秋に走りたい関東のマラソン大会3選|初心者にもおすすめのフル&ハーフ特集

秋はマラソン大会に最適な季節。
涼しい風と澄んだ空気の中を走ると、練習の成果を実感できるだけでなく、大会ならではの高揚感も味わえます。

読者さま

マラソン大会に参加したいけど、どの大会にエントリーしようか迷ってて……。

筆者

秋は、多彩なマラソン大会が開催されますから!
フルマラソンやハーフマラソンだけでなく、都市の景観や自然の絶景を楽しめるコースが目白押しですから、迷いますよね。

この記事では 自分に合った大会の選び方当日までの準備、さらにはおすすめの関東大会までをまとめて紹介しています。

初めて大会に出る人も、すでにいくつか走ったことがある人も、秋のマラソン大会を充実させるヒントが見つかるでしょう。

目次

失敗しない!マラソン大会の選び方ガイド

マラソン大会に出場したいけど、「どれを選べばいいのか迷ってしまう」という悩み、ありませんか?

秋は気候も良く、大会の選択肢が多いため、迷いやすい時期でもあります。

ここでは、まだ大会経験が少ない人向けに自分にとって無理のない、楽しく走れる大会を見つける基準をわかりやすく解説します。

筆者

次の3つのポイントを意識するだけで、初めての大会選びもグッと安心感が増しますよ。

こんなポイントで選ぼう|距離・コース・アクセス

マラソン大会を選ぶときは、まず距離コースの特徴アクセスのしやすさに注目しましょう。

距離

5km・10km・ハーフマラソン・フルマラソンなど、大会によってさまざまな種目があります。
10km以下の種目を併設している大会も多く、経験を積みたいランナーも安心です。

コースの特徴

坂が多い・直線が長い・周回コースなど、大会によって難易度は大きく変わります。
初めのうちは、起伏が少なく、景色が変化に富んだコースがおすすめです。

アクセス

自宅からの移動時間や、駅からの距離、宿泊の有無も忘れずにチェック。
関東圏在住の方には、日帰りで参加できる大会が人気です。

「行くまでが大変だった」「坂道ばかりで辛かった」と後悔しないよう、確認してからエントリーしましょう。

距離やコースなど、実際にチェックできると当日のイメージがしやすくなります。

ハーフマラソンとフルマラソン、どっちが自分に合っている?

「せっかく出るならフルマラソンに挑戦したいけど、まだ自信がない…」そんな風に迷う方は多くいます。

ハーフマラソン(21.0975km)

日常的に5〜10km程度を走っている人なら、2〜3ヶ月の準備で完走が見えてきます。
フルマラソンの前段階としても最適です。

フルマラソン(42.195km)

すでにハーフマラソンを完走した経験がある方や、週に3回以上ランニングしている方におすすめ。体への負担も大きいため、走りきることより、楽しむことを優先したい人は、無理にフルマラソンを選ばなくてもよいでしょう。

番外編:ハーフマラソン・フルマラソン以外の選択肢もある!

「フルマラソンはまだ無理。ハーフマラソンもちょっと不安…」という方や、体力に自信がない方は、以下のような種目もおすすめです。

  • 10kmマラソン:初心者でもトライしやすく、練習量も比較的少なくて済みます。多くのフルマラソン・ハーフマラソンの大会と同時開催されていることも多く、雰囲気も味わえます。

  • 5kmマラソン:レースデビューには最適です。完走目的というより「楽しむこと」重視のレース。5kmマラソンを目標にして完走すると、大きな達成感と自信に繋がります。

  • リレーマラソン・ペアラン:友人やパートナーと一緒に走れる種目。仲間と協力しながら大会に参加できるため、達成感や楽しさが倍増します。

出場する大会・種目を決めるときは、制限時間も忘れずチェックして下さい。
制限時間内に完走できなかったという事態を避けるために、できるだけ時間の長い大会を選ぶと安心です。

