冷凍たこ焼きは太る？カロリーの目安・メーカー別比較とヘルシーな食べ方を徹底解説

調理も手軽で家族みんな大好きな冷凍たこ焼きは忙しい家庭の味方ですよね。

レンジやトースターで温めるだけで手軽に食べられるので、子どものおやつや大人の間食にも人気ですが、実は炭水化物や脂質が多めでカロリーが高くなりやすい食品です。

この記事では以下について解説しています。

この記事を読めば、冷凍たこ焼きを取り入れたバランスの良い食生活をおくることができるようになります。

すぐに実践して、忙しい中でもストレスなく冷凍たこ焼きを楽しみましょう！

冷凍たこ焼きのカロリーはどれくらい？

一見カロリーが高そうな冷凍たこ焼きですが、実際の値は知らない人が多いのではないでしょうか？

実は調理方法でもカロリーは変わります。

冷凍たこ焼きのカロリーについて身近な食べ物と比較しながら紹介していきます。

平均的なカロリー（1個・1袋あたり）

冷凍たこ焼きの平均的なカロリーはどれくらいなのでしょうか？

代表的なメーカーの1個あたりのカロリーを以下の表にまとめました。

メーカー名	商品名	1個あたりのカロリー
nissui	たこ焼き	30kcal
テーブルマーク	ごっつ旨い たこ焼	30kcal
セブンイレブン	かつおと昆布の風味豊かなたこ焼き	53kcal

冷凍たこ焼きのカロリーは1個あたり約30～50kcalで、1袋（8個）食べると240kcal～400kcalです。

ご飯はお茶碗1杯（約150ｇ）あたり234kcal、食パン1枚（6枚切り）あたり149kcalです

主食と比較すると、カロリーが高いのが分かります。

冷凍たこ焼きは加熱方法でカロリーが変わる？

冷凍食品のパッケージに書かれているカロリーは未調理の状態（＝そのままの商品）の栄養成分です。

電子レンジ加熱・オーブントースター加熱であれば、追加の油や調味料を使わないので表記カロリー＝実際に食べるカロリー です。

油で揚げると衣や表面が油を吸収するため、1個あたりのカロリーが20～50kcal程度増加します。

カロリーを抑えたい人は、電子レンジ加熱かオーブントースター調理がおすすめです。

有名メーカー・コンビニ別！冷凍たこ焼きのカロリーを比較

商品によってカロリーが変わってくるのか気になりますよね？

コンビニや大手冷凍食品メーカーの商品を比較し、カロリーを抑えたい人向けの冷凍たこ焼きの選び方について解説していきます。

コンビニ（セブン・ローソン・ファミマ）

コンビニ大手3社を比較すると以下のようになりました。

商品名	値段（税込）	1個あたりのカロリー	商品の特徴
セブンイレブン「かつおと昆布の風味豊かなたこ焼き」	321円	53kcal	6個入り ソースとかつお節付き
ローソン「とろ～り　たこ焼き」	354円	54kcal	8個入り タコが大きめにカットされている
ファミマ「だし香る！とろーりたこ焼き」	470円	34kcal	6個入りソースとマヨネーズ付き

コンビニ大手3社で比較すると、1個あたりのカロリーが1番低いのがファミマの冷凍たこ焼きでした。

スーパーや大手冷凍食品メーカー

スーパーにはたくさんの種類の冷凍たこ焼きがありますが、よく見かける4つの商品を比較しました。

メーカー名「商品名」	1個あたりのカロリー	特徴
nissui「たこ焼き」	30kcal	風味豊かでそのまま食べてもおいしい
テーブルマーク 「ごっつ旨い たこ焼」	30kcal	大粒タイプも販売されている
TOPVALU「山芋を加えふわふわでとろっとした たこ焼」	26kcal	20個入り税込み322円で安価
八ちゃん堂「大玉たこ焼」	35kcal	1口で食べきれないほどの大きさ

