
七夕会が近づくと、
毎回『どんな出し物にしよう?』と悩んでしまう…



短時間で準備できる七夕の行事アイデアが知りたいわ…
実はそんなふうに悩んでいる方は意外と多いんです。でもご安心を!難しい準備や長い練習がなくても楽しめる出し物が実はたくさんあります。
「七夕会、どんな出し物にしようかな…?」と頭を悩ませている保育士さんや、行事を担当する保護者の方へ向け、この記事では【短時間&低予算】で子どもと一緒に楽しめる“簡単な出し物アイデア10選”をご紹介します。
七夕劇や歌遊び、飾り作りなど、子どもたちが夢中になる工夫をぎゅっと詰め込みました。どれも保育現場や家庭で実践しやすい内容なので、今年の七夕レクリエーションにぜひ役立ててください。
この記事でわかること
- 七夕行事にぴったりの出し物アイデアを10個ご紹介します!
- 出し物を通して七夕の雰囲気を子どもに伝えられる!
- ミニ劇「織姫と彦星」
- 七夕クイズ大会
- パネルシアター・紙芝居
- 手遊び&七夕ソング
- 短冊飾り&願いごと発表
- 星のダンス&リズム遊び
- 願い事ビンゴ
- スタークラフト体験
- 飾り付けアイデア
- BGM&照明の工夫
今年の七夕イベントがきっと特別な思い出に残るはずです。
どうぞ、最後までゆっくりご覧くださいね。
七夕の出し物ってどう選ぶ?


子どもが楽しめるかが最優先ポイント
年齢に応じた理解・反応に合わせた演出がポイント!
七夕会の出し物を考えるうえで最も大切なのは、「子どもたちが楽しめるかどうか」。年齢に合わせた理解力や表現力を考慮し、分かりやすく、参加しやすい内容を選ぶことが成功のカギです。3歳児には繰り返しのある手遊び、大きい子どもには簡単な劇やクイズなど、段階に応じて工夫しましょう。
簡単・短時間・低予算の3つがカギ
道具が少ない・暗記がいらない形式を選びましょう。
お仕事をしながら子育ての忙しい日常の中で、出し物に多くの時間やお金をかけるのは難しいもの。そこで注目したいのが「簡単」「短時間」「低予算」という3拍子が揃ったアイデアです。準備が少なく、台本不要でも楽しめる内容なら、実施する側にも参加する子どもたちにも優しい行事になります。
保育園や家庭で人気の簡単出し物10選


ミニ劇「織姫と彦星のはなし」
登場人物を少なくして進行役が物語る形式で負担減!
登場人物を織姫・彦星・ナレーターに絞ることで、劇の負担を減らしつつ七夕の由来を楽しく伝えることができます。保育士が進行しながら物語を語り、子どもたちは簡単な動きで参加するだけでも雰囲気が出ます。
衣装はフェルトのたすきやカチューシャなど、手作り小道具で十分です。





普段から親しんでいる絵本の物語を七夕バージョンにするのも◎
・2~3歳児向け 絵本「みんなのおねがい」文:すとう あさえ 絵:おおいじゅんこ 出版社:ほるぷ出版
うさぎのうーちゃんはおかあさんと一緒に七夕の笹飾りを作ります。2.3歳児の発達に合わせて小さい子にも七夕行事がイメージし易いように描かれているので、制作の導入にも使える絵本です。
→絵本ナビでこの絵本をチェックする(https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=124289)
・3~4歳児向け 絵本「たなばたばす」作・絵:藤本ともひこ 出版社:鈴木出版
バスくんとねずみくんは星空で大活躍!おりひめさまの願いを叶えるために力を合わせて奮闘します。
→絵本ナビでこの絵本をチェックする(https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=85468)
・絵からも七夕の由来がわかる絵本「たなばたものがたり」作:舟崎克彦 絵:二俣英五郎 出版社:教育画劇
織姫と彦星の物語が子どもにも分かりやすく書かれています。
→絵本ナビでこの絵本をチェックする(https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=4199)
引用:絵本ナビ
七夕クイズ大会
星・季節・短冊にまつわる三択問題など
「織姫と彦星はどこで会う?」「七夕飾りは何色が多い?」など、星や季節、短冊にまつわる三択問題を出題すると、大人も子どもも一緒に盛り上がれます。デイサービスなど高齢者施設でも、穏やかなレクリエーションとして活用できます。