大会によっては、ウォーキングや親子ランなどが用意されている場合があります。
走力に自信がなくても参加できるマラソン体験が増えているのは嬉しいですね。

どれを選ぶにしても、自分に合ったペースで、達成感を得ることが大切です。

走りやすさ・完走しやすさを重視するならこのタイプ

まだレース経験が少ない方は、走りやすさ初心者向けを意識した大会を選ぶと、当日を安心して迎えられます。

また、規模が小さめの大会は、参加者に対する運営側の目も届きやすいため、初心者向きです。

チェックポイント
  • 高低差が少ない(フラットなコース)
    → 足への負担が少なく、一定のペースで走りやすい。

  • 制限時間が長め(6時間以上)
    → マイペースで走れるので、精神的にもゆとりが持てる。

  • 参加者が多すぎない
    → 混雑が少なく、スタートや給水所でのストレスが減る。

  • 沿道の応援がある・運営が丁寧
    → モチベーション維持や安心感につながります。

つくばマラソンや湘南国際マラソンはフラットで走りやすく、初級〜中級ランナーにも人気の大会です。

エントリーから大会当日までの流れと快適に走るための準備

読者さま

大会にエントリーしたけど、まだ経験が少ないから準備とか心配。

筆者

当日まで、いろいろ不安がありますよね。
「いつ」「何を」やっておけば良いか把握しておくと、安心感が高まりますよ!

ここでは、エントリーのタイミングから、当日に向けた準備までをわかりやすくご紹介します。

大会のエントリー時期と申込み方法は?

最初に押さえておきたいのが、エントリー時期は意外と早いということ。

秋開催のマラソン大会は、4月〜7月頃にエントリーが始まり、早いものはすぐに定員に達してしまうこともあります。

特に人気の大会(湘南国際マラソン・つくばマラソン・横浜マラソンなど)は先着順で、タイミングを逃すと参加できないケースも少なくありません。

エントリーの流れ(一般的な大会)

  1. 大会公式サイトで開催日・種目を確認
  2. エントリー受付開始(RUNNET(ランネット)や公式サイトなど)
  3. 参加費支払い → 受付完了メールが届く
  4. 大会2週間〜10日前に「参加案内」が郵送またはメールで届く

大会によって申込方法や締切は異なるため、公式サイトはこまめにチェックするのがコツです。

大会1週間前〜前日|準備チェックリストと便利アイテム

大会1週間前からは、体調とスケジュールを整え、当日を安心して迎えるための最終調整期間です。

走りのパフォーマンスを落とさずに本番を迎えるための準備ポイントをまとめます。

準備・チェックリスト
  • シューズ・ウェアの最終チェック
    本番で使うランニングシューズや服は必ず試走して、サイズ感や着心地を確認。

  • 天気予報と気温の確認
    服装や給水計画の調整に必要な情報。

  • 睡眠・食事の安定化
    特に、3日前からは早寝を心がけ、消化に良い食事を。

  • 大会案内や受付方法の確認
    ゼッケン番号、スタートブロック、集合場所を再チェック。

  • 会場までの移動計画の確認
    電車の時刻、乗り換え、会場までのルートを把握。

  • 会場マップの確認
    トイレ、荷物預け、スタート地点の位置を事前に把握。
前日のポイント
  • 荷物は夜のうちにまとめ、朝は身支度だけで出られる状態に。
  • 朝食のメニューと時間を決めておき、消化の負担を減らす。
  • 就寝前に当日の動きを頭の中でシミュレーションすると安心。

当日の走りを最高の形で迎えるためには、直前の準備が心と体の安心につながります。

不安や焦りが減り、スタートラインに立った瞬間から走る喜びを味わえるはずです。

大会当日の流れとスタートまでの注意点

大会当日は、想像以上にあっという間に時間が過ぎていくものです。

移動・受付・準備・スタートまでの流れを事前に把握しておくことで、心にも時間にもゆとりが持てます。

一般的な当日の流れ(フルマラソン・ハーフマラソンの場合)

