モンステラを何年か育てていると、こんなことを考えたりしませんか?
読者さま外に出したらもっと元気になるのかな?
モンステラは、条件さえ合えば外で育てることで葉の迫力や成長スピードがぐっと変わる植物です。
ただし、室内管理の延長では失敗することも。
この記事では、植物を育てるのが好きな方だからこそ知っておきたい、モンステラを屋外栽培する際の管理方法を詳しく解説します。
屋外栽培ならではのモンステラの成長を、見ることができるでしょう。
- モンステラを屋外で育てる場合の注意点
- 置き場所で失敗しないコツ
- 屋外での水やり管理方法
- 冬の寒さ対策
「外で育ててよかった」と思えるモンステラ管理を、一緒に目指しましょう。
モンステラは外で育てられる植物?


観葉植物として人気のモンステラ。
室内で育てることが多い植物ですが、外で育てることもできます。
モンステラの屋外栽培について触れていきましょう。
基本的な性質と原産地
モンステラは、温暖で湿度の高い熱帯アメリカのジャングルに自生している植物です。
他の木々に寄り添いながら光を求めて成長するたくましさがあります。
基本的に好むのは、高温多湿で半日陰の環境です。
屋外で育てることで、より葉が大きく、葉も太い野生味あふれる株に育つ可能性があります。
屋外栽培での注意点
観葉植物を屋外栽培する際の最も大きなリスクは低気温です。
10℃〜15℃を下回ると成長が止まり、5℃以下では枯死の危険があります。
冬に屋外栽培する場合は、寒さ対策が必須になります。



冬は防寒と保温対策が必要になりますね。
外に出すベストタイミング
春から秋の暖かい時期なら、モンステラを屋外でよく育てられます。
風通しの良い場所なら病害虫の発生も抑えやすくなります。
ただし、夏の直射日光に当たりすぎると葉焼けを起こすため、注意が必要です。
置き場所で失敗しないコツ


モンステラを屋外栽培する際に、注意するのは置き場所です。
失敗しないコツは2点あります。
- 直射日光に当たらない場所に置く
- ベランダ・庭での置き場所
それぞれ解説します。
直射日光に当たらない場所に置く
モンステラは直射日光に長時間当たると、葉焼けしてしまいます。
葉に白や茶色の斑点が生じたり、黄変して枯れることがあります。
モンステラの育て方は、明るい日陰から半日陰に置くのが理想的です。
レースカーテン越しの光や午前中だけ日が当たる場所が好ましいです。



葉焼けはモンステラにとってストレスになります。
ベランダ・庭での置き場所
ベランダはコンクリートと日光の熱で気温が上がりやすいです。
そのため、土の乾燥や根のダメージにつながります。
鉢をすのこの上に置き、直射日光が強いときは遮光ネットを利用しましょう。
また、ベランダや庭に置くと、強風で鉢が倒れる危険もあります。
強風が予想される日は固定バンドや重しを利用して転倒を防ぐと安全です。
モンステラを屋外で育てるときの水やりと管理


屋外で育つことがわかりましたが、気になるのはその管理方法。
ここからは水やりと害虫対策についてご紹介します。
屋外ならではの水やりポイント
水やりのタイミングは、住んでいる地域にもよりますが、「土の表面が乾いてから、さらに数日から1週間程度待ってから」がひとつの目安です。
冬と夏で水やりのポイントが違います。
- 土に2〜3cm指を入れて中まで乾いているか確認する
- 暖かい午前中に水やりをする
冬では、「与えすぎによる根腐れをいかに防ぐか」が重要になります。
注意が必要なのは、夏の水やりの時間帯。
- 基本的には「早朝」と「夕方」にする
- 鉢の底穴から流れ出るまでたっぷり水やりをする
昼間の12時〜14時に水やりをしてしまうと、40℃近いお湯になってしまい、根が煮えて枯れてしまいます。
日本の夏は、モンステラにとっては成長期にあたると同時に、脱水症状になりやすい危険な季節です。
たっぷりと水やりをするのは、土の中の古い空気を押し出し、新鮮な酸素を含んだ水を行き渡らせるという意味もあります。



冬と夏で水やりの仕方が違うので注意です!
害虫・病気対策
屋外栽培での注意ポイントがあります。
- 風通しが悪い場所は病害虫が発生しやすい
- 過剰な水やりは根腐れを起こす
- 直射日光の当たる場所は葉焼けする
モンステラに病害虫がつかないように、風通しの良い場所に置き、受け皿の水を放置しないようにしましょう。
根腐れした場合は、植え替えをすると復活させることができる場合があります。
水はけの良い土に植え替えてあげましょう。
冬はどうする?モンステラの寒さ対策


モンステラは春から秋にかけて、屋外でよく育ちます。
では、冬は屋外栽培できないのでしょうか?
結論としては、対策をしっかりすれば越冬できます。
その方法をご紹介します。
外で越冬できる地域の目安
一般的に、モンステラの耐寒温度は5℃が限界ラインとされています。
これを下回る環境に長時間さらされると、葉が黒く変色し、細胞内の水分が凍結して組織が破壊され、枯死するリスクが高まります。
気温が10℃を下回ると、モンステラの成長が鈍化し、生命活動を維持するために、休眠状態になります。
厳しい寒さに直面すると、株全体の活力が奪われ、春になっても回復できません。
そのためにも、住んでいる地域の冬の最低気温を事前に確認しておきましょう。



モンステラは寒さに弱い植物なので、寒さから守ってあげましょう。
冬前にやるべきこと
モンステラを越冬させるためには、事前準備をしっかりしておきます。
- 不織布やビニール:株全体を覆い、霜が降りるのを防ぐ。
- 簡易ビニールハウス:家庭用小型ビニール音質を利用する。霜や雪、寒風を防ぐ。
- 二重鉢(鉢カバー):一回りや二周り大きい鉢を鉢カバーに入れ、隙間にバークチップ・新聞紙・発報スチロールに破片などを詰め込み、断熱効果を生む。
- マルチング:株元の土表面を冷気から直接根に伝わるのを防ぐ。
ビニールや不織布で防寒し、二重鉢やマルチングで保温対策します。
寒さが本格的になる前の、11月から準備を始めると理想的です。
株元の土の表面を、バークチップや腐葉土、ヤシがら、わらなどで5cmほどの厚さに覆う方法。
モンステラは対策をしっかりしていれば越冬も怖くない
観葉植物のモンステラは、対策や条件がそろえば屋外で元気に育ちます。
モンステラの基本的な性質を知っておきましょう。
- モンステラは高温多湿に生える植物
- 屋外栽培は、春〜秋頃がよく育つ
屋外栽培でポイントとなるのは、置き場所です。
- 直射日光の当たらない場所に置く
- ベランダは熱くなりやすいので、遮光ネットなどを使う
そして、屋外栽培での管理方法にはポイントがあります。
- 水やりは土が乾燥していることを確認する
- 冬の水やりは土が乾燥していることを確認してから、午前中にする
- 夏の水やりは「早朝」と「夕方」に、たっぷりと水やりをする
- 風通しが良い場所に置き、鉢が蒸れないよう受け皿の水を管理する
モンステラを越冬させるためには対策が必要になります。
- 住んでいる地域の最低気温の把握
- ビニールや不織布、二重鉢、マルチングで防寒・保温対策する
室内でも元気に育つモンステラですが、屋外栽培でも元気に育ちます。
そのためには対策をしっかりする必要があることがわかりました。
対策方法をしっかり守って、元気に育つようモンステラをお世話してあげましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。










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