① たなばたのよる、そらにながれる かわ の なまえ、な〜んだ!?
A. ぎょうざのかわ
B. あまのがわ
C. おほしさまがわ
▶︎こたえ:B. あまのがわ
② おりひめが、けっこんをしたのは だ〜れだ!?
A. ひこぼし
B. おおかみ
C. おほしさま
▶︎こたえ:A. ひこぼし
③ おりひめと ひこぼしが あえるのは、い〜つだ!?
A. いちがつ ついたち
B. なながつ なのか
C. じゅうにがつ にじゅうごにち
▶︎こたえ:B. なながつ なのか(7がつ7にち)
※地域によっては 8がつ7にちもOK
④ たなばたのひに、ねがいごとをかく かみ の なまえは な〜んだ!?
A. すいかのかみ
B. たんざく
C. はんかち
▶︎こたえ:B. たんざく
パネルシアターや紙芝居
手作り感があり、見るだけでも楽しいもの。
七夕のお話を視覚的に伝える手法として、パネルシアターや紙芝居はとても有効です。イラストは手作りでも十分伝わり、観るだけで参加できるので、年齢を問わず安心して楽しめます。短時間で物語に入り込めるのも魅力です。地域にもよりますが地域の図書館では紙芝居やパネルシアターを無料で借りることもできます。





3歳児はシンプルなストーリーで
七夕の行事をわかりやすく伝えるものがいいでしょう。
『紙芝居キラキラぼしのたなばた』 さく・絵 あくざわ めぐみ 出版社:教育画劇
こちらの紙芝居は、隠し絵やだまし絵があり視覚的に楽しめます。2~3歳児向けです。
→絵本ナビでこの紙芝居をチェックする(https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=116507&srsltid=AfmBOoqTAGGu7y0z7O_Atj53TMxiX_MZNu4jkDBCfDJFAGpqEvV1qirG)
引用:絵本ナビ
手遊び&七夕ソング(振り付き)
「たなばたさま」やオリジナル替え歌など。
「たなばたさま」や「きらきらぼし」のような季節感あふれる歌に、手ぶりや簡単なステップをつけるだけで楽しい手遊びに。3歳児でも自然と覚えやすく、歌と動きがセットになることで記憶にも残りやすくなります。
ここで筆者のおすすめをご紹介します。
①こちらの動画では「たなばたさまの歌」に合わせて簡単な振り付けがされてます。ゆっくりなテンポで子どもたちと一緒に楽しめる内容です。
引用:YouTube
②こちらの動画では、七夕の由来を理解するのが難しい子どもでも、音楽に合わせて楽しめる内容になっています。かわいい振り付けで癒されます。(手遊びは 0:47~)
引用:YouTube



子どもウケを狙うなら恥ずかしがらずに!
ぜひ、女優・俳優になりきり演じましょう◎
短冊飾り&願いごと発表会
一人ずつ願いを発表、成長記録としても◎
ひとりずつ願いごとを発表してから笹に飾りつけをすると、子どもたちの成長や個性を感じられる時間になります。名前入りの短冊は保護者にとっても記念になりますし、発表の場として簡易的な「舞台」を設けると雰囲気が盛り上がります。


大人も楽しめる!親子参加型アイデア


簡単な星のダンスやリズム遊び
音楽に合わせて身体を動かす。
音楽に合わせて星のステッキを持って踊るだけでも、場が明るくなります。振付は自由でOK。保育士や大人が楽しそうに踊る姿に、子どもたちも自然と体を動かすようになります。親子で一緒に楽しめる内容にすることで一体感もアップすることでしょう。


願い事ビンゴゲーム
自由記入した願い事で盛り上がる遊び。
事前に書いた願いごとを元に作る「ビンゴ形式」のゲームは、短冊との連動性があり、盛り上がりやすい出し物のひとつです。大人と子どもが一緒に「これは誰の願い?」と会話を交わせる仕組みで、世代を超えた交流も期待できます。


