最近、育児が落ち着いて自分の時間ができた!
「ハンドメイドに挑戦してみたい!」ってママ友に相談したら、デコパージュをすすめられたけど、初心者でもわかるようにやり方を教えてほしいな!
では、ハンドメイドマニアのわたしが、初心者にもわかりやすく教えちゃいます♪
デコパージュは簡単なので、ハンドメイドクラフトがはじめての方でも楽しめますよ!
お気に入りの紙やハギレを貼り付けて、無地の小物などをおしゃれに変身させるデコパージュ。
自分の好きなペーパーや好きなキャラクターの印刷物などを使えるので、オリジナルのグッズを作れるのが魅力です。
現在では100均で材料をそろえられるので、子どもから大人まで幅広く楽しまれています。
いまでも人気の高いデコパージュですが、まだやったことがない方もいるのでは?
この記事ではそんな方のために、今さら聞けないデコパージュのことをわかりやすく紹介していきます。
デコパージュとは?活用例で何ができるかイメージしよう!
ハンドメイドクラフトの中では、簡単にはじめられるといわれるデコパージュ。
まずはデコパージュがどんなものなのか、どんな事ができるのか紹介していきますね。
デコパージュとは
デコパージュとはフランス語のデクーペ(切り抜く)を語源としたクラフトです。
諸説ありますが、17世紀頃のイタリアの家具職人が「日本の漆工芸」をまねて作品を作ったことで、ヨーロッパ全土に広がり人気になったことが始まりとも言われています。
デコパージュはさまざまなアイテムに施すことができます。
「もとの柄に飽きちゃったからリメイクしよう」と思ったものにするとエコにもなるので、今の時代にもあっているのではないでしょうか。
デコパージュの活用例
◎うわばき・レッスンバック・巾着袋
うわばきは、シンプルなものが多くみんなと同じで区別がつきにくいものです。
子どもが好きなキャラクターなどを貼ってあげると、パッと見てわかるので自分のうわばきが迷子になることもありません。
レッスンバックや巾着袋などにも、うわばきと同じものをワンポイントとして貼ると誰から見てもわかりやすくて良いと思います。
◎石けん
石けんは初心者にもやりやすいアイテムなので練習にもなります。
デコパージュをした石けんは、インテリアとして飾るとキレイで香りも楽しめます。
※なるべく凹凸がないもの、油分の少ないものを選びましょう。
◎キャンドル
無地のキャンドルにデコパージュをすると、インテリアとして彩ってくれます。
キレイなのに、停電時には防災グッズとしても使えるので、家のあちこちに飾っておくといざという時に役立ちます。
キャンドルに直接ペーパーを貼る場合は、燃えカスなどでペーパーに引火しないように注意して使用してください。
小さなお子さんがいるご家庭なら、『LEDキャンドル』(ダイソー/220円)を使うと安全で安心です。
◎空き缶
空き缶のリメイクもおススメですよ。
ペン立てとして実用的に使