  1. 会場到着(スタートの2時間前が目安)
    混雑や着替えの時間を見込んで、余裕を持った行動を。

  2. 受付・更衣室利用・荷物預け
    会場によっては預け袋のサイズが決まっていることもあるので事前確認を。

  3. トイレ・ウォーミングアップ
    トイレは混雑必至。見つけたら早めに並ぶのがベスト。

  4. スタートブロックに整列 → 号砲!

スタートまでの注意点

  • 寒暖差に対応できる服装
    秋は朝晩の冷え込みが強いので、スタート前はウインドブレーカーや使い捨てカッパで調整を。

  • 持ち物は最小限&軽量に
    会場内の移動やスタート時にストレスを減らすためにも、必要な物だけに絞りましょう。

  • 写真を撮るタイミングは「スタート前」がおすすめ
    ゴール後は疲れてしまうことも多いため、余裕があるうちに記念撮影を!

「落ち着いてスタートできた」と感じられれば、レースの満足度もグッと高まるでしょう。

レース中に気をつけたいこと(補給・給水・ペース管理)

レース中は、自分の体と会話しながら走ることが大切です。

特に長距離なレースでは、補給・水分補給・ペース配分の3つが完走の鍵を握ります。

補給のタイミング
  • フルマラソンなら、10kmを目安にジェルなどの補給食を取り入れる。
  • ハーフマラソンでも、エネルギー切れを起こさないよう15km以降に、糖質補給を1回でも入れる。

※事前に使ったことのある補給食を選ぶのがポイント。ぶっつけ本番は避けましょう。

給水所では「焦らず、慌てず」
  • 給水所は5kmを目安に設置されている。
  • 混雑していても慌てず、端の方を狙うとスムーズ。
  • のどが渇いていなくても一口飲むのがベスト。
ペースは“飛ばさない”が鉄則
  • スタート直後は気持ちが高ぶり、つい速くなりがち。
  • 序盤をゆっくり入るのが完走のコツ。
  • GPSウォッチやランニングアプリでペースを見ながら、安定したリズムを意識する。

「快適に走れた」「最後まで気持ちよくゴールできた」と思えるかどうかは、レース中の小さな意識で大きく変わります。

体と相談しながら、“無理なく・でもしっかり”走りきりましょう!

秋に走りたい!関東のマラソン大会おすすめ3選【2025年版】

秋は気温・湿度ともに安定し、1年の中でも最も走りやすい季節。

全国各地でマラソン大会が開催されますが、特に関東圏ではアクセスの良さと人気の高さを兼ね備えた大会が集中しています。

このセクションでは、「自分のペースで楽しく走りきりたい」「今年こそフルマラソンに挑戦したい」と考えている方に向けて、走りやすさ・雰囲気・アクセス・運営の安心感など、総合的におすすめできる関東のマラソン大会を3つご紹介します。

横浜マラソン(11月)

都市型マラソンの魅力が詰まった1本

都市型マラソンの代表格で、フルマラソンには例年約2万人以上が参加するビッグイベント。
フルマラソンと湾岸ハイウェイランでは、普段は走ることができない高速道路を走ることができます
華やかで賑やかな雰囲気のなか、都市と海を楽しめる人気の大会です。

コースの特徴と魅力(フルマラソンの場合)

  • スタートは横浜ランドマークタワー前、ゴールはパシフィコ横浜臨港パーク。
  • 赤レンガ倉庫やみなとみらい地区など、横浜の観光名所を巡るコースが魅力。
  • 終盤のアップダウンがネックになるものの、沿道の応援が多く、初心者でも背中を押されながら走れる大会。

こんな人におすすめ

  • 都市の景色を感じながら走りたい
  • 賑やかな大会の雰囲気が好き
  • 大会を思い出に残したい

ポイント

  • 参加賞Tシャツや完走メダルも毎年デザインがオシャレで人気
  • スタート地点のトイレ数・案内体制など、安心で快適な運営
  • 海沿いの高速道路を走れる貴重なコース体験は、この大会ならでは!

