自宅で簡単♪100均アイテムでテラリウムを作る方法を解説！オススメの植物も紹介

自宅で簡単に”小さな自然”を作ることができると話題のテラリウムですが、「難しそう」と作ることを敬遠していませんか。

インテリア性も高く、お部屋のアクセントにもなるテラリウム。

実は道具や材料を揃えれば誰でも簡単に作ることができます。

この記事を読むと、テラリウムを作るための手順や必要な道具・材料などが分かります。

この記事を読んで、自宅で自分だけの”小さな自然”を作ってみましょう。

テラリウムとは

テラリウムとは、ガラス容器などの中で動植物を飼育・栽培する技術で、現代では園芸の一スタイルとされています。

最近では、身近にある物や100均アイテムを使った手のひらサイズのテラリウムを作る人が増えているようです。

お好みの容器の中に自分だけの自然を手軽に作ることができるのは、テラリウムの最大の魅力です。

インテリア性も高いため、お部屋のアクセントとして作ってみてはいかがですか。

テラリウムの歴史

テラリウムは、19世紀に現在のイギリス本国である大英帝国の首都ロンドンで発明されました。

19世紀のイギリスでは、産業革命の発展に伴い工場から多くの有毒な化学物質が排出され、農作物の生育に深刻な影響を及ぼしていました。

そんな汚染された土地でも、動植物を育てることができるテラリウムという手法は、とても画期的な発明でした。

この技術は、主に本国から遠く離れた植民地の資源を、本国に輸送する手法として活用されました。

輸送されたものは様々ですが、今では日常に欠かせないゴムやコショウが代表的です。

テラリウムの一般的な作り方

一般的なテラリウムの作り方は以下のとおりです。

テラリウムを100均アイテムで作る方法

ここまでは、テラリウムの歴史や一般的な作り方を紹介しました。

歴史が深く、お洒落なテラリウムですが、100均アイテムだけで手軽に作ることはできるのでしょうか。

テラリウム作成にあたり、最低限必要な道具や材料は以下の６つです。

また、あると便利な道具や材料は以下の３つです。

テラリウムの作成に使えるオススメ100均アイテム

①容器

初めはガラス容器で大きすぎない商品がオススメです。

【ダイソー】かろやか上質ラウンドグラス約３００ｍｌ

②土づくり用容器

土を作るときに使う容器です。自宅にある容器でも問題ありませんが、購入する場合はプラスチック容器をオススメします。

【ダイソー】エコ鉢皿（8号）

③土

土は保水性があることや雑菌が少ないことが大切です。

また、苔は弱酸性の土を好む種類が多いそうです。

初めての方は、ダイソーで買える「赤玉土」と「ピートモス」の2種類をそれぞれ7対3の割合で混ぜた土で問題ありません。

慣れてきたら育てる植物に合わせた土を作りましょう。

【ダイソー】赤玉土1.5L

【ダイソー】ピートモス1.8L

赤玉土は最初は小さい塊になっていますが、細かく潰してから混ぜましょう。

④水苔

土の下に敷くことで、保水性を高めることができます。

【ダイソー】水苔 50g

⑤霧吹き

霧吹きは水分量の調整に使います。基本的になんでも大丈夫です。

【ダイソー】霧吹きボトル　３８０ｍｌ　カラー

⑥シャベル

小さい容器でも使えるように細いシャベルがオススメです。

【ダイソー】プランタースコップ細

⑦ピンセット

植物をつまむため、先が細いピンセットがオススメです。

【ダイソー】長細型ピンセット

100均で調達できないアイテムと調達方法

100均には以下のアイテムが販売されていないため、別の方法で調達する必要があります。

植物については、自生しているものを採取する方法もありますが、自身の敷地外の植物を採取することは法律違反となります。

最近は、テラリウム用の植物を簡単に購入できるインターネット通販がオススメです。

また、レイアウト用の材料（小石や木など）は、公園や河川敷などにある材料を活用するのも一つの方法ですが、こちらも植物同様にインターネット通販で購入するのがオススメです。

テラリウムに適したオススメの植物

テラリウム内の環境には特徴があるため、その環境に適した植物があります。

テラリウム内のスペースは容器の大きさであらかじめ決まっており、そのうえ空気の循環が少なく多湿となりやすいです。

そのため、あまり大きく成長しない小ぶりで多湿に強い植物がテラリウムに適した植物となります。

テラリウムに適したオススメの植物は以下の３つです。

苔類（ホソバオキナゴケ・タマゴケ）

苔類は落ち着いた雰囲気と湿度や光の加減による微妙な色合いや質感を楽しめる植物で、テラリウムではメジャーな植物です。

苔は種類が非常に多く、世界には約2万種類、日本に約1700種類が確認されています。

種類によって好む環境が違うため、湿気を好む種類を選びましょう。

また、ゆっくりと成長する種類を選ぶことで、手間要らずで楽ちんです。

シダ植物（ホウライシダ・コシケシダ）

シダ植物は、コケと生息している場所が近く、テラリウムでコケと一緒に植えるのに適した植物です。

葉振りが小さくあまり主張しないため、サブとしても取り入れやすい植物です。

最近は、テラリウム用のミニタイプのシダ植物が出回っています。

成長により大きくなる種類もあるため、小型の種類を選びましょう。

セントポーリア（花を楽しみたい方向け）

セントポーリアはイワタバコ科の多年草で、和名は「アフリカスミレ」といいます。

和名のとおり、スミレに似た可愛らしい花を咲かせる植物で、アクセントとしてオススメの植物です。

光が弱く湿った環境で開花するため、テラリウムに適しておりコケとの相性も抜群です。

お家でテラリウムを100均アイテムで作ろう

この記事では、テラリウムの作り方と100均のオススメ商品を紹介しました。

テラリウムの作成手順は以下のとおりです。

また、テラリウムをつくるために最低限必要な道具等、あると便利な道具等は以下のとおりです。

上記の道具・材料のほとんどは100均で購入することができます。

ただし、植物やレイアウト用の材料については、100均で調達できないため、自生しているものを採取するかインターネットなどで購入する必要があります。

インターネット上には、テラリウム用の植物やレイアウト用の材料が多く販売されているため、インターネット通販で購入することをオススメします。

なお、テラリウムに適したオススメの植物は以下の3種類です。

慣れてきたら植物の種類を増やし、自分だけの小さな自然を作ってみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。