「早起きは三文の徳」とは昔からよく言われたものです。
早く起きると三文分のお金を得するという意味からきたことわざですが、実際に早く起きるとどのようないいことがあるのでしょうか?
早起きをして仕事や勉強、趣味などの活動をする「朝活」、実はメリットだらけなんです!
そうは言っても
- 朝は苦手……
- 「朝型」より「夜型」と自覚している
- 朝活が良いことは知っているけど、続ける自信がない
という方もおられるでしょう。
そう、どうしても朝起きるのが大変で続けることにハードルを感じるという方も多いですよね。
実際私もそうでした。
しかし、いざはじめているといいことだらけ!
「朝の1時間は夜の3時間に匹敵する」とも言われていますので、ほんの1時間の朝活でも大きな充実感が得られます。
毎日忙しくしていて時間が欲しいけど、睡眠時間は削りたくない……そんなときに朝活はとても効率的だと言えます。
たとえわずかな時間の朝活でも、日々の積み重ねは1ヵ月後、1年後の自分に大きな影響をもたらすでしょう。
この記事では朝活のメリットやおすすめの理由と活動、継続のためのコツをご紹介します。
朝活をやってみたいと思っている方はもちろん、やってみたいけど自信がないという方にも気軽に取り組んでもらる内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まずは気負わず、気軽にやってみることがポイントです!
朝活とは
朝活とは、朝早く起きて仕事や勉強、趣味などの活動をすることです。
1日ではやり切れない家事をするのも良し、自己研鑽のため勉強や学びを深めるのも良し、またヨガやウォーキングなどの運動もおすすめです。
いずれにしても朝の時間を有効利用することで、1日がより充実します。
朝活がおすすめの理由
朝型より夜型だという方も多いかもしれませんが、朝活がよりおすすめなのには理由があります。
朝は「脳のゴールデンタイム」!
朝はなんといっても、「脳のゴールデンタイム」。
脳科学の観点からも、朝目覚めてから3時間は、脳が最も効率良く働くと言われています。
人の脳は1日の活動でさまざまな刺激や情報を得て、蓄積しています。
それが夜に睡眠をとることで整理され、朝はリセットされているので最もパフォーマンスが高い状態になっています。
朝は1日のやる気スイッチが入る
朝は睡眠で休息した後なので、1番気力と体力に満ち溢れてやる気が入りやすいです。
また、朝日を浴びることで「幸せホルモン」であるセロトニンの効果が高まります。
このセロトニンは、ヨガやウォーキングなどの運動でも活性化されますので、朝日を浴びながらのウォーキングは相乗効果が期待できるでしょう。
朝は静かなので集中できる
朝早い時間だと家族も寝ているので、自分だけの静かな空間で集中できます。
誰にも邪魔されることなく没頭できるので、作業もはかどりますよ。
朝活をすると生活リズムが整う
早起きをすると、その分夜は自然と眠くなります。
夜遅くまでダラダラとTVやスマホを見ているのは体にもよくありません。
早寝早起きで生活リズムが整うと、体調も整います。
朝活におすすめの活動
パフォーマンスが高い朝の活動は、何でも自分の好きなことをすると良いですが、特におすすめのものをご紹介します。
勉強
やはり脳の「ゴールデンタイム」を活かさない手はないでしょう。
1日の終わりで疲労している脳に比べ、朝のまっさらな状態の脳は活発に働きやすく、学習内容が定着しやすいです。
ドーパミンやアドレナリンなどの神経伝達物質が分泌されているので、集中力ややる気も高まります。
夜は疲れて勉強しても頭に入らない……という方は、朝型に変えてみることをおすすめします。
運動
朝に運動をすると交感神経が活発になり、基礎代謝が高まります。
また、運動をすることで「幸せホルモン」であるセロトニンの分泌が高まります。
朝日を浴びることでもセロトニンは活性化されますので、ウォーキングは特におすすめです。
運動をすることで体内時計をリセットできますし、朝食も美味しく食べられます。
掃除
日々生活をしていると、部屋の中って毎日のようにすぐに散らかってしまいますよね。
忙しくしていると、食器洗いやお風呂掃除など毎日ルーティンで行うものだけでも大変なもの。
なかなか隅々の掃除まで追いつかないのではないでしょうか⁉
朝活のほんの10分、20分でも使えば、洗面台をいつもよりちょっと丁寧に掃除したり、拭き掃除やモップをかけるなどプラスアルファの掃除ができます。
休日にまとめて掃除をするという方も、朝活にシフトするとその分休日の時間を自由に使えますよ。
料理
料理は基本3食。
お昼は会社の食堂やコンビニ、という方もあるかもしれませんがお弁当派も多いのではないでしょうか。
いずれにしても帰宅してから夕食づくり……となるとそれだけでも大変ですよね。
朝早めに起きて、いつもの料理を少し多めに作ることでそのまま半分は作り置きとして保存できます。
作り置きがあるだけで、毎日の食事づくりが楽になりますよ。
私は週に1~2回、朝活で「料理の日」を作って一気に作り置きをします。
今日は「夕食を作りたくない!」「楽したい!」という日は、冷凍保存したものを朝のうちに冷蔵庫に移しておけば夕食作りは楽々です。
このように朝活で、家事の「貯金」を作っておくと、気持ちにもゆとりが生まれますよ。
趣味
そして、1日の始まりである朝に自分の趣味をするのも良いでしょう。
自分の好きなことであれば、朝起きるのも楽しみになりそうですよね。
日中はバタバタ忙しくて自分の時間がとれないという方も、朝早くなら自分だけの時間をゆっくり過ごせそうです。
朝活を継続するコツ
朝活が良いのは分かったけど、継続する自信がない……という方は多いのではないでしょうか。
ここでは朝活を継続するポイントについてご紹介します。
夜早く寝る
朝活をする上でまず朝が苦手、ということがネックになっている方が多いのではないでしょうか。
睡眠不足はつらいものです。
朝起きづらいということに対しては早く寝る!これに限ります。
特に小さなお子様がおられる方は一緒に寝て、朝早く起きた方が家事がはかどりますよ。
起きた後の楽しみをつくる
頑張って起きた後は、好きなハーブティーを飲む、好きなアロマを炊くなど楽しくなるアイテムを用意しておくと、起きるのが楽しみになりますよ。
朝の一杯や、好きな香りの刺激は目を覚ますのにも効果的ですので一石二鳥ですね。
なりたい自分を想像する
日々のわずかな朝活でも、継続すれば大きな変化をもたらします。
1ヵ月後、1年後のなりたい自分を想像するとモチベーションが上がりますよ。
小さなことからスモールステップでよいので、なりたい自分を想像してみましょう。
継続するということにとらわれない
「3日坊主」という言葉があるように、人は基本的に継続するのが難しい生き物です。
習慣化されたものを変えるには大きなエネルギーを必要とするからです。
それを理解した上で、ハードルを下げてスタートすることをおすすめします。
多少できなかった日があったからといって、「意志が弱い」なんてご自分を責めないでくださいね。
はじめのうちはできたりできなかったり…….。
でもできた日は1日が充実したり、体調が整ったりと何かしらメリットがあるはずです。
「継続する」ことを意識するのではなく「充実する、メリットがある」ということに焦点をあててくださいね。
嬉しい効果があると、おのずと明日もやりたくなるはずです。
朝活におすすめの理由と活動、継続のコツについてのまとめ
この記事では朝活をやってみたいと思っている方向けに、おすすめの理由や活動、継続のコツについてをご紹介しました。
おすすめの理由や活動は以下のとおりです。
- 脳のゴールデンタイム
- やる気スイッチが入る
- しずかなので集中できる
- 生活リズムが整う
- 勉強
- 運動
- 掃除
- 料理
- 趣味
朝活のメリットを生かして、まずはご自分の興味があることから始めてみてはいかがでしょうか?
- 早寝早起きをする
- 起きた後の楽しみを作る
- なりたい自分を想像する
- 継続することにとらわれない
気楽な気持ちで、楽しみながら行うと意外と継続するものです。
朝活をすると1日がより充実するので、時間がない人こそおすすめです。
時間は平等で、誰にとっても1日24時間しかありません。
そのうち、朝活に1時間でもあててみてください。積み重なると、きっと将来に大きな違いが生まれます。
運動であれば健康づくりに、勉強であればスキルアップに繋がります。
あるいは「時間がない」と諦めている夢が叶う一歩になるかもしれませんよ。
やはり「朝活はメリットだらけ!」と言えそうですね。
ぜひ、明日からでもはじめてみませんか?
この記事が、朝活をしてみたいと思っている方の後押しになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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