つくばマラソン(11月)

完走を目指すなら、まず検討したい大会

「自己ベストを狙いたい人」も「初めてフルマラソンに出る人」も口を揃えておすすめするのが、つくばマラソン。
茨城県つくば市で開催され、高低差が少ない平坦なコースが人気のポイントです。

コースの特徴と魅力

  • 2025年の第45回つくばマラソンは新コースに変更され、スタートはイーアスつくば前、ゴールはつくば市役所に。
  • 全体を通してほぼフラットで、ペースを維持しやすく、走力に不安がある人にも優しい。
  • 参加者のペース層も幅広く、初級〜中級ランナーが安心して走れる雰囲気が特長。

こんな人におすすめ

  • 初めてフルマラソンを完走したい
  • 記録よりも、無理なく気持ちよく走りたい
  • 静かめの大会が好き

ポイント

  • つくばエクスプレス(研究学園都市駅)で都心からアクセスも良好(秋葉原から45分)
  • 給水・誘導・完走後の導線など運営の丁寧さに定評あり
  • 筑波山が見上げられる、つくばならではの「科学」を感じる大きなロケットがそびえ立つ、などの楽しいポイントがある

湘南国際マラソン(12月)

人気・実績ともにトップクラス

毎年2万人以上が参加する大規模フルマラソンとして知られる湘南国際マラソン。
神奈川県の湘南エリア(大磯〜江の島周辺)を舞台に、海を横目に走る開放感あふれるコースが魅力の大会です。

「海風を感じながら走りたい」「都会の喧騒を離れて気持ちよく走りたい」という方には、最高のロケーション。
フルマラソンを初めて完走したい人や、記録よりも“気持ちよさ”を重視したいランナーに選ばれています。

コースの特徴と魅力

  • スタート・ゴールは大磯町で、東京から約1時間というアクセスしやすい場所。
  • 直線的でフラットなコースは初心者から中級者までペースを保ちやすい設計。
  • 富士山や江ノ島など素晴らしい景観を愉しみながら走ることができる。

こんな人におすすめ

  • フルマラソンは初めて。景色を楽しみながら気持ちよく走りたい
  • タイムよりも“完走して楽しかった”と思える大会を選びたい
  • 自然を感じながら走りたい、でもアクセスも重視したい

ポイント

  • 公式LINEでさまざまな情報を配信、悩み相談までできる。
  • 給水・サポート・スタッフの対応など、“安心して走れる”と評判。
  • 環境配慮型大会として、コース上の使い捨てカップ・ペットボトル削減に配慮。

その他注目|まだ間に合う?10月・11月の関東周辺大会を一挙紹介

関東エリアでは、横浜・つくば・湘南以外にも、秋に開催される魅力的なマラソン大会が数多く存在します。
ここでは、今からでもエントリーできる大会をピックアップしてみました。

