秋はおいしい食材がたくさんある季節ですね。
さつまいもや栗にかぼちゃ……どれも甘くておいしいものばかり。
そこで!子供たちも大好きなこれらの食材を使ったスイーツ作りに挑戦してみませんか?
この記事を読むと、次の3つが分かります。
- スイーツ作り初心者が用意するべき調理器具
- 秋の食材を使ったおすすめスイーツレシピ
- 初めてでも失敗しないコツ
おいしいおやつを子供と一緒に作ることで、親子のコミュニケーションの時間を作ることもできますよ!
どうぞ最後までお読みください。
スイーツ作りに必要な基本の道具はコレ!
スイーツを作るのなんて、初めてなんだけど……
何から用意すればいいの?
スイーツを作るために、最低限必要な道具は7つです!
この7つをそろえておけば、簡単なレシピなら問題なく作ることができますよ。
- 計量スプーン・計量カップ
- はかり
- ボウル
- 粉ふるい
- シリコンのヘラ
- ハンドミキサー
- クッキングシート
ひとつずつ説明しますね。
計量スプーン・計量カップ
計量カップは標準の200mlのものと、500mlまで計れるものの2種類があると便利です。
耐熱性のものだと、電子レンジで牛乳を温める時などにそのまま使うことができます。
計量スプーンは、大さじ15mlと小さじ5mlが基本となります。
大さじと小さじの分量を覚えておくといいですね。
粉類は押し付けないようにすり切り、液体は表面がぷっくりとする量で計るのが、正確な計量の仕方です。
はかり
はかりには、デジタル式のものとアナログ式のものがあります。
初心者には、デジタル式のものがより正確に計れるのでおすすめです。
ボウルを乗せてから電源ボタンを押すと、ボウルの重さを含めずに計ることができるので、より簡単に計ることができます。
ボウル
ボウルはさまざまなサイズがありますが、最初にひとつだけ買うとしたら、直径が20cm程度の物を選ぶと使い勝手がよく便利です。
湯煎や冷やす作業には熱伝導率の良いステンレス製、電子レンジで使う時には耐熱ガラス製と使い分けるとよいでしょう。
粉ふるい
粉ふるいは絶対に必要という訳ではありませんが、あると仕上がりがとても良くなります。
色々なタイプがありますが、お子さんと一緒に作りたい時にはレバーが付いたタイプをおすすめします。
レバーの部分を握ると、簡単に粉がふるえるため飛び散りにくく、ふるう粉の量が多い時にも便利です。
シリコンのヘラ
ゴムベラやスパチュラと呼ばれることもあります。
材料を混ぜたり、生地やクリームを流し入れる時に必須の道具です。
ヘラと持ち手に継ぎ目のないものを選ぶと、材料や生地が継ぎ目の隙間に入り込んだり、隙間に水分が残ってカビてしまうこともないので衛生的です。
ハンドミキサー
ホイップクリームや、卵白を泡立てるメレンゲを作るのは実はとても重労働です。
ケーキを作ってみたい方には、泡だて器よりもハンドミキサーをおすすめします。
ハンドミキサーが1台あると、スイーツ作りがグッと楽になりますよ!
クッキングシート
生地を焼いて作るスイーツには、クッキングシートが欠かせません。
たくさんの種類がありますが、メーカーによって長さが違うだけなので、選び方は特にありません。
基本的には焼く時に使いますが、スイーツの種類によってはラッピングする時にも使えるので、用意しておきましょう。
それほど専門的な道具は必要ないんですね。
これならすぐにそろえられそう!
大型スーパーのキッチン用品売り場や、
100円ショップでも色々な種類が売っているので
道具をそろえるだけでも楽しくなりますね!
秋の味覚がいっぱい!おすすめレシピ紹介
あなたは秋といえば、どんな食材を思いつきますか?
さつまいもにかぼちゃ、りんごやぶどうなどのフルーツもおいしいですね!
そんな秋の食材を使った、初心者にもおすすめのスイーツレシピをご紹介します。
トースターで簡単!スイートポテト
やっぱり、秋といえば定番のさつまいもですよね!
シンプルなスイートポテトが、お手軽に作れます!
さつまいもの大量消費にもおすすめですよ。
- さつまいも 1本
- 牛乳 60ml
- 砂糖 大さじ1.5
- サラダ油 小さじ1
- 卵黄 1個分
手順
- さつまいもをいちょう切りにして水にさらす
- 水気を切って耐熱容器に入れ、500wの電子レンジで8分加熱
- さつまいもをつぶして牛乳、砂糖、サラダ油を加えて混ぜる
- たわら型に成型して表面に卵黄をぬる
- 焼き色がつくまでトースターで5分ほど焼く
簡単なのにオシャレ!ぶどうとショコラのムース
たった3つの材料で本格的なショコラムースが作れます。
甘酸っぱいぶどうと濃厚なショコラのバランスが最高!
