
はあ…今日のお弁当は何にしようか…
毎日億劫だなあ



それなら、見た目も時短もかなう、のっけ盛り弁当がおすすめ。
最近めきめきと人気が上昇しているんです。



のっけ盛り弁当って何でしょう??



これから順を追って解説していきますね
のっけ盛り弁当とは?その魅力と基本のスタイル


朝の台所は戦場のように慌ただしいものです。
家族の朝食を用意しつつ、自分の身支度、子どもの支度、そしてお弁当作り。
限られた時間で栄養バランスを考えながら見た目も整えようとすると、つい憂鬱になってしまう方も多いのではないでしょうか。
そんな忙しい主婦の味方になってくれるのが「のっけ盛り弁当」です。
名前の通り、ご飯の上に直接おかずをのせて完成させるお弁当のスタイルで、別名「丼弁当」と呼ばれることもあります。
仕切りやカップにこだわらず、シンプルにご飯の上に具材を盛り付けるだけなのに、盛り付けの工夫次第で豪華に見え、家族からも「美味しそう!」と喜ばれるのが大きな魅力です。
また、ご飯とおかずを一緒に味わえるので満足感が高く、冷めても美味しいのが特徴です。
のっけ盛り弁当が支持される理由
手間をかけずに豪華で食べやすいのっけ盛り弁当は、働く主婦や子育て中の家庭にとって心強い味方です。
その理由は以下の4つです。
時短になる
おかずを別々に詰める必要がなく、ご飯にのせるだけなので、朝の忙しい時間にぴったりです。
見た目が豪華
彩りを意識しておかずを配置すれば、手間をかけずに豪華なお弁当に見えます。
食べやすい
ご飯とおかずを一緒に口に運べるので、食欲旺盛な子どもや忙しい大人にも食べやすいスタイルです。
洗い物が少ない
仕切りやカップを減らせるため、後片付けもスムーズ。
人気のっけ弁当のアイデアと彩りの工夫


のっけ盛り弁当は、工夫次第でバリエーションが無限に広がります。
ここでは人気のメニューを紹介しながら、彩りよく仕上げるポイントも解説していきます。
定番人気メニュー
まずは、定番のお肉とお魚を使ったのっけ盛り弁当をご紹介します。
すき焼き丼弁当
まずは、ボリュームたっぷりのすき焼き弁当です。
味玉も入って、食べ応えのあるお弁当になりました。


引用:すき焼き丼弁当
- 材料2人分
- 【味玉】
卵 2個
すき焼のたれ 大さじ2(卵用) - 【すき焼き】
牛バラ小間切れ肉 200g
にんじん 1/3本
長ねぎ 1/3本
A すき焼のたれ 70ml
A 水 70ml
B 片栗粉 小さじ1
B 水 小さじ2 - ご飯茶碗2杯分
作り方
下準備
卵は熱湯で10分ほどゆでて殻をむき、ポリ袋に入れ、すき焼のたれを加えて一晩漬け、味玉を作っておく。
1牛バラ小間切れ肉は食べやすい大きさに切り、にんじんは5mm幅の半月切り、または飾り切りにする。
長ねぎは1.5cm幅の斜め切りにする。
2にんじんを耐熱皿に並べてふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)で2分ほど加熱する。
3鍋にA すき焼のたれ、水を中火で加熱する。
牛肉、にんじん、長ねぎを加え、弱めの中火で4~5分ほど煮る。
4 B片栗粉と水で水溶き片栗粉を作り3に回し入れ、かき混ぜて、とろみがついたら火を止める。
5弁当箱にご飯とすき焼きを詰め、半分に切った味玉をのせる。
鮭のみりん漬け弁当
2品目はお魚を使ってカラフルなお弁当になりました。
手の込んでいそうな見た目に反して、楽々レンジであっという間にできてしまいます。