RUNNET
今からエントリーできる大会は他にもあります。
確認してみてください。

茨城シャインシャインマスカットラン2025
開催日2025年9月27日(土)
エントリー締切2025年9月8日(月)
種目千波湖3周、2周、1周ラン(9km、6km、3km)・千波湖1周親子ラン(3km)
特徴茨城メロンメロンラン水戸偕楽園の特別企画。旬のフルーツが食べ放題のマラソン大会。コースの千波湖畔では、白鳥や黒鳥など見ることが出来るかも。
ホームページhttps://shinemuscat-run.com/
葛西臨海公園ナイトハーフマラソン
開催日2025年9月27日(土)
エントリー締切2025年9月14日(日)
種目ハーフ、10km
特徴18時スタート、夜のマラソン大会。ディズニーランドからの花火や葛西臨海公園の大観覧車も見える。
ホームページhttps://sportswiz.jp/kasaihalf/
東京都北区赤羽オクトーバーマラソン 2025
開催日2025年10月11日 (土)
エントリー締切2025年9月14日(日)
種目スリークォーター、ハーフ、クォーター、ワンエイト、ハーフリレー
特徴気候のよい10月に腕試し!近くの荒川を気持ちよく感じられるフラットなコース
ホームページhttps://akabane-marathon.tokyo/october/
二子玉川マラソン
開催日2025年10月13日(月・祝)
エントリー締切2025年9月21日(日)
種目ハーフ、10km
特徴初心者にもおすすめで走りやすいフラットなコース。
ホームページhttps://moshicom.com/129628
横浜ノースドックラン2025
開催日2025年11月1日(土)
エントリー締切2025年9月28日(日)
種目ハーフマラソン、10km、5km
特徴普段は入れない米軍基地を駆け抜けながらみなとみらいの景観も楽しめる。
ホームページhttps://pia-running.jp/northdock
ひたちシーサイドマラソン2025
開催日2025年11月16日(日)
エントリー締切2025年8月31日(日)
種目フルマラソン
特徴海に張り出した日立シーサイドロードは海の上を走る感覚。アップダウンもあり慣れてきた人に最適。
ホームページhttps://hitachi-marathon.jp

どの大会もそれぞれに魅力があり、「走る目的」や「求める雰囲気」によって選択肢は変わります。
気になる大会の開催時期・エントリー開始日をチェックして、早めに計画を立てておきましょう。

