
もうすぐ節分だけど、お金をかけずに子どもと一緒に楽しめる方法が知りたいな……何か良いアイデアはないかしら?
節分といえば、豆まきや恵方巻を思い浮かべますが、今年の節分は子どもと一緒に簡単にできる節分飾りを手作りしてみませんか?
節分飾りを手作りすることで、季節の行事をもっと楽しく、身近に。
親子のコミュニケーションも深まる素敵な時間になりますよ。
今回ご紹介する節分飾りは、どれも手軽に作れて、子どもと一緒に笑顔になれるものばかり。
家族みんなで笑顔になって、おうちにたくさんの「福」を呼び込みましょう。
- 節分に込められた願いや風習
- 子どもと一緒に節分飾りを作るメリット
- 簡単に作れる節分飾り5選
- 飾り方のアイデア
ぜひ、最後までお読みください。
節分ってなに?飾りに込められた願いと風習


節分は、日本に昔から伝わる大切な行事のひとつです。
節分に込められた願いや風習を知って、季節の行事をより楽しみましょう。
節分ってどんな日?
2月3日は節分(せつぶん)ですね。
「鬼は外、福は内!」の元気な声が響く季節。
豆まきをしたり、恵方巻を食べたりと、楽しい日本の伝統行事のひとつです。
節分は、季節の節目に“福を呼び込む”特別な日。



その雰囲気をもっと楽しむために、おうちを節分らしく飾るのがおすすめです。
なぜ飾るの?節分飾りの意味
節分飾りには「邪気を払って福を呼ぶ」意味があるとされています。
鬼の顔や豆、福の神、柊(ひいらぎ)などは、昔から災いを追い払う象徴とされてきました。
- 鬼の飾りは「怖い存在を外に追い出す」シンボル
- 福の神は「良い運気を呼び込む」存在
- 子どもたちの笑い声や楽しさは、家の中を明るく保つ大事な力
そんな節分の“こころ”を遊びながら子どもに伝えるのが手作り飾りのいいところ。
この機会に、節分飾りを作って親子の絆も深めていきましょう。
節分をもっと身近に!子どもと一緒に飾りを作るメリット


今回は、子どもと一緒に節分飾りを作るメリットを3つご紹介します。
- 親子のコミュニケーションが深まる
- オリジナリティで特別感が出る
- 想像力や表現力が育つ
ひとつずつ、説明していきますね。
親子のコミュニケーションが深まる



どんな鬼の顔にする?
こんな色がいいかな?
何気ないやりとりで子どもの心を育てます。
手作り飾りは、うまくできるかよりも「一緒に作る時間」が何より大切です。
一緒に作業することで会話が生まれ、笑いあったり相談しあったりと、親子の絆が深まります。
オリジナリティで特別感が出る
手作りの飾りは「今年の節分」の思い出として心に残ります。
写真を撮って記録に残せば、後から見返して「また作りたいね」と会話がはずむことも。
毎年恒例のイベントにすれば、家族の楽しみになります。
節分という行事の意味を飾り作りを通して学ぶことで、自然と日本の伝統や文化に親しむこともできます。



遊びながら知識が身につくのは、子どもにとって貴重な経験です。
想像力や表現力が育つ
色を選んだり、形を工夫したりすることで、子どもの「自分で考えてつくる力」が自然と育ちます。
はさみで切る、のりで貼る、折るなどの作業は、手先の発達に効果的。
夢中になって取り組むことで、集中力も高まり、完成したときの達成感は大きな自信になります。



