清澄白河は、ブルーボトル旗艦店をはじめとした数多くのカフェがひしめき合う町です。
下町深川の風情を肌に感じつつ、コーヒー散策を楽しみませんか?
コーヒー好きでない人にも満足できるカフェメニューが目白押しです!
カフェ巡りの合間には、東京都現代美術館でアートに触れてみてはいかがですか?
ちょっと足を伸ばして深川の八幡宮と不動尊をお詣りするのもいいですね。
そんな「今昔融合の町」清澄白河を、地元深川っ子ならではの私がご紹介します!
コーヒー自慢のカフェ
そもそもなぜ清澄白河がカフェの街になったのでしょう?
2014年頃からコーヒー専門店やカフェが点在し始めました。
2015年には「サード・ウェーブ・コーヒー」のはしりとされるブルーボトルカフェが初上陸しました。
ブルーボトルカフェ旗艦店のオープンの地に選ばれた理由には納得です。
清澄白河という街のゆったりした雰囲気、倉庫跡地の大きな敷地が確保できたなどだそうです。
これを期に、続々とカフェが立ち並ぶようになったわけです。
サード・ウェーブ・コーヒー…2000年代に入りコーヒー業界に広がった流行から提供されるコーヒーのこと
・シングルオリジン(生産地域を限定、かつ明確にしたコーヒー)
・浅煎り(酸味のある味わい)
・ハンドドリップ(コーヒーマシンを使用せず1杯ずつ丁寧に手で入れる)
・ダイレクトトレード(生産者から消費者へ仲介者を介さずに流通すること)
ブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェ
清澄白河カフェの中でも超有名、まずはこちらをお目当てに訪れる人も多いコーヒー専門店です。
開放感あふれるシンプルな空間でコーヒーに集中して豊かなカカオの香りを味わってみては?
全国のブルーボトルカフェで唯一プリンが食べられるお店です。
ドリンク購入の際、タンブラーやマグカップを持っていくと20円値引きになります!
DRIP ESPRESSO DRINK
・ブレンド ¥594〜 ・エスプレッソ ¥577
・シングルオリジン ¥712 ・アメリカーノ ¥577
・ディカフェ ¥594 ・マキアート ¥588
・ジブラルタル ¥611
・カプチーノ ¥634
※メニューは一例です
WORLD NEIGHBORS CAFE 清澄白河
ワールド・ネイバーズという名前の通り、店前でよく外国人を見かけます。
緑豊かな木場公園と東京都現代美術館のすぐ近く、コインランドリーが併設されているカフェです。
ランドリースペースを覗くと、アメリカンな気分になること間違いなしですよ。
Toastie(トースティー)…オリジナルのホットサンドのこと。具材は個性的!テイクアウトOK
DRINK Toastie
・エスプレッソ+季節のオリジナルシロ ップ ・WNCサンドウィッチ ¥1300
+トニックウォーター ¥600より ・サーモングラタンサンドウィッチ ¥1200
・トマトスカッシュ ¥550 ・アップルポークサンドウィッチ ¥1200
・オキナワンハイビスカスサワー/オレンジ ¥500 ・BLCTサンドウィッチ ¥1200
・エルダーフラワーサワー/グレープフルーツ ¥500 ・PB&Jバナナサンドウィッチ ¥ 900
※メニューは一例です
le bois(ル・ボア)
清澄白河駅徒歩7分、東京都現代美術館から徒歩4分の場所にあるボタニカルカフェ。
店名の「ル・ボア」とはフランス語で小さな森という意味です。
看板メニューのクロッシェを始め、植物の販売やアートギャラリーも併設しています。
クロッシェ…プレスしたクロワッサンに具材を挟んだサンドウィッチ。ほんのり甘く、カリカリした食感。
DRINK FOOD
Coffee ¥500 Cloch(クロッシュ)Lunch&Desert ¥900
Herb Tea ¥650 Cloch Set(Coffee or Cafe au leit) ¥1200
Cafe au leit ¥600
コーヒー専門店以外のカフェも見逃せません
コーヒーだけじゃなくお腹を満たしたい人はコチラ↓
ここまで紹介してきたコーヒーショップの他にもたくさんのカフェが清澄白河にはあります。
さまざまなコンセプトのあるカフェの中で、個性を出してお客さんにアピールするのは大変ですよね。
コーヒ専門店だけではなく、清澄白河界隈にはフードメインのカフェも数多くあるのです。
ほとんどの店がテイクアウトOKなので、木場公園のベンチでランチをしてみてもいいでしょう。
3000日をかけて完成した極上ハンバーガーfield清澄白河本店
店名には思えませんが、本当にお店の名前が【3000日をかけて完成した極上ハンバーガーfield】です。
東京都現代美術館の目の前、広い間口のお店です。週末ともなると、近所の人達で賑わっています。
美術館の帰りにランチすれば一挙両得ですね。
17:00から22:00は「ゲンビノマエ酒場サンゼン」というバーに変身します!
Hamburger
名物!極上肉づくしバーガー ¥1940
アボカドチーズバーガー ¥1890
コルビージャックチーズ×チーズバーガー ¥1840 ※ハンバーガーの種類は全部で14種
すてきなごちそうCafe soi清澄白河本店
2023年12月1日、木場公園目の前にプレオープンしたヘルシーベーグル専門店。
2024年2月24日のグランドオープンからは豆乳を生地に練り込んだベーグルを常時10種類以上用意するそう。
ランチには「美肌豆乳」を使用した「デトックススープ」のセットを提供するとのことです。
美肌豆乳…鳥取県大山町にある豪円湯院の酸化還元値の高い天然温水「美肌の湯」を使用しています。
今昔融合!現代アートと歴史の町|カフェの合間に立ち寄ってみては?
「木場公園第1と第2を繋ぐ橋」 新年早朝には初日の出を見るためにたくさんの人が並びます。
✓江戸時代から続く「木場」という名前
今回の記事で頻繁に登場する木場公園という文字。
清澄白河エリアのアイコンのひとつと言える広大な公園です。
その「木場」という名前には江戸時代からの由来があります。
寛永18年(1641年)、京橋から火が起こり、大火となります。
江戸市中の各所に点在した材木町も大変な被害を受けます。
火事の多い江戸は建材としての材木の需要が高く、大切なものでした。
隅田川東岸で大火の影響を受けにくいこと、
また、延焼材としての材木を江戸市中から遠ざけること。
以上の観点から深川漁師町(現在の江東区佐賀町、永代)の入り堀が注目されました。
以降、材木商人の木置場が移動して「元木場」を形作っていきました。
深川漁師町は、今では全国的に名のしれた深川めしの発祥の場です。
深川めしには2種類あります。
・アサリ、ハマグリなどの貝類をネギと煮込んだ汁物をご飯にかけたぶっかけ飯
・それらを一緒に炊いた炊き込みご飯
その後幕府の干拓事業による元木場の召し上げにより、「築地町」の地が代替地となりました。
この築地町が深川木場町となり、現在の木場につながっていきます。
さらなる移転によって、木置き場の跡地に防災目的の木場公園が作られました。
✓東京都現代美術館 Museum of contemporary art Tokyo(通称MOTまたはゲンビ)
東京都現代美術館は、現代美術の振興を図り、芸術文化の基盤を充実させることを目的としました。
1995年3月に開館の比較的新しい美術館です。
若手作家の作品の収集に努め、現在の収蔵作品数は約5,700点に及んでいます。
各々の時代を切り拓いてきた革新的な傾向の作品が中心になっているいます。
それがMOTのコレクションの魅力のひとつとなっています。
✓清澄庭園
清澄庭園は泉水、築山、枯山水を主体にした「回遊式林泉庭園」です。
この地の一部は江戸の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷跡と言い伝えられています。
明治11年、岩崎弥太郎が荒廃していたこの邸地を買い取り庭園造成を計画しました。
明治13年には「深川親睦園」として一応の竣工をみました。
回遊式林泉庭園は江戸時代の大名庭園に用いられたものです。
明治時代の造園にも受け継がれ、清澄庭園によって近代的な完成をみたと言われています。
清澄庭園は関東大震災で甚大な被害を受けました。
しかし、この時図らずも災害時の避難場所としての役割を果たし、多数の人名を救いました。
岩崎家では、こうした庭園の持つ防災機能を重視し、翌大正13現庭園部分を東京市に寄付。
市ではこれを整備して昭和7年に公開しました。
今では春には桜、秋には紅葉が楽しめる憩いの庭園となっています。
【清澄白河】カフェ巡りでコーヒー散策 まとめ
今と昔が絶妙なバランスで融合されたカフェの町・清澄白河、いかがでしたか?
コーヒー散策を楽しみながら、美術館でアート心を擽り、公園でテイクアウトしたランチを食す。
カフェと文化と自然を満喫し、リフレッシュした気持ちで明日へ臨めそうですよね。
お気に入りの季節に足を運んでみてはいかがでしょう?それぞれの良さがありますよ!
こちらのプチトリップもオススメです!
最後までお読み頂きありがとうございました!
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