マラソンの魅力と続けたくなる理由

マラソンは「ただ走るだけの競技」ではなく、心と体の両方を満たしてくれるアクティビティです。

参加してみると、走った距離以上に得られる特別な感情や体験の価値があることに気づきます。

ここでは、ランナーが「また走りたい!」と感じる魅力を5つ紹介します。

1. 走り終えたあとの達成感とリフレッシュ効果

ゴールした瞬間に感じるあの達成感は、何度味わっても格別です。

特にフルマラソンやハーフマラソンのような長距離を走り切ったとき、「やればできる!」という自己肯定感が心の底から湧き上がるのがマラソンの大きな魅力のひとつ。

  • 日常生活では得られない“非日常の達成感”
    完走メダルを手にした瞬間の喜びは、それまでの練習の大変さを一気に吹き飛ばしてくれます。

  • メンタルのリフレッシュにも効果大
    走ることで汗をかき、頭の中がスッキリ整理される感覚は、ストレス解消にもつながります。

  • 仲間や家族と分かち合う喜び
    家族や友人、応援してくれた人たちと完走の喜びをシェアすると、達成感はさらに倍増します。

こうしたポジティブな経験は、「また次も挑戦してみよう」と自然に思わせてくれる原動力になります。

2. 自然や景色を楽しむ、非日常体験

マラソン大会は、普段の生活では味わえない景色や空気を感じられる“旅ラン”のような一面があります。

特に秋の大会では、紅葉に彩られた街並みや海沿いの爽やかな潮風が、走りながら存分に楽しめます。

  • 海や山、紅葉のトンネルを駆け抜ける開放感
    湘南国際マラソンでは海風、つくばマラソンでは広大な自然の景色が魅力的です。

  • 観光もセットで楽しめる“ご褒美ラン”
    大会後に温泉やご当地グルメを楽しめば、走ること+旅気分の両方が味わえます。

  • 写真・SNSでシェアしたくなる絶景コース
    「今日はここを走った!」と記録を残すのも、モチベーションの一部になります。

「走ること」だけが目的ではなく、走ることを通して自分を開放し、特別な時間を過ごす
これがマラソンが長く愛される理由のひとつです。

3. 一人でも、誰かとでも楽しめる柔軟な趣味

マラソンは、一人でも楽しめて、誰かとでも楽しめる自由度の高い趣味です。

気分や状況に合わせてスタイルを選べるのが、長く続けやすい理由のひとつでしょう。

  • ひとりの時間を大切にしたい日には、黙々と自分のペースで走れる
    考えごとを整理したり、音楽を聴きながら気分転換したいときにぴったり。

  • 仲間やパートナーと一緒に大会に出れば、応援や達成感を分かち合える
    パートナーや友人との参加も、ちょっとした「イベント気分」で特別な思い出になる。

  • 同じ趣味を持つ仲間とつながれる
    ランニングサークルやオンラインコミュニティで、新しいつながりや刺激が得られる。

ひとりでも成立し、誰かとでも楽しい。
そんな柔軟さがマラソンにはあります。

4. SNSでのシェアや記録がモチベーションに

「走った記録をInstagramにアップするのが日課」
そんなランナーがいるのも、マラソンの楽しみ方のひとつ。

  • 写真や記録をシェアして“がんばった自分”を可視化できる
    大会参加の写真や完走メダルを投稿するだけで、達成感がより鮮明になる。

  • 人からの応援や反応が励みになる
    「いいね」「コメント」が次のモチベーションにつながる。大会前後は共感が集まりやすい時期。

  • 自分の成長がデータで見える
    ランニングアプリやスマートウォッチを使えば、月ごとの距離やペースの変化を視覚的に追え、小さな進歩も実感しやすい。

SNSやアプリは、続けるための“ちょっとした後押し”として非常に有効です。

「がんばった自分を記録したい」「誰かと共有したい」——そんな気持ちが、継続の力になります。

5. 無理なく続けられる、年齢に合わせた趣味

マラソンは無理しない範囲で、自分のペースで続けられる数少ない運動のひとつです。

特に40代を過ぎて体力の変化を感じ始めた方にとって、「いまの自分に合わせられる」という柔軟さが魅力です。

  • 短い距離から始められる/途中で歩いてもOK
    「完走」が目的なら、途中で歩いても問題なし。気負わず出られる大会も多くある。

  • 年齢に応じて「鍛える目的」から「整える目的」にシフトできる
    健康維持、体力のベースづくり、心のリフレッシュなど、年齢に応じた目的にマラソンはピッタリ。

  • 40〜60代のランナーは多数派
    大会に出てみると、年齢層が幅広いことに驚くはず。「自分だけじゃない」ことが励みに。

「若い頃のようには走れないけど、それでも気持ちよく体を動かしたい」
——そんなニーズに、マラソンはぴったり寄り添ってくれます。

FAQ|マラソン大会によくある質問と答え

読者さま

いろいろ気になることがあるんだけど。

筆者

よくある質問をまとめましたので参考にしてください!
安心して大会に臨めることが一番です。

エントリー・抽選・参加費に関する質問

Q:エントリーの時期はいつ頃ですか?

A:秋開催の大会(10〜12月)は、4月〜7月頃にエントリー開始が多いです。
人気大会は先着順で早期に定員に達するため、公式サイトやRUNNETなどのサイトで情報収集が重要です。

Q:抽選制と先着順、何が違うの?

A:抽選制は申込期間内に申し込んだ人の中から、後日ランダムに当選者を決定されるので、締切までに申し込めばチャンスはあります。
先着順は、申込が始まった順に決定され定員に達し次第終了です。「数分で締切る」場合もあるので注意が必要。

Q:参加費の相場は?

A:大会によって異なりますが、以下を目安にしてください。

種目一般的な参加費
フルマラソン10,000〜15,000円
ハーフ5,000〜8,000円
10km以下3,000〜5,000円

大会の開催条件や中止・リタイアについての疑問

Q:雨が降っても開催されますか?

A:基本的に雨天決行です。大会の公式案内や前日メールなどで、最終判断が通知されます。
ただし、台風・地震・積雪など安全確保が難しい場合は中止または短縮開催になる可能性があります。

Q:中止になった場合、返金されますか?

A:大会により異なりますが、「返金なし」または「一部返金」のケースが多いです。
参加賞のTシャツなどは、後日送付される場合があります。
エントリー時に規約を確認しておくのが大切です。

Q:リタイア(途中棄権)したらどうなりますか?

A:体調不良などで途中リタイアする場合は、大会スタッフに申し出て収容バスなどで戻ります。
無理せず、異変を感じたら早めに決断することが大切です。
大会ごとに回収ポイントや関門が設定されているので、事前に確認しておきましょう。

当日の持ち物や更衣室・荷物預けについての質問

Q:荷物は預けられますか?

A:ほとんどの大会で手荷物預かりサービスがあります。
預け袋があり、会場の指定場所で預けられます(貴重品は自己管理が基本)。

Q:更衣室やトイレはありますか?

A:多くの大会では、簡易更衣スペースや仮設トイレが設けられます。
ただしスタート直前は混み合うので、早めの行動が吉です。

Q:絶対に持っておいたほうがいいものは?

A:当日の走りや移動に支障が出ないために、以下はマストと言える持ち物です。

  • ゼッケン・計測チップ(事前送付された場合は忘れずに)
  • スマホ・小銭・交通ICカード(緊急時や帰宅手段の確保に)
  • 防寒用の着替え・レインポンチョ(秋は朝晩冷え込むことも)
  • 給水ボトル・補給ジェル(特にフルマラソンでは必須)
  • 応急用のテーピングや絆創膏(突発的なトラブルへの備え)

Q:持っていると快適&安心な便利アイテムは?

A:無くても走れますが、あると快適さや安全性がぐっと増します。

  • テーピング・サポーター(ケガ予防や不安軽減に)
  • 追加の補給ジェル・塩タブレット(エネルギー補強や脱水予防)
  • ウエストポーチ・アームポーチ(スマホや補給食の携帯に便利)
  • 防寒小物(使い捨てカイロなど)(レース前後の冷え対策)
  • ビニール袋・小タオル(荷物保護や汗ふき、簡易シート代わりにも)

まとめ|秋に走りたいマラソン大会の選び方・準備・魅力を一気に確認

秋はランニングに最も適したシーズン。

涼しい空気、紅葉に彩られた景色、安定した気候が、走る喜びとパフォーマンスの両方を引き出してくれます。

本記事では、2025年秋に関東で開催される横浜マラソン、つくばマラソン、湘南国際マラソンなどの人気大会を中心に、秋のマラソン大会を楽しむコツをお伝えしました。

大会の選び方
  • 距離やコースの特徴をチェックする
  • アクセスや宿泊環境を確認して、当日の移動ストレスを減らす
  • 完走のしやすさ・ペース配分のしやすさ、何を重視するか決める
  • 都市型大会か、自然を楽しむ大会か、自分の好みに合わせる
大会までの流れ・準備のポイント
  • エントリーは早めに(人気大会はすぐに埋まることも)
  • 1週間前からは体調管理と持ち物の最終チェックを徹底
  • 前日は「荷物の準備」と「移動プランの確認」で安心感を確保
  • 当日は給水・補給・ペース配分に注意し、無理せず完走を目指す
マラソンの魅力と続けたくなる理由
  • ゴールした瞬間の達成感と心身のリフレッシュ効果
  • 景色や非日常の体験を楽しみながら走れる
  • 一人でも仲間とでも楽しめる柔軟な趣味として続けられる
  • SNSでシェアや記録を残すことでモチベーションが高まる

秋はマラソンを始めるにも、大会に挑戦するにも絶好のシーズンです。

本記事を参考に、自分に合った大会を選び、準備を整えて、達成感あふれる一日をぜひ体験してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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