引用:鮭のみりん漬けのっけ弁当
- 材料2人分
- 【鮭のみりん漬け】
生鮭の切り身 2切
Aみりん 大さじ2
A醤油 小さじ2
さつまいも 30ℊ程度
ニンジン 20ℊ程度
ピーマン 1/2個 - 【カラフル和風オムレツ】
卵1個
かに風味かまぼこ1本
白だし小さじ1/2 - 温かいごはん適量
焼き海苔適量
白ごま少々
ミニトマト適宜
作り方
1生鮭の切り身は半分に切り容器にA を入れて漬ける。
2さつまいもは皮付きのまま5ミリ程度の厚さの輪切りにし、水にさらす。
ニンジンは皮をむいて5ミリ程度の輪切り、ピーマンは半量はみじん切り、残り半量は細切りにする。
3レンジクッキングプレートにさつまいも、ニンジン、その上に鮭を並べ、ピーマンの細切りをのせて蓋をし、500Wの電子レンジで3分半~4分加熱。
4卵に刻んだかまぼことみじん切りピーマン、白だしを加えて混ぜ合わせる。
500Wの電子レンジで40秒、一度かき混ぜてから再度20秒加熱し、粗熱でふんわりと固める。
5お弁当箱に温かいごはんを詰めて焼き海苔を敷いた上に鮭のみりん漬けをのせて白ごまをふる。
カラフルオムレツは食べやすい大きさに切る。
さつまいも、ニンジン、ピーマン、ミニトマトなどをのせる。
彩りを意識するポイント
お弁当は「見た目」で美味しさが左右されるもの。のっけ盛りスタイルでも、以下を意識すると一気に華やかになります。
- 赤:ミニトマト、パプリカ、にんじん
- 緑:ブロッコリー、いんげん、ほうれん草
- 黄:卵、コーン、かぼちゃ
この3色が入るだけでお弁当が明るく見えます。
さらに白(ご飯)、黒(海苔やごま)を足すと、彩りのバランスが整いプロっぽい仕上がりに。
残り物を活用したのっけ盛り弁当アレンジ
毎日のお弁当作りで悩むのが「おかずがマンネリになること」という人も多いですね。
そんなときにおすすめなのが、夕食の残り物を上手に活用した「残り物アレンジのっけ盛り弁当」です。
前日のご飯をリメイクするだけで、新鮮な一品に変身させられます。
例えば、夕飯で余ったカレーを翌朝フライパンで炒めて水分を飛ばし、ご飯にのせればドライカレー風になりますし、夕食の唐揚げを翌朝ご飯にのせ、市販のタルタルソースをかけるだけで唐揚げのタルタル丼となります。
残り物をただ詰めるのではなく、ひと工夫して新しい一品に作り直すことで、家族も飽きずに楽しめますよね。
調理の手間が省け、フードロス削減にもつながるのも嬉しいポイントです。
それでは、ひと手間かけるだけで、前日の残り物とは思えない、家族も喜ぶ活用レシピをご紹介しましょう。
ビーフシチュー春巻き
一つ目はビーフシチューを使った春巻きです。
目先が変わって、子供も大喜び。


引用:ビーフシチュー春巻き
- 材料 10本分
- 春巻の皮 5枚
- 残ったビーフシチュー 100g位
- チーズ 少々
作り方
1春巻の皮を三角形になるように半分に切ります
2半分に切った皮に、冷蔵庫で固まった状態のビーフシチューとチーズをのせて巻きます。
3少量の油で焼いたら完成です。
ポテサラリメイクベーコン
二つ目はポテサラを使ってボリュームを出した一品。
昨夜の残り物が主役になります。


引用:ポテサラリメイク
- 材料8個分
- ポテトサラダ残り
- ベーコンハーフ 8枚
- パセリ 少々
- マヨネーズ お好みで
作り方
1油を引かずにベーコンを焦げ目がつくまで両面焼く。
2真ん中にポテトサラダを乗せ巻く。
3上にマヨネーズを乗せパセリを振り掛ける。
4トースターオーブンに並べ1~2分焼きます。
冷凍コンテナ弁当を活用してラクラク時短