- お好みの種類のぶどう 6~8粒
- 板チョコ 1枚
- 生クリーム 100ml
手順
- ぶどうの皮をむいて種を取る
- チョコレートを砕いて耐熱ボウルに入れる
- 生クリームの半量を弱火で加熱、沸騰直前で火を止める
- ②のボウルに生クリームを加えて、チョコを溶かしながら混ぜる
- 残りの生クリームをやわらかめに泡立てる
- 泡立てた生クリームを④のボウルに加えてよく混ぜる
- 容器に入れて真ん中にぶどうを置き、冷蔵庫で1時間冷やす
- お好みでクリームやぶどうをトッピング
ハロウィンにピッタリ!パンプキンドーナツ
ホットケーキミックスを使ってお手軽に作れるドーナツです。
かぼちゃの優しい甘みでおやつにもおすすめですよ!
オバケやかぼちゃの飾りつけで、ハロウィンを盛り上げましょう!
- ホットケーキミックス 100g
- かぼちゃ 100g
- おからパウダー 大さじ2
- 牛乳 大さじ1
手順
- かぼちゃを2cmくらいにカットして耐熱容器に入れ、レンジで3分加熱
- かぼちゃとホットケーキミックス、おからパウダーを混ぜる
- ②に牛乳を加えて混ぜる
- 生地を一口サイズに丸める
- 油で揚げる
和菓子が食べたい方に!栗蒸しようかん
秋の味覚といえば、栗は外せないですよね!
こしあんを使うと仕上がりがより滑らかになります。
薄力粉と片栗粉、こしあんをしっかり混ぜて
ダマを作らないようにするのがポイントですよ!
- あずきこしあん 450g
- 薄力粉 45g
- 片栗粉 10g
- 砂糖 45g
- 塩 少々
- 60℃くらいのお湯 80~100ml
- 栗の甘露煮 250g
手順
- 薄力粉、片栗粉、砂糖をそれぞれふるいにかける
- ボウルにこしあんと薄力粉を入れよく混ぜる
- 片栗粉を加えて混ぜ、砂糖、塩を加えてさらに混ぜる
- ③にお湯を少しずつ加えて生地をゆるめる
- 栗の甘露煮を加えて型に流す
- 蒸し器で40分ほど蒸す
- 蒸しあがって完全に冷めたら型から取り出し、好みの大きさに切る
インスタ映え抜群!ミルクレープケーキ
クレープ生地で、フルーツとクリームを挟んでいくだけ!
何層にも重なった断面がとってもカラフル!ぜひ旬のフルーツで作ってみましょう。
- 無塩バター 40g
- 薄力粉 200g
- ベーキングパウダー 小さじ1/2
- 卵 4個
- 砂糖 大さじ1
- 牛乳または豆乳 500ml
- バニラエッセンス 数滴
- お好みのフルーツ
- 冷凍の生クリーム
手順
- 薄力粉とベーキングパウダーをふるいにかける
- ボウルに卵と砂糖を入れて混ぜ、牛乳の半量と①の半量を加えて混ぜる
- 残りの牛乳と①を加えて良く混ぜ、ザルでこしてダマを取る
- バターを溶かして加え、冷蔵庫で30分程度冷やしてなじませる
- フライパンに少量のサラダ油をのばし、生地を薄く焼く
- 粗熱を取った生地と、カットしたフルーツ、生クリームを順番に重ねていく
- 冷蔵庫で1時間ほど冷やし、お好みで粉砂糖や生クリームをトッピング
栄養満点!甘酒とリンゴのケーキ
砂糖を控えめに甘酒とリンゴの自然な甘みで作るケーキです。
甘酒には「酒粕」から作った物と「米麹」から作った物の2種類があります。
子供やお酒に弱い方、妊婦さんなどはアルコールの全く含まれていない「米麹」から作ったものを選びましょう。
甘酒には、アミノ酸やビタミンB群、食物繊維など
栄養たっぷりです!ぜひお試しくださいね。
- ホットケーキミックス 150g
- りんご 1個
- 甘酒 100ml
- 卵 1個
- 砂糖 30g
- サラダ油 大さじ1
手順
- りんごの皮をむき種を取って、2cm角にカット
- ボウルに甘酒、卵、砂糖、サラダ油を入れて混ぜる
- ②にりんごとホットケーキミックスを入れて混ぜ合わせる
- 型に流して、180℃のオーブンで30分焼く
- 粗熱が取れたら切り分ける
野菜嫌いも克服!にんじんのマフィン
にんじんをたっぷり使ったふわふわマフィン!
野菜の苦手なお子様でも、にんじんの甘味でぱくぱく食べられます。
- ホットケーキミックス 200g
- ニンジン 1本(150g)
- 卵 1個
- 砂糖 40g
- サラダ油 80cc
手順
- ニンジンの皮をむいてすりおろす
- ①にサラダ油、砂糖を入れて混ぜる
- ②に卵とホットケーキミックスを順に加えてよく混ぜる
- 型に流し、180℃のオーブンで30分ほど焼く
- 粗熱を取り、お好みでデコレーション
子供と一緒に簡単おやつ!さつまいもりんご茶巾
さつまいもを潰してリンゴジャムと混ぜるだけ!
