最愛のペットはかけがえのない存在ですよね。
疲れたときには癒やしてくれたり、悲しいときには元気をくれたり。
でもそんな可愛いペットが「虹の橋を渡る」としたら…
あなたはその辛さに耐えられるでしょうか。
悲しみが長引けば、精神的にも身体的にもダメージを受けます。
そうならないために、ペットロスを回避する方法を知りたくありませんか?
うまく悲しみを乗り越えることができれば、かけがえのないペットは素敵な想い出となるでしょう。
これからのあなたの人生の中で色褪せずに、楽しそうな姿だけをあなたに残してくれます。
ここではペットロスにならないための心構え、なってしまった際の対処法をお伝えします。
ペットロスとは
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昔はペットロスなんて聞いたことなかったわ
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そうなんです、ペットロスはこの数十年で出現した現象です
家族として一緒に暮らしてきたペットを失くすことはショックと悲しみ、二重の苦痛を感じること。
それがきっかけとなって飼い主が精神的・身体的な不調になり、日常生活に支障を来すようになることを
「ペットロス症候群」と呼んでいます。
ペットブームが加熱した現代の日本では、「ペットロス」は決して他人事ではない社会現象です。
ペットロスの症状あれこれ
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ところで、ペットロスの症状って?
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以下のような症例が挙げられます
・不眠、情緒不安定、うつ病、疲労、虚脱、無気力、めまい
・摂食障害(拒食、過食)
・精神症状(錯覚、幻覚、妄想)
・身体症状(心身症、胃潰瘍)
一般的には、数日間から数週間で悲しみから立ち直っていきます。
しかし症状が重く何ヶ月も続く場合には、心療内科の受診やカウンセラーへの相談もお勧めです。
ペットロスを招くペットとの関わり方
では、どんなタイプの人がペットロスになりやすいのでしょうか。
ペットとの別れによって飼い主が失うのは単なる動物ではありません。
ペットとの暮らしの中でお互いが築いてきたもの、与えたもの、得たものすべてでしょう。
ペットが飼い主の心のよりどころであり、ペットから精神的な安定を得ていた場合には
飼い主は悲嘆し深い喪失感を味わいます。
昨今ではペットの家族化、擬人化、親密化が急速に進みました。
「餌」は「食事」と呼ばれるようになり、「おす」「めす」は「男の子」「女の子」と
言い換えられるようになりました。
そんなふうに慈しんできたペットとの別れですが、悲しみ方や辛さの度合いは飼い主それぞれによって
異なるのが普通です。
・飼い主の性別…女性
・飼い主の年齢…中高年者
・ペットの飼育期間…短い<長い
・ペットとの接触時間…短い<長い
・ペット看護の期間…短い>長い
・同居家族の数…少ない>多い
ペットの死の受け止め方に個人差が現れるのは、飼い主の年齢、性別、生活環境などの他、
飼い主とペットがどのように関わって生活してきたかという様々な要因が複雑に絡むことによるでしょう。
ペットロス症候群からの回復、その予防
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ここからは事情別に回避の仕方、予防策についてお話します。
ペットの病死に向き合う
現代は動物医療が進歩し、ペットは長寿傾向にあります。
近年病死するペットの主な死因は、人間同様「癌」です。
ガンにかかると、ある期間症状を観察しながら介護を続けた後に死亡するケースが多く見られます。
飼い主にある程度心の準備ができる期間がある場合、死への悲嘆が比較的穏やかとなります。
もしペットが重い病気になって死を覚悟したら、ペットとの別れの準備をしてください。
「命あるもの」との死別は避けられないと、自分自身を諭しましょう。
ペットと暮らしてきたかけがえのない思い出は、死別の悲しみを乗り越える力がきっとあるはずです!
ペットの事故死と時間の経過
・交通事故死
・毒物や異物の誤飲
・高層住宅からの転落
・原因不詳
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動物医療の進歩によってペットが病死する割合は減少傾向にありますが、
ペットの事故死は増加する傾向にあります。
ペットの事故死は飼い主の不注意が原因で発生することが多いため、飼い主は「自分の不注意で死なせた」と
自責の念に苦しみ、深い罪悪感を抱くのが普通です。
ペットの死亡に結びつくような事故はいくつかの偶然が重なって起きるものです。
そのことを自覚しましょう。
時間の経過に従って徐々に飼い主は事実を見つめるようになります。
そして偶発的な事故がすべて自分にあるのではないという認識に到達するまで待ちましょう。
時の助けを借りるのが最善策です。
ペットロス症状の回避と回復
ペットロスにならないためにどうすればいいのでしょうか。
まず、日常的に極端にペットに依存するような飼育習慣を避けます。
ペットとの間に適度な距離を保って暮らすことが望ましいでしょう。
ペットの飼育を開始するにあたっては、
「ペットは自分より先に死ぬ」
「ペットとの死別は避けられない」
「ペットの死に立ち会う」
「ペットを喪失する悲しみから立ち直る試練がやがて来る」
という認識を強く持ちましょう。
そしてもしその時が来たら、冷静にペットの死を受け入れ、悲しみを出しつくすことが肝心です。
亡くしたペットとの絆に区切りをつけるため、積極的に気持ちの切り替えを行いましょう。
自分独自のセレモニー(儀式)を行うのも、別れを受け入れる方法のひとつです。
・最期のシーンに立ち会う
・遺体に触れる
・遺体をきれいにする
・自ら埋葬する
・葬式を行う
自分のペットがこの世からいなくなったことを現実の出来事として受け止めます。
時間軸に沿って感情を整理する行為が悲しみからの回復に役立つでしょう。
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最後に、こんなエピソードをお贈りします。
ペットが逝ってしまうことを「虹の橋を渡る」と表現することをご存知ですか?
ところが、ペットが虹の橋を渡ろうとしても飼い主が泣きやむまで天国の雨は降りやまないのです。
ペットは雨の中、ずぶ濡れになって虹が出るのを待たなければなりません。
ペットにそんな寂しい思いをさせないためには、早く笑顔を取り戻すことです!
それがペットの最高の弔いになるのですから。
ここまでお読みくださってありがとうございました。
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