スタークラフト体験コーナー
折り紙や色紙で星・織姫を作る。
折り紙や色紙で星や織姫・彦星を作るクラフト体験は、手先を動かしながら七夕を感じられる貴重な時間になります。作ったものはそのまま飾ることも、持ち帰って家庭で飾ることもでき、行事の余韻を楽しむことができます。


成功のコツは「雰囲気づくり」


星や天の川の飾り付けアイデア
キラキラ素材、黒背景で星空感を演出。
会場の雰囲気を一変させるのが「飾り付け」です。ラメ入りの紙テープで天の川を表現したり、金や銀の折り紙で作った星を吊るすだけで、一気に七夕感が高まります。黒い布や背景紙を使えば、星空のような演出も手軽に実現可能です。
・『折り紙とはさみで簡単・きれいな星のつくり方』
《準備品》折り紙・はさみ
→YouTubeはこちらから(https://www.youtube.com/shorts/d67i9sdUP7o)
・『七夕制作3歳児向け』天の川の作り方
こちらの動画では、現役保育士さんが3歳児向けに、誰でも簡単にできる七夕制作が紹介されています。
《準備品》・2色のスズランテープ(水色・紫など)・画用紙・はさみ・両面テープ・星のシール
→YouTubeはこちらから(https://youtube.com/shorts/MGfnOIS4xUg?si=a9ANhByv6RoMqnyU)
引用:YouTube



はさみが苦手なお子さんは、キラキラシールを台紙に貼るだけでも
指の運動にもなり、楽しめます◎
BGMや照明の工夫でムードアップ
七夕っぽい音楽や紙ランタンの活用。
「たなばたさま」などの童謡をBGMに流したり、紙ランタンやLEDライトで温かな明かりを灯せば、ムードはさらにアップします。特別な機材がなくても、照明のトーンを少し落とすだけで幻想的な空間を演出できます。
・『たなばたさま(童謡)/七夕祭り・流しっぱなし用BGM(ボーカルなし)』
こちらの動画は、約3時間ほどあります。入場曲や出し物のBGMにピッタリです。
→YouTubeはこちらから(https://www.youtube.com/watch?v=hPcUj-jEP9E)
引用:YouTube
まとめ|七夕の出し物は工夫次第で楽しめる
この記事では、簡単な出し物10選をご紹介いたしました。
こちらでもう一度、ポイントをまとめます。
- 年齢に合わせた理解力や表現力を考慮し、分かりやすく、参加しやすい内容を選ぶ。
- 「簡単」「短時間」「低予算」の3拍子が揃ったものを選ぶ。
この記事内で紹介した記事は、こちらです。
- ミニ劇「織姫と彦星」:登場人物を絞り、進行役が語る形式で負担軽減。
- 七夕クイズ大会: 星や季節、短冊などをテーマに三択クイズ。親子で楽しめます。
- パネルシアター・紙芝居: 視覚的に七夕の物語を伝える演出に最適。
- 手遊び&七夕ソング: 「たなばたさま」や替え歌を振り付きで。
- 短冊飾り&願いごと発表: 一人ずつ発表し、成長の記録にもなります。
- 星のダンス&リズム遊び: 音楽に合わせて楽しく身体を動かす活動。
- 願い事ビンゴ: 自由に書いた願い事でビンゴ。笑いと発見が生まれる。
- スタークラフト体験: 折り紙や色紙で星や織姫を制作。親子参加にも◎。
- 飾り付けアイデア: 黒背景×キラキラ素材で幻想的な天の川演出。
- BGM&照明の工夫: 紙ランタンや七夕らしい音楽でムードづくり。
七夕会の出し物は、特別な準備や大がかりな演出がなくても楽しめます。保育園の子どもたちも、家庭で過ごすご家族も、短時間で手軽に楽しめるアクティビティを取り入れて、特別な一日を演出してみましょう。誰かの願いに寄り添い、夜空を見上げるこの行事を、心に残るイベントに仕上げてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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