スーパーで販売されている冷凍たこ焼きでは、1番低カロリーなのがTOPVALUの26kcalで、1番高カロリーなのが八ちゃん堂の35kcalでした。

八ちゃん堂のカロリーが高いのは”大玉”であることが理由だと思われます。

前項目のコンビニの表と比較してみると、コンビニの冷凍たこ焼きの平均カロリーが47kcalに対して、スーパーの平均カロリーは30kcalでした。

これは、コンビニの冷凍たこ焼きにはソースやマヨネーズが付いており、カロリー計算も調味料込みでされているからです。

冷凍たこ焼きを食べる際のカロリーを抑えたい人は以下に注意しましょう。

ダイエット中に冷凍たこ焼きを食べる工夫

ダイエット中は冷凍たこ焼きを避けた方がいいと思っている人が多いのではないでしょうか？

個数や調理方法を調整したり、副菜を工夫することでカロリーを抑えることができます。

ただおやつには不向きなので食事の一環として食べるようにしましょう。

ダイエット中でもストレスなく冷凍たこ焼きを食べる方法について解説していきます。

食べる個数と副菜の工夫

ダイエット中に理想的な冷凍たこ焼きの食べ方について解説していきます。

冷凍たこ焼きに調味料をかけたと想定して、1個あたりのカロリーを50kcal（冷凍たこ焼き30kcal＋トッピング20kcal）とします。

たこ焼きだけで400kcalに抑え、これに副菜を足して合計500kcal前後を目指すと満足感がありつつ太りにくいです。

1回の食事に摂取するのは多くても8個までにしましょう。

次に冷凍たこ焼きと一緒に食べる副菜について解説します。

冷凍たこ焼きの栄養バランスの弱点はこちらです。

これらを解決するためには副菜を追加することで、不足している栄養素を補う工夫をしましょう。

副菜には「たんぱく質を補うための枝豆やゆで卵」や「食物繊維やビタミンを補うサラダや野菜スープ」がおすすめです。

カロリーを抑える調理法とアレンジ

冷凍たこ焼き自体のカロリーを抑えるアレンジレシピを紹介します。

カロリーを抑える1番の方法は調味料をかけずに食べることです。

しかしそれでは満足感を得ることができません。

そこでソースやマヨネーズをポン酢やノンオイルドレッシングへ置き換えることをおすすめします。

それぞれのカロリーはこちら

• ソース：5gあたり約6kcal
• マヨネーズ：5gあたり約35kcal
• ポン酢：5gあたり約2kcal
• ノンオイルドレッシング（香味和風）：5gあたり約6kcal

ポン酢やノンオイルドレッシングの場合には食物繊維として大根おろしやネギを加えると冷凍たこ焼きの野菜不足問題に対応できます。

以下に各トッピングパターンのカロリー比較表を作成したので参考にしてください。

パターン	たこ焼き本体（8個）	トッピング分	合計カロリー
基本（そのまま）	240kcal	0kcal	240kcal
ソース＋マヨあり	240kcal	120kcal	360kcal
ポン酢＋大根おろし	240kcal	15kcal	255kcal
ノンオイルドレッシング＋ネギ	240kcal	20kcal	260kcal

子どもや家族が冷凍たこ焼きを食べるときの注意点

子どもが大好きな冷凍たこ焼き、子どもは無限に食べますよね。

その反面食べ過ぎているとカロリーや栄養バランスも気になってきます。

子どもが摂取する際の注意点について解説していきます。

栄養バランスと満腹感

子どものおやつはカルシウムや鉄分、ビタミンCといった食事で不足しがちな栄養素の補給が推奨されています。

そのため、栄養価の低い冷凍たこ焼きは子どものおやつには一見不向きにも見えますが、スナック菓子よりは栄養価が高く、腹持ちも良いです。

しかし、冷凍たこ焼きを子どもが食べる際に注意したいこともあります。

注意点は以下の３つです。

・量の調節はきちんと行う
・良質な脂質を1日のどこかで摂取する
・高タンパク食材と組み合わせる。

まず、量の調節をきちんと行いましょう。

冷凍たこ焼きは炭水化物が主体です。

消化管が未発達な幼児期では胃もたれや眠気につながることもあります。

また、良質な脂質を1日のどこかで摂取しましょう。

子どもの脂質は「質」が重要です。

冷凍たこ焼きでは植物油・魚油のような良質な脂質を摂る機会が減る危険性があります。

マヨネーズは控えめにし、青魚やオリーブオイルといった良質な脂質を1日のどこかで摂取するようにしましょう。

そして、高タンパク食材と組み合わせましょう。

成長期の子どもには「筋肉・骨・脳の発達」にたんぱく質が不可欠です。

冷凍たこ焼き1個のタコは小さく、実際のたんぱく質量は少ないです。

卵・チーズ・豆腐・枝豆・鶏肉など高タンパク食材と組み合わせて食べるといいですね。

食べすぎを防ぐ量とタイミング

冷凍たこ焼きは手軽で子どもも大好きですが、気付くと食べ過ぎてしまうことも。

栄養バランスやカロリーの面からも、上手に工夫して「食べすぎ防止」できる方法をまとめます。

冷凍たこ焼きのカロリーを知っておいしく楽しもう

冷凍たこ焼きは手軽でおいしい一方、1個あたり40〜60kcal程度あり、つい食べ過ぎるとカロリーオーバーにつながりやすい食品です。

メーカーによってカロリーや栄養成分に違いがあるため、商品パッケージを確認することも大切です。

記事で紹介したポイントを改めて整理すると、以下の通りです。

冷凍たこ焼きは「食べ方次第」で大きく印象が変わる食品です。

ついパクパク食べてしまうと高カロリーになりがちですが、量を調整したり一緒に食べる副菜を工夫したりするだけで、十分ヘルシーに楽しめます。

メーカーによって特徴が異なるため、食べ比べながら自分や家族に合った商品を見つけるのも一つの楽しみ方です。

忙しい日のお昼や子どものおやつとしても便利な冷凍たこ焼き。

カロリーや栄養の知識を持って取り入れれば、ストレスなく子どもに与えられます。

ぜひ今日から取り入れて、冷凍たこ焼きを楽しみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。