もう失敗しない!冷凍コロッケをサクサクに揚げる&解凍テク|油処理なし調理方法3つ紹介

揚げたてのコロッケ、皆さんは何を思い浮かべますか?

サクサクな衣を割ると、ふわっと甘い香りが漂い、ほっこり幸せな気持ちにさせてくれませんか?

読者さま

1から作るのは時間もなくて、大変。

子どもも大人も大好きなコロッケですが、1から作るとなると調理に手間がかかります。

筆者

冷凍コロッケを使えば、短時間で美味しいコロッケが食べれますよ!

冷凍コロッケを使えば、調理の手間を大幅にカットできます。また必要な分だけ調理するのでフードロスにも繋がります。

読者さま

手軽だけど、破裂したり、ベタっとしてうまくできないの。

読者さま

油の処理がめんどくさいわ。

この記事では、冷凍コロッケをサクサクに揚げる方法や、めんどうな油処理のいらない調理法を紹介しています。

時短で簡単に調理できるコツを実践するだけで、美味しいコロッケがあなたの食卓の主役になります。

ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • 冷凍コロッケの上手な調理方法
  • よくある失敗の原因と対策
  • 揚げる以外の調理方法
目次

冷凍コロッケ、揚げる前に解凍するべき?

冷凍コロッケは解凍せずに揚げましょう。

解凍すると衣より先に中の具に火が通ります。

中身が先に加熱されると急激に水蒸気が発生します

結果ふにゃふにゃになって、最悪中身が油の中に溶け出してしまいます。

解凍の2つ方法と注意点

1自然解凍(冷蔵または常温にする)

冷凍コロッケは「凍ったまま揚げる」ことを前提に作られています。

自然解凍してしまうと、破裂のリスクが高まる、型崩れや衣がはがれる、べたつきやすくなるというデメリットがあります。​​

2、電子レンジで解凍

完全に解凍することは避けます。必ずパッケージに記載されている調理方法を確認してください。​​​​

サクサクに揚がる!冷凍コロッケの基本ステップ

1、凍ったまま揚げましょう

フライパンに1.5cmの深さの油を注ぎ、170〜180℃に温めます。

170〜180℃って?→温度計がなくても大丈夫。

衣のかけら(パン粉)などを温まった油に入れてみましょう。

衣が一度沈んでからふわっと浮かび上がったらベストタイミングです。

衣が沈んだままは温度が低く、勢いよく跳ね上がる時は、油の温度が高いことを示しています。

油が温まったら、表面の霜を払い落として、優しくそっと入れましょう。

2、表も裏もこんがりきつね色になるまで揚げます

油の中に入れたら、すぐに箸で触らずに、様子をみます。目安は2〜3分です。

表がきつね色になったら、裏返します。さらに2分ほど揚げましょう。

揚げ上がりまで5分ほどです

3、揚げ終わったら、すぐに網の上に乗せて余分な油をしっかり切りましょう。

 よくある失敗とその対策…冷凍コロッケはなぜ破裂する?