簡単なのでお子さんと楽しく作れますよ!
さつまいもをレンジで加熱すれば、
火を使わないので安心、安全ですね!
- さつまいも 100g
- 砂糖 大さじ1/2~1
- りんごジャム 大さじ1
手順
- さつまいもの皮をむいて小さく切り、水につけてアクをぬく
- 柔らかくなるまでゆでたら、お湯を捨てて火にかけ水分を飛ばす
- 熱いうちにつぶして砂糖を加える
- りんごジャムを混ぜて、ラップで茶巾の形に包む
小さめサイズでお手軽に!プチモンブラン
市販のビスケットに栗とさつまいものクリームを乗せるだけ!
お子さんと一緒に楽しくデコレーション出来ますよ!
- さつまいも 150g
- 甘栗 5個
- ビスケット 4枚
- 無塩バター 10g
- 生クリーム 1/4カップ
- グラニュー糖 10g
- 粉砂糖 適量
手順
- さつまいもの皮をむいて1.5cm幅の輪切りにし、水にさらす
- 水気をきったら柔らかくなるまでゆでる
- ざるに上げてお湯を切り、裏ごしする
- グラニュー糖とバターを順に加えて混ぜ、生クリームを少量ずつ加えて混ぜる
- クリーム状になったら半量を絞り袋に入れる
- ビスケットに乗せた甘栗にクリームを塗って山型にする
- 袋のクリームをらせん状に絞っていく
- 残りの甘栗を4等分してトッピング、粉糖をふる
どれもおいしそう!作ってみたいけど……
うまくできるかな?
それでは、初心者さんが
スイーツ作りで失敗しないコツを
紹介していきますね!
初めてのスイーツ作りで失敗しないコツ
スイーツ作りで失敗しないためには、いくつかのコツがあります。
- 工程や分量はレシピ通りにする
- 材料の指定を守る
- 見た目にこだわりすぎない
- オーブンの温度管理に注意
- 失敗しにくいレシピから挑戦する
順番に説明していきますね。
失敗しないコツ1 工程や分量はレシピ通りにする
スイーツ作りでは、レシピの工程や分量をしっかりと守ることが大切です。
工程や分量を勝手に変えてしまうと、粉がダマになってうまく混ざらなかったり焼ムラの原因になります。
1gも違ってはいけない!ということはありませんが、良い出来上がりの為には分量をしっかり計りましょう。
失敗しないコツ2 材料の指定を守る
レシピでは「バター」と「無塩バター」や、「グラニュー糖」と「きび砂糖」など、同じ材料でも種類が違うことがあります。
特に砂糖の場合、きび砂糖や黒糖はミネラルなどの栄養成分が影響して、「固くなる」「焼き上がりが悪くなる」など仕上がりに影響が出てしまいます。
指定されているものを選ぶと失敗が少なくなるので確認しましょう。
失敗しないコツ3 見た目にこだわりすぎない
あまり見た目にこだわってしまうと、うまくいきません。
クッキーの型などはなるべくシンプルなものを選び、慣れてきたら別の形を試してみましょう。
失敗しないコツ4 オーブンの温度管理に注意
ケーキやクッキーは、最初に高めの温度で焼かないと上手に焼きあがりません。
生地をオーブンに入れる時に扉を開けっぱなしで作業をすることになります。
すると、焼き始めの温度が低くなってしまうので、余熱温度をやや高めに設定すると良いでしょう。
失敗しないコツ5 失敗しにくいレシピから挑戦する
初心者さんでも失敗しにくいレシピはこちらの5つです。
- クッキー
- パウンドケーキ
- クレープ
- パンケーキ
- コーヒーゼリー
この5つは使う材料が少なく、初心者さんでも比較的作るのが簡単です。
秋の食材スイーツレシピ 初心者でも失敗しないコツは?まとめ
この記事では秋の食材を使ったスイーツレシピと、調理に必要な基本の道具、初心者でも失敗しないコツをご紹介しました。
- 計量スプーン・計量カップ
- はかり
- ボウル
- 粉ふるい
- シリコンのヘラ
- ハンドミキサー
- クッキングシート
どれも手軽に購入することができますので、一通りそろえておくと色々なスイーツ作りに対応できますよ。
そして、秋の食材を使ったおすすめスイーツレシピとしてこちらをご紹介しました。
スイーツ作り初心者の方は、失敗しないためのコツも合わせてご覧ください。
- 工程や分量はレシピ通りにする
- 材料の指定を守る
- 見た目にこだわりすぎない
- オーブンの温度管理に注意
- 失敗しにくいレシピから挑戦する
スイーツ作りは基本が大事です!
秋の美味しい食材を使ったレシピをぜひお試しくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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