介護施設の人手不足は有名な話ですが、その人手不足を解消するために借り上げ社宅の導入はいかがでしょうか。
借り上げ社宅は会社と社員どちらも得する制度です。
導入することによって、地域関係なく良い人材が集まり、社員の手取り額が上がるので人材定着も期待できます。
また家を借りることが難しい、外国人労働者を受け入れることもできるようになります。
社宅制度と聞くと、会社の手続きが多かったり、費用負担があるイメージかもしれません。
これらをなくすために、社宅導入の手続き、外国人労働者の受け入れ手続きサポートを導入予定の不動産もあります。
これを読んで上手に借り上げ社宅を導入し、人手不足を解消して節税対策もしていきましょう。
まずは、介護業界の現状やこれからどうなるかを見ていきましょう。
介護施設の人手不足の現状
世界の中でも高齢化が進んでいる日本の介護業界の人手不足は深刻です。
令和4年度「介護労働実態調査」の結果を見ると人手不足の現状が見えてきます。
- 人手不足を感じている介護事業所は66.3%
- 介護職員の平均年齢は50.0歳
- 離職者の58.7%は、勤続期間が3年未満と短い
- 2025年に43万人、2040年に79万人の介護職員が不足すると予想されている
人手不足や、介護職員の高齢化が深刻な状況であることがわかります。
また人が定着しない原因は低賃金や労働条件の不満で辞める人が多いからです。
悪化していく人手不足を防ぐためにも、福利厚生で人気の高い社宅制度を導入し、求人でアピールできるようにするのがオススメです。
また社宅があると外国人労働者の受け入れもしやすくなり、長期的に見ても人手不足が解消できます。
さて、いよいよ本題の社宅制度についてです。
住宅補助3つの紹介と比較
住宅の福利厚生では「住宅手当」と「社宅制度」が人気の制度になっています。
住宅手当は社員が契約している物件を補助する制度に対し、社宅制度は会社が社員に物件を貸す制度です。
また、社宅制度の中でも「社有社宅」と「借り上げ社宅」の2種類に分かれています。
社有社宅は物件の所有者が会社で、借り上げ社宅は不動産会社です。
3つの「住宅手当」「社有社宅」「借り上げ社宅」について一つずつ比べながら紹介していきます。
住宅手当
住宅手当は、社員個人が契約している家賃や住宅ローンの一部を会社が、給料に上乗せして支払う制度です。
支給条件と金額を決めるだけで物件の管理や運用をしなくていいので、導入が簡単です。
物件探しや契約の手間がなく、社員が自由に物件を選ぶこともできます。
しかし社員の給料総額が上がるため、所得税や社会保険料の負担額が増えることになります。
コストがかかることなどから最近は減少傾向です。
社有社宅
社有社宅は、会社が賃貸物件を購入して社員に貸し出す制度で、所有者は会社です。
そのため家賃はかからず、社員から社宅使用料として給料天引きで家賃を貰えるので、所得税や社会保険料は抑えられます。
一方でメンテナンス費用や固定費の負担、社員同士が同じ建物に住むので仕事とプライベートが分けずらいことなどから需要が減ってきています。
借り上げ社宅
借り上げ社宅は、会社が不動産会社などから一般の賃貸物件を借り、社員に貸し出す制度です。
物件の所有者は賃貸物件のオーナーや管理会社です。
社員が自分で物件を選び、会社が契約することが多く、社員が既定の範囲内で自由に物件を選べます。
また家賃が給料天引きのため、所得税や社会保険料の負担額を抑えられます。
物件の所有者が管理会社なので、賃貸物件特有の家賃などの費用がかかります。
しかし、社有社宅のような管理コストがからないので人気です。
3つの比較
3つの違いをまとめてみました。
住宅手当 | 借り上げ社宅 | |
社員が契約している家賃や住宅ローンの一部を会社が支給する制度 | 会社が物件を購入して社員に貸し出す制度 | 会社が不動産会社などから物件を借り、社員に貸し出す制度 |
家賃は給料に上乗せのため税金の負担額が増える | 家賃は給料から天引きのため税金の負担額が減る | 家賃は給料から天引きのため税金の負担額が減る |
物件の管理や運用をしなくていい | 物件のメンテナンス費用や固定費など運用コストがかかる | 物件の管理コストはないが、賃貸特有の費用がかかる |
住宅手当は、物件の管理や運用をしなくていいので導入しやすくなっています。
