽさを感じますが、いかにも冬という感じの神秘的な色合いが素敵ですね。
クリスマスの象徴になった理由



ポインセチア=クリスマスの花というイメージだけれど、どうしてポインセチアはクリスマスを代表する植物になったの?
その由来は17世紀にまでさかのぼります。
キリスト教の宣教師たちがメキシコに上陸後、ポインセチアをキリスト教のシンボルと重ね合わせました。
赤い苞=キリストの血
緑の葉=永遠の象徴
白い樹液=純潔
それからキリストの誕生祭の行列に使われるようになりました。
19世紀にはポインセチアの名前の由来である、アメリカの初代メキシコ大使Joel Roberts Poinsetteがアメリカに持ち帰り園芸化されたこともあり、クリスマスの飾りとして世界中に広まったとされています。
ポインセチアの育て方


クリスマスシーズンにプレゼントでもらったり、自宅用に買ったポインセチア。
開花時期を過ぎたらどうしたらいいの?と悩みますよね。
ポインセチアは、植え替えや剪定など少し手をかければ翌年以降も美しく色づきます。
クリスマス前に購入しよう
自分で購入する時は、12月ではなく11月中に手に入れるのがオススメです。
せっかく買ったポインセチアがすぐに枯れてしまう一番の原因は、環境の変化。
寒い時期の生産現場では24時間暖房が付けられており、非常に暖かい環境で育てられます。
しかし購入後は外出時など暖房を付けない時間があるため、ポインセチアは寒い環境にさらされます。
こういった自宅での環境に早く慣れさせるため、11月中の購入がポイントとなるのです。
クリスマス後∼春(4月)
水やり
室内の日当たりの良いところに置きます。
寒い時期のポインセチアは休眠期のため、水やりを毎日する必要はありません。
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出てくるまでたっぷりとあげましょう。
剪定
色づいた苞(ほう)が縮れたり、色あせてきたら剪定をしましょう。
ポインセチアの枝には節(ふし)があります。
枝の途中に横切るように入った、白くボコッと膨れたところです。
地面から節を2∼3つほど残して全ての枝を切りましょう。
枝を切ると白い樹液が出てきます。
この樹液に触れると皮膚がかぶれることがあるので、剪定の時はゴム手袋をすると良いですよ。
剪定後、春になり日が長くなってくると新芽が出てきます。
初夏(5月)∼真夏(8月)
植え替え
生育期に入るため、暑い時期はぐんぐん育ちます。
5月∼6月に今より一回り大きい鉢に植え替えましょう。
肥料
生育期の5月∼10月は、1週間に1回程度のペースでハイポネックスなどの液体肥料をあげます。
置き場所
新芽が出てきたら、室外に置きましょう。
ただし梅雨の時期は長雨にさらされないよう軒下か室内に避難させます。
高温になる7月以降はベランダの半日陰になる場所を選んで置きます。
水やり
朝もしくは夕方の気温が下がっている時に毎日たっぷりあげましょう。
秋(9月∼11月)
短日処理
ポインセチアは、日が短くなってくると苞(ほう)が色づき始めます。
きれいに色づかせるために暗い時間を13時間以上つくる、短日処理が必要になります。
毎日午後5時∼午前8時まで段ボールをかぶせて光を完全に遮断するのが本来の方法です。



短日処理って面倒くさそう……毎日なんて絶対無理!
もっと手軽な短日処理の方法をご紹介します!
- 9月になったら夜は街灯が当たりにくい、室外のなるべく暗い場所に置く
- 気温が15℃を切ったら、室内に入れて夜は使わない暗い部屋に置く
日中は陽があたり、夜になると光が入らない場所に置くのがポイントです。
夜は人が入らない部屋の窓辺などがよいでしょう。
ポインセチアはきちんと管理すれば、3∼5年ほど楽しめます。
初心者には少し難しいかな……と感じるかもしれませんが、ポイントを押さえれば次のクリスマスもきれいに色づきますよ。
ポインセチアは色別に花言葉がある、クリスマスの縁起物!
赤以外にも、様々な色のバリエーションがあるポインセチア。
ポインセチア全体の花言葉に加えて、色別の花言葉もあります。
ポインセチア全体の花言葉 | 聖夜、幸運を祈る、祝福する |
ゴールド・黄色の花言葉 | 新たな始まり、再生、幸運 |
赤色の花言葉 | 私の心は燃えている、聖夜、幸運を祈る、祝福する |
白色の花言葉 | あなたの祝福を祈る、慕われる人 |
ピンク色の花言葉 | 思いやり、純潔 |
どれも前向きで良い意味の花言葉です。
大切な人やお世話になった人に心をこめてプレゼントできそうですね。
自宅用にポインセチアが欲しい方は、風水もチェックしておきましょう。
- 「魔除け」「厄除け」効果
- 色別の運気アップ効果
- ゴールド・黄色のポインセチア 金運
- 赤いポインセチア 健康運
- 白いポインセチア 浄化作用
- ピンクのポインセチア 恋愛運
ポインセチアには多くの品種が存在します。
品種改良が進み、様々な色や形のものがあるのでどれにしようか迷ってしまいそうです。
ここでは人気の品種を4つ+【番外編】1つをご紹介しました。
- ゴールド
- ウィンターローズ
- アークティック
- プリンセチア
- 【番外編】青いポインセチア
最後に、せっかく手に入れたポインセチアを次の年も楽しむための育て方のポイントを解説しました。
- できれば11月中に購入する
- 寒い時期は水を控えめに、初夏∼真夏は毎日水をたっぷりとあげる
- クリスマス後に苞(ほう)が色あせてきたら剪定をする
- 5∼6月に大きい鉢に植え替えをする
- 秋に短日処理をする
剪定や短日処理など、ポインセチア栽培の初心者だとハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、1年育てたポインセチアがまた美しく色を付けてくれるのを見るのはとても嬉しいものですよ!
今年のクリスマスは、プレゼントや自宅の観葉植物としてポインセチアを楽しみましょう!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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