冷凍コロッケには凍った水分(じゃがいも、具材、衣の中の水)がたくさん含まれています。

熱い油の中に入れると内側の水が一気に水蒸気へと変化します。

水が水蒸気に変化する時、体積は1700倍にもなります。

つまり、わずかの水でも内部の圧力が上がるのです。

衣に覆われているコロッケの中で水蒸気は逃げ場を失い、内圧がどんどん上がります。

一定以上になると圧力に耐えられなくなり、爆発が起こるのです。

その他の原因として、

  1. 高温
  2. 表面に霜が付いている
  3. すぐに触る
  4. 長時間揚げすぎている
  5. 大量に揚げている     

などが挙げられます。 ひとつずつ見てみましょう。

1、高い温度で揚げすぎることもは、急激に加熱されて水が水蒸気に変化し、破裂を招きます。

適正温度は170〜180℃です。

2、冷凍コロッケは表面に霜がついていることがあります。

このまま油の中に入れると、水分が急激に上昇することで破裂しやすくなります。

霜は払ってから入れましょう。

3、油の中に入れたコロッケをすぐに触ることも破裂の原因となります。

揚げ具合を見るために箸でつついたりすると、衣に傷が入ってそこから破裂しやすくなります。

衣が固まるまで、1分30秒〜2分は触らないようにしましょう。

4、揚げすぎに注意しましょう。

長時間の加熱はタネに含まれる水分を水蒸気に変化させてしまうので破裂しやすくなります。

5、一度にたくさん揚げることも避けましょう。

大量のコロッケを油に入れると油の温度が下がり、その結果、衣が固まらず、内部の水分が水蒸気となり、

破裂しやすくなります。少量ずつ揚げるのがポイントです。

読者さま

忙しくてあと片付けが大変!

筆者

油で揚げない方法もありますよ

冷凍コロッケを油で揚げない調理法3つ

サクサクに仕上がる方法はわかって頂けたと思いますが、

油を使用して調理すると後片付けが大変になりますし、調理の際に油がはねるリスクもあります。

そこで、油で揚げなくても美味しく食べる方法をご紹介します。

電子レンジとフライパンを使う方法

筆者

耐熱皿は100均でも購入できますよ。

耐熱皿に冷凍コロッケをのせて、ラップをせずに600Wで表面が少し温まるまで2〜2分30秒加熱します。

フライパンにサラダ油を入れて、中火で熱し、冷凍コロッケを並べます。

こんがり焼き色が着くまで2分程揚げ焼きをします。

これなら使用する油も少ないので、後片付けの手間も少ないですね。

トースターを使う方法

アルミホイルを敷いたトースターに凍ったままのコロッケを並べて1000Wで15分焼きます。

10分程経ったら、コロッケの片面にサラダ油小さじ1(5cc)をかけます。

コロッケをひっくり返して、裏側にもサラダ油をかけます。

サラダ油の代わりにオリーブオイルでもOKです。

筆者

 トースターで焼くことでサクサク感をプラスできますよ。

オーブンを使う方法

オーブンを予熱で180〜200℃に温めておきます。

凍ったままのコロッケを並べて、10分焼きます。途中で裏返してさらに10分焼きましょう。

ヘルシー派におすすめの調理器具

筆者

健康を気づかう方やダイエッターの強い味方、ノンフライヤーをご紹介します。

様々なサイズのノンフライヤーが発売されていますが、適切なノンフライヤーのサイズは「人数×1L」

目安となります。

揚げ物など大量に調理したい場合は大きめサイズを選ぶことをおすすめします。

4人家族では4.5〜6Lのサイズがあると安心です。

ここで、ノンフライヤーのメリットとデメリットを見てみましょう

メリット
  • 油をほとんど使わないため、カロリーや脂質を大幅カット
  • 面倒な油の処理が不要、さらにコンロ周りの掃除もほとんどいりません
  • 急激な水分蒸発が起こらないので、破裂のリスクがありません
  • 加熱中は放置できるので、他の家事を同時に行うことができて時短になります
  • 高温の熱風で調理するので、トースターや電子レンジ単体よりも衣のサクサク感が味わえます
デメリット
  • 油でじっくり調理したコロッケに比べて、ジューシーさはありません
  • 一度に調理できる個数に限りがあります、多く入れすぎると焼きムラの原因に
  • 油で調理するよりは時間がかかります
  • 本体の購入費用や設置場所の確保が必要です
筆者

より美味しく仕上げるために、コロッケ表面に少量の油をスプレーかハケで塗ることで、揚げたてのコロッケのようなサクサク感を感じることができますよ。

ノンフライヤーの特徴を知ってもらったので、おすすめの機種をご紹介します。

ここまで、冷凍コロッケの調理方法を紹介しました。

ここでコロッケに使われるじゃがいもの時短テクニックを知りたくないですか?

興味のある方はぜひ参照してください。


 冷凍コロッケの調理法のコツをお伝えしました。

 コロッケの衣にお箸を入れた瞬間に​​、香ばしい匂いと優しい甘さが食卓に広がります。

 コロッケはホクホクの幸せを運ぶ黄金のシンボルです。

 皆様の食卓を彩る冷凍コロッケをぜひお試しください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次