「のっけ盛り弁当は便利だけれど、毎朝作るのはやっぱり大変…」そんな方におすすめしたいのが「冷凍コンテナ弁当」です。
これは、あらかじめおかずを小さめのコンテナに詰めて冷凍保存しておき、朝は電子レンジで温めて弁当箱に移すだけというスタイル。
テレビや雑誌でも紹介され、忙しい主婦の間で人気が急上昇しています。
冷凍コンテナ弁当のメリット
冷凍コンテナ弁当は、時短になるのはもちろんですが、他にもさまざまなメリットがあります。
朝の時間を大幅短縮
温めて詰めるだけなので、5分で完成。
おかずのバリエーションが広がる
週末に数種類作り置きすれば、平日は組み合わせるだけで飽きません。
味がしみ込みやすい
冷凍保存することで、解凍時に味がよくなじみ、美味しさがアップすることがあります。
食材ロスを防げる
余った野菜や肉もまとめて冷凍しておけば、無駄なく使えます。
冷凍コンテナ弁当の作り方
では、冷凍コンテナ弁当は、実際どう作るのでしょうか?
代表的なレシピ、三色丼を挙げておきます。


- 材料1人分
- 【塩蒸しスナップエンドウ】
スナップエンドウ 20g
塩 小さじ¼ - 【パプリカのソテー】
パプリカ(黄)¼個(40g)
洋風スープの素 小さじ¼
オリーブ油 小さじ1 - 【肉そぼろ】
豚ひき肉 80g
砂糖 小さじ1
醤油 小さじ1
酒 小さじ1
作り方
1塩蒸しスナップエンドウ
スナップエンドウは、腹と背の部分にあるスジとヘタを取り除き、斜め2㎝幅にカットする。
シリコンカップの中に入れ、塩をふる。
2パプリカのソテー
パプリカは、長さを半分にカットし、縦に薄切りにする。
別のシリコンカップに入れ、洋風スープの素・オリーブ油をかける。
3肉そぼろ
豚ひき肉をボウルに入れ、砂糖・醤油・酒を加え、混ぜ合わせる。
4コンテナにスナップエンドウとパプリカのシリコンカップを入れ、空いているスペースに肉そぼろを詰めて表面を平らにならし、蓋をして冷凍する。
5食べるときに、コンテナの蓋をずらしてのせ、電子レンジ(600W)で5分加熱する。
お弁当箱にご飯と一緒に詰めたらできあがり。
のっけ盛り弁当を美味しく仕上げるコツとまとめ
これまでのっけ盛り弁当の魅力をお伝えしてきました。
のっけ盛り弁当とは
ご飯の上に直接おかずをのせて完成させるお弁当で、盛り付けの工夫次第で豪華に見え、栄養バランスにも優れたお弁当です。
時短になる
見た目が豪華に仕上がる
食べやすい
洗い物が少ない
のように、メリットがたくさんありました。
さらに、こちらの記事では、
定番ののっけ盛り弁当のレシピ「すき焼き丼弁当」、「鮭のみりん漬け弁当」
前日の残り物のリメイクレシピ「ビーフシチュー春巻き」「ポテサラリメイクベーコン」
そして対極の時短につながる冷凍コンテナ弁当「三色弁当」
毎日のお弁当に役立つレシピをご紹介させていただきました。
色どりにも気を付けて、見た目もきれいなお弁当を作りましょう。
どれも明日から手軽に作れるものばかりですので、お試しください。
おいしく仕上げるコツ
最後にのっけ盛り弁当をさらに美味しく見映えよく仕上げるためのポイントをお伝えします。
- 味付けは濃いめに
ご飯と一緒に食べるため、薄味だと物足りなく感じやすいので味付けは少し濃いめにします。 - 汁気対策をする
タレを煮詰める、葉野菜を敷くなどしてご飯がべちゃっとならないよう工夫します。 - 彩りを意識する
赤・緑・黄の基本に白と黒を加えるだけで完成度がぐんと上がります。 - 立体感を出す盛り付け
おかずの中央を少し高く盛ることで、ボリューム感と豪華さがアップ。 - 冷凍コンテナ弁当を組み合わせる
日々の負担を減らすためには、ストック活用をしてマンネリ防止をはかりましょう。
のっけ盛り弁当は「手軽・豪華・美味しい」を同時に叶える万能スタイルです。
また、さらに冷凍コンテナ弁当を取り入れれば、毎日の弁当作りが驚くほどラクになります。
忙しい朝だからこそ、少しの工夫で「見た目も栄養も大満足」のお弁当を実現してみませんか?
今日からぜひ、のっけ盛り弁当生活を始めてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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