絵を描くのが苦手な子なら、ちぎり絵や貼り絵がおすすめですよ。
親子で楽しむ!”簡単”節分飾りアイデア5選


ここからは、子どもと一緒に簡単に手作りできる節分飾りをご紹介していきます。
折り紙で作る鬼の飾り
折り紙1枚でできるシンプルな鬼の顔
用意するもの
- 折り紙(好きな色) 1枚
- 白い紙(目・キバ用)
- 黒いペン
- のり
- はさみ
作り方
- 折り紙を三角に折り、さらに半分に折って折り目をつけて戻す
- 左右の角を上に織り上げ、五角形の形にする(ツノ部分)
- 上のとがった角を少し下に折って頭の形を作る
- 白い紙で目・キバを作り、貼る
- 黒ペンで目・眉・口などを描く
- ツノの形を整えて完成
怖い顔、泣いている顔、笑っている顔…鬼の顔の表情を変えれば、子どもの想像力も広がります。
トイレットペーパーの芯で作る鬼の人形
捨てずに再利用できる、エコな飾り
用意するもの
- トイレットペーパーの芯 1本
- 毛糸(なくてもOK)
- 折り紙
- 白い紙(目・キバ用)
- 黒ペン
- のり
- はさみ
作り方
- 芯に折り紙を巻いて貼る
- ツノや目・口を貼り付けてデコレーション
- 上に毛糸をつけると「髪の毛」になってかわいさUP
立てて飾るもよし、豆入れにもなります。
紙皿で作る鬼のお面
豆まきごっこで大活躍!作って遊べる実用品
用意するもの
- 紙皿 1枚
- 色画用紙や折り紙(髪・ツノ用)
- 白い紙(目・キバ用)
- 黒ペン
- のり
- はさみ
- ゴムひも(頭にかける)
作り方
- 紙皿の中央に目の穴を開ける(大人がサポート)
- 画用紙で顔のパーツを切って貼る
- 黒ペンで眉・口などを描いて表情をつける
- 両サイドにゴムひもをつければ完成
好きな色で塗ったり、折り紙をつけたりしてオリジナル感を楽しんで。
福の神&鬼のガーランド
節分らしい雰囲気が一気に出る、インテリアにおすすめの飾り
用意するもの
- 折り紙または色画用紙(鬼・福の神用)
- 糸やひも(ガーランド用)
- のり
- はさみ
- 黒ペン
- テープ
作り方
- 折り紙や画用紙で鬼・福の神の顔のパーツを複数作る
- 黒いペンで表情を描く(鬼はこわめ、福の神はにっこり)
- 全部できたら、ひもに順番にテープで貼りつける
- 壁や棚に飾れば完成
豆や枡(ます)、恵方巻をモチーフに加えても。
おうちにあるもので作るミニ飾り
何も買わなくてOK!気軽にできる節分飾り
用意するもの
- チラシ、折り紙、包装紙
- 牛乳パック、ティッシュの空き箱、紙コップ
- ペン、はさみ、のり、セロテープ
作り方
- チラシの裏に鬼や「福」の字を書く
- 色を塗って切り抜き、紙コップや空き箱に貼る
- 玄関や棚にちょこんと置けば、ミニ飾りの完成
身近にあるもので節分飾りを作って、親子で季節のイベントを楽しみましょう。
場所別!節分飾りの飾り方アイデア


場所に合った飾りをすることで、いつものおうちがもっと楽しく、もっと特別な空間になりますよ。
玄関まわりの飾り方
玄関は、お客様はもちろん「福の神」も最初に通る場所。
明るく楽しい雰囲気でお迎え感を演出しましょう。
- 鬼のリースで”鬼は外”を表現
- 柊鰯(ひいらぎいわし)風の魔除け飾り
- 「福の神」や「招き猫」モチーフで福を呼ぶ
玄関は運気の入り口とも言われています。
節分飾りで「邪気を払う・福を迎える」演出を楽しんでみてください。
リビング・壁面の装飾
家族が集まるリビングは、にぎやかで写真映えするデコレーションに。
飾るだけで季節のワクワク感が広がります。
- 色のバランスを考える
使う色を3~4色程度に絞ると統一感が出ます - 高さに変化をつける
壁だけでなく、吊るす・置くも組み合わせて立体的に - ライトや影で演出
夜はガーランドにライトを添えると幻想的に
「見る・作る・感じる」飾りで、リビングをにぎやかであたたかい空間に仕上げてみてくださいね。
窓やガラスに貼れる装飾
窓やガラスに飾りを貼るときは、マスキングテープなどあとが残りにくい素材を使うのがおすすめです。
小さい子どもと一緒に安心して飾れます。
はがす際は、飾りをゆっくりと剥がし、テープ跡が残ったら水でぬらした布や中性洗剤で軽くふき取るときれいになりますよ。
外から見えて、室内も明るくなる窓のデコレーションは、節分をさりげなく演出してくれます。



気軽に節分の飾りつけを楽しんでみてくださいね。
【まとめ】節分に簡単な飾りを手作りして親子の絆を深めよう!
この記事では、子どもと一緒に簡単に作れる節分飾りのアイデアをご紹介しました。
お金をかけず、おうちにあるものですぐに作れるものばかり。
寒い季節のおうち時間を、親子の思い出時間に変えるヒントになりますように。
最後に内容を振り返ってみましょう。
- 親子のコミュニケーションが深まる
- オリジナリティで特別感が出る
- 創造力や表現力が育つ
子どもと一緒に節分飾りを作ることで、忘れられない親子の思い出に。
「できそう!」「やってみたい!」と思ったアイデアから、ぜひ気軽に始めてみてください。
- 折り紙で作る鬼の飾り
- トイレットペーパーの芯でつくる鬼の人形
- 紙皿で作る鬼のお面
- 福の神&鬼のガーランド
- おうちにあるものでつくるミニ飾り
今年の節分は「作る・飾る・楽しむ」でおうち時間をもっと特別なものにしてみませんか?
飾り方のアイデアもチェックしてみてくださいね。
- 玄関まわりは邪気を払う・福を迎える演出を
- 家族が集まるリビングは写真映えするデコレーションに
- 窓やガラスに飾りを貼るときはマスキングテープがおすすめ
家の中に広がる手作りの鬼たちと、にこにこ笑うこどもたち。
それだけで、おうちにたくさんの「福」が舞い込んできそうですね。
今年の節分は、ぜひお子さんやご家族と一緒に手作り飾りを楽しんでみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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