クリスマスになるとよく見かけるポインセチア。
色鮮やかなポインセチアが部屋にあったら、もっと冬が楽しくなりそうではありませんか?
ポインセチアは室内で育てられるの?園芸初心者だけど赤く育てられるのかな?
育て方のポイントを押さえれば、初心者でも十分育てられますよ!
名前は知っていても、ポインセチアがどんな植物なのか意外と分からないですよね。
実はポインセチアは寒さに弱く室内で育てるのがおすすめの植物なんです!
きれいに育てるにはポインセチアの特徴と育て方の知識が必要です。
しっかりと特徴を知っておかないと、葉が落ちたり枯れたりする原因にもなりかねません。
この記事を読むと、ポインセチアの特徴と室内で育てるための3つのポイントがわかります。
- 日光を十分に当てる
- 短日処理を行う
- 水やりの仕方に気をつける
3つのポイントをおさえるだけで、園芸初心者さんでもポインセチアを室内で色鮮やかに育てることができますよ。
家で過ごすことの多くなる冬の時期、鮮やかな赤色のポインセチアを見てより明るく、楽しい気持ちで過ごしてみませんか?
ぜひ最後までお読みいただき、ポインセチアの室内栽培に挑戦してみてくださいね!
ポインセチアは室内で育てるのがおすすめ!
ポインセチアは冬によく見かけることから、寒い場所でも育ちそうなイメージがありませんか?
実はポインセチアはとても繊細な植物なので、適切な環境で育てることが大切なんです。
繊細な植物だからこそ、温度管理がしやすい室内での栽培がおすすめです。
ポインセチアの特徴を知って、過ごしやすい環境で育ててあげましょう!
室内で育てるのがおすすめの理由は次の2点です。
- 寒さに弱いから
- 高温多湿な気候に耐えられないから
室内で育てるのがおすすめな理由を、ポインセチアの特徴と合わせてご紹介していきますね。
寒さに弱いから
ポインセチアって寒さに強そうなイメージですね
冬の植物のイメージがありますよね。実はポインセチアは寒さに弱いんです!
クリスマスの時期になるとポインセチアをよく見かけますよね。
クリスマスのイメージから、冬に強い植物というイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか?
実はポインセチアは寒さにとても弱い繊細な植物なのです。
ポインセチアはメキシコ原産なので、暖かいところを好みます。
気温が10℃を下回ってしまうと育ちが悪くなったり、葉が落ちてしまったりしてしまうのです。
20℃~25℃がポインセチアを育てる最適な温度になりますので、室内向きの植物と言えるでしょう。
室内であっても5℃を下回ってしまう場所で育てるのはNGです。
外出でエアコンを消す際にも室温が低くなりすぎないか注意しましょう。
高温多湿な気候に耐えられないから
メキシコ原産なら夏には強いのかな?夏は外に出した方が良い?
メキシコの気候は日本とは異なるので、ポインセチアにとって日本の夏は過酷なんです。夏も室内で育てるのがおすすめですよ!
冬だけでなく春から秋にかけても室内で育てられます。
とくに日本の高温多湿な気候は、ポインセチアにとっては厳しい気候です。
メキシコ原産というと暑いところでも大丈夫そうですが、日本とメキシコでは気候が異なります。
夏であっても20℃~25℃の環境が最適なので、室内で栽培した方が良いでしょう。
ポインセチアを室内で育てる3つのポイント
ポインセチアを室内で育てるためには、大切なポイントがあります。
ポイントは以下の3点です。
- 日当たりの良い場所で育てる
- 短日処理を行う
- 水やりの仕方に気をつける
3つのポイントをおさえれば、初心者さんでも室内できれいなポインセチアを楽しめますよ。
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
日当たりの良い場所で育てる
ポインセチアは日光を好む植物です。
原産地のメキシコと言えば日差しの強い地域ですね。
室内で育てる際にも、日当たりの良い場所に置いてしっかり日光を当てましょう。
日光不足になると下の方の葉が丸まってしまったり、枯れたりしてしまいます。
窓辺に置くと十分に日光を当てることができますよ。
しかし、ポインセチアを窓辺に置くときには注意する点もあります。
日が落ちた夜の時間帯は、窓から冷気が入ってきます。
冷気によってポインセチアが冷えてしまうため、夜間も窓辺に置いておく場合には防寒対策をすると良いでしょう。
防寒対策には発泡スチロールで鉢を覆うのが簡単でおすすめです。
窓辺以外に置いておける場所があるのであれば、夜間は窓から離れた場所に移動させるのも冷気対策になりますよ。
冬と同様に、春から秋にかけても日当たりの良い場所に置きます。
しっかりと日を当てることで緑色の葉が多くなりますし、茎も太くなりますよ。
短日処理を行う
ポインセチアと言えば鮮やかな赤色ですよね!室内でもきれいな色になるのでしょうか?
室内でも赤色にできますよ!きれいな赤色に育てるためには、ポインセチアの特徴を知っておくと良いですよ
ポインセチアは「短日植物」です。
短日植物とは日が当たらない暗い時間が長くなることによって、花を咲かせる植物です。
ポインセチアの赤色の部分が花だと思われがちですが、実は赤色の部分は【苞】と呼ばれる葉が変色した部分なんです。
苞の真ん中あたりに本当の花があります。
花が咲くことによって、苞の色が赤くなるのです。
ポインセチアを室内で育てている場合、明かりのついた部屋に置いていることが多いのではないでしょうか。
部屋の明かりはポインセチアにとっては日光が当たっている状態と同じなのです。
ポインセチアの花が咲き、苞が鮮やかに赤く色づくためには光が当たらない時間を長く確保することが大切です。
光の当たらない時間を長くするために行うのが【短日処理】です。
ポインセチアに暗幕や箱をかぶせて光が当たる時間を調節します。
きれいな赤色に育てるためのポイントは次の3点になります。
- 光が入らないように箱などで覆う
- 9月~11月頃、毎日17時~翌朝8時まで暗くする
- 苞が赤く色づいたら終了する
光が入らないように箱などで覆う
短日処理ではポインセチアに光が当たらないよう、箱や暗幕をかぶせます。
かぶせた箱などの下から光が入ってしまうと短日処理が上手くいきません。
光を遮れるように鉢ごとすっぽり覆えるような大きさの箱を用意しましょう。
箱は特別なものである必要はなく、段ボール箱や発泡スチロールの箱など身近なもので問題ありません。
心配であれば、箱の上から暗幕やシルバーのビニールをかぶせるなど、二重にするのもおすすめです。
9月~11月頃、毎日17時~翌朝8時まで暗くする
短日処理を行うのは、9月から11月頃がおすすめです。
ポインセチアの開花時期は12月から2月頃となっています。
開花する時期に向けて、光が当たらないように暗い時間を長くするのが重要です。
毎日17時頃から翌朝の8時頃まで光を当てないようにします。
苞が赤く色づいたら終了する
短日処理を終了する目安は「苞が赤く色づいたかどうか」です。
苞が赤くなれば短日処理は完了です!
毎日欠かさず行って、きれいな赤色に育てましょう。
室内で育てる時の水やり方法
室内でポインセチアを育てる時には、水やりにもポイントがあります。
- 土が乾いているタイミングで水やりする
- 葉の乾燥に注意する
土が乾いているタイミングで水やりする
水を与えすぎてしまうと根腐れの原因になってしまいます。
土の状態を見て湿っているようであれば、無理に水を与える必要はありません。
土が乾いているタイミングで水やりをしましょう。
特に冬はポインセチアの成長が休みの期間に入ります。
休止している時期は水の吸収も遅くなります。
土の中に水が停滞してしまうと根腐れしやすくなってしまうのです。
新聞紙やタオルを鉢の底に敷くと土にたまった余分な水分が抜けるのでおすすめですよ。
ポインセチアは決まった時間帯に必ず水やりをするのではなく、乾いていたら水やりをするのがポイントです。
葉の乾燥に注意する
室内で育てる際には土の水分量だけでなく、葉の乾燥にも注意が必要です。
室内はエアコンの影響で乾燥しがちです。
葉が乾燥してしまうと葉先が黒くなって枯れてしまうことがあります。
霧吹きで葉に水をかけてあげることで、葉の乾燥を防ぐことができますよ。
暖房の時期だけでなく、夏場の冷房でも乾燥してしまいます。
季節に関係なくエアコンを使用しているときには特に葉の乾燥にも気をつけてくださいね。
ポインセチアの特徴を知って室内を華やかに楽しもう
クリスマスによく見かけるポインセチアは、室内で育てるのにおすすめの植物です。
ポインセチアが室内で育てるのにおすすめな理由は次の2点です。
- 寒さに弱いから
- 高温多湿な気候に耐えられないから
特徴を理解しておくことで、園芸初心者さんでも室内栽培を楽しめますよ。
特徴を知って、適した環境で育ててあげましょう。
室内でポインセチアを育てる時には以下の3点に注意して育てるのがポイントです。
- 日光を十分に当てる
- 短日処理を行う
- 水やりの仕方に気をつける
3つのポイントを押さえれば、室内でも色鮮やかで元気なポインセチアに育ちます。
自分で育てたポインセチアを飾ったら、クリスマスもさらに華やかに演出できそうですよね。
部屋で過ごす時間が長くなる冬だからこそ、ポインセチアを室内で育てるのはおすすめです。
きれいな赤色のポインセチアがあったらワクワクした気持ちになれそうですね!
ポインセチアの特徴や育て方のポイントを押さえて、長く楽しんでみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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