しかし、税金が多くなり会社の負担が増える制度です。
社有社宅は家賃が給料天引きなので節税でき、住宅手当よりも費用を抑えれます。
しかし、物件購入や運用コストなどがかかり手が出しにくい制度です。
その点借り上げ社宅は、初期費用や固定費などの管理コストがかかる社有社宅よりも、コストを抑えれて、節税もできるので人気の社宅制度です。
次は借り上げ社宅のメリット・デメリットについて解説します。
借り上げ社宅のメリット・デメリット
ここまでで、借り上げ社宅は、会社と社員のどちらにも良い制度なことがわかりました。
そのため最近では主流になっているのです。
しかしデメリットもあるので気を付ける必要があります。
自由に決めれるからこそ、会社に合う社宅規程を作成して借り上げ社宅を導入し、いい面を取り入れてトラブルを防げるのです。
リスクなく導入するためにも知っておきたい、借り上げ社宅のメリット、デメリットについて見ていきましょう。
メリット
借り上げ社宅のメリットを紹介します。
- 会社、社員のどちらにとっても節税になる
- 福利厚生として採用でアピールできる
- 管理コストがかからない
- 社員の契約の手間がない
- 社員が入居審査に落ちたり、家賃滞納することがない
大きく3個に分けて解説します。
会社、社員のどちらにとっても節税になる
借り上げ社宅にすると、家賃を経費として計上できるので法人税の節税ができます。
また給料天引きで家賃を支払うので社員が家賃滞納をする心配もなく、給料総額は増えないため、社員の社会保険料や所得税も増えません。
そして会社が負担する社員の税金が減り、給料の手取り額だけが増加し、社員だけでなく会社にとっても負担軽減になります。
福利厚生としてアピールできる
給料の手取り額が上がるので福利厚生でアピールでき、良い人材や定着率UPに繋がります。
社員側から見ても金銭面の負担が少なく、入居審査に落ちることなく、契約の手間もありません。
管理コストがかからない
物件のメンテナンス費用や、税金などの固定費はオーナーや管理会社負担なので、会社は支払う必要がありません。
そのため手軽に取り入れることができます。
デメリット
借り上げ社宅の良い面だけではありません。
会社と社員のどちらにもデメリットがあるので注意が必要です。
- 会社側に契約手続きなどの手間がある
- 賃貸特有の初期費用や更新料、解約時の違約金がかかる
- 社員は収入額が増えないので社会保障額も増えない
- 社員が自由に物件を選べない
- 社員は退職時に退去しなければならない
大きく4つに分けて解説します。
契約手続きなどの手間がある
会社が不動産会社などから物件を借りるので、会社が契約や支払いの手続きをする手間があります。
そんな手間を減らした、内覧から契約手続きまで全てオンラインや郵送でできる紹介制不動産もあります。
賃貸特有の費用がかかる
賃貸なので、初期費用や更新料、解約時の違約金などがかかります。
しかし、仲介手数料無料で初期費用が抑えられる紹介制不動産もあるので出費を抑えることが可能です。
費用も誰が負担するかの決まりはないので、自由に決めれます。
そういった社宅規程の作成や相談などのサービスを提供予定の紹介制不動産もあり、その会社にあった制度を決めることができて安心です。
社員側の社会保障額が増えず、物件も選べない
社員側は家賃が給与天引きで収入が少なくなるので、収入を元に決める年金や社会保障額が増えないので注意が必要です。
また、会社が社員に物件を提供する制度なので、自分の住みたい家を選べません。
しかし最初に社宅条件を決め、その範囲内で社員が物件を選び、契約は会社がすることもできるので、社員の満足度を上げつつ、会社の手間も省けます。
社員は退職時に退去しなければならない
社員側からすると退職時に家も退去しなければならない不安があります。
しかし、会社と社員で話し合い、契約者を社員に変更して継続して住むことも可能です。
社有社宅と違い、退職しても周りは会社と関係がない住民なので住み続けやすい環境になっています。
会社負担は無くなりますが、周りの家賃が上がっていたとしても、継続して同じ家賃で住める場合が多いので安心です。
ここでその紹介制不動産の一つとして、リプラス不動産という会社があるので紹介します。
リプラス不動産について
先ほどから出てきた紹介制不動産リプラスという会社について紹介していきます。
リプラス不動産は仲介手数料無料、オンラインや郵送で手続きができるのが特徴です。
2022年に設立したまだ新しい、大阪にある紹介制不動産会社です。
大阪以外でも全国約400万件以上の賃貸物件を取り扱っています。
新しい会社なので、他よりも画期的で無駄のないシステムがあるなど柔軟性に富んだ不動産会社です。
詳しく見ていきましょう。
リプラス不動産の特徴
リプラス不動産は他よりも画期的なシステムがある柔軟性に富んだ不動産会社です。
具体的な特徴は5つあります。
- 店舗を構えず、お客様と対面ではなくLINEやメールなどで家探しを行っている
- 対面するのは鍵渡しの時だけで、内覧や契約手続きもオンラインや郵送ですむ
- 仲介手数料無料で他より安い
- 完全紹介制のため一人ひとりに時間をかけ、手厚いサポートができる
- 社宅などの相談や外国人労働者の受け入れサポートを提供予定
このため、店舗などに費用をかけず、遠方に住む人や忙しい人の物件も探しやすい制度になっています。
お申し込み後は3人体制で手続きなどを行っているため、サポートをしやすい環境です。
また介護施設の負担を減らすサポートも提供予定です。
実際にどんなサービスなのか紹介していきます。
リプラス不動産の福利厚生サービスについて
リプラス不動産の福利厚生サービスでは、借り入れ社宅や、外国人労働者の受け入れ手続きなどのサポートを提供予定です。
実際に借り上げ社宅を導入するには、決めることが多く、簡単には導入できません。
そんな介護施設の負担を少しでも減らすために、以下のようなサービスを考えています。
- 借り入れ社宅の相談・導入・手続き・運用などのサポート
- 会社の代わりに、社員と直接やり取りして社宅を探す
- 外国人労働者の受け入れ手続きなどのサポート
このようにリプラス不動産と契約すれば、簡単に社宅導入でき、外国人労働者の受け入れもできます。
また良い物件を優先して提供できるので、社宅が必要な時に物件がないなどの心配もありません。
少人数の会社なので小回りが利き、ご要望に応じて柔軟に対応可能です。
社宅導入を考えている会社はリプラス不動産に相談してみてください。
⇒(株)リプラス 関西の紹介制不動産会社
この投稿をInstagramで見る
借り上げ社宅を手軽に導入しよう!
借り上げ社宅は会社と社員どちらも得する制度です。
今回紹介した3つ「住宅手当」「社有社宅」「借り上げ社宅」を比べたまとめです。
住宅手当 | 社有社宅 | 借り上げ社宅 |
社員が契約している家賃や住宅ローンの一部を会社が支給する制度 | 会社が物件を購入して社員に貸し出す制度 | 会社が不動産などから物件を借り、社員に貸し出す制度 |
家賃は給料に上乗せのため税金の負担額が増える | 家賃は給料から天引きのため税金の負担額が減る | 家賃は給料から天引きのため税金の負担額が減る |
借り上げ社宅は、初期費用も抑えつつ節税ができるので、今人気の制度です。
しかし、メリットだけでなくデメリットもあります。
メリット | デメリット |
固定費を払う必要がない | 賃貸特有の費用がかかる |
福利厚生が充実するため、人材確保と定着率UP | 会社側に契約手続きなどの手間がある |
家賃が給与天引きのため節税になる | 社員の収入額が増えないので、社会保障額も増えない |
社員の経済負担が少ない | 社員は退職時に退去しなければならない |
これらを踏まえた上で導入することが大切です。
最後に紹介制不動産リプラスについてです。
- 大阪拠点で全国約400万件以上の賃貸物件を取り扱っている
- 店舗を構えず、LINEやメールなどで家探しを行っている
- 内覧や契約手続きなど、ほぼ全てをオンラインや郵送でできる
- 仲介手数料無料
- 社宅の相談・導入・手続き・運用や外国人労働者の受け入れ手続きなどのサポートを提供予定
このようにリプラス不動産は直接現地に来れない人や、社宅を考えている会社向けの制度が豊富です。
また、借り上げ社宅ならコストを抑えて導入でき、採用面でのアピールや、外国人労働者の受け入れもしやすくなるので、良い人材を定着させれます。
社宅制度を導入したい会社は、ぜひリプラス不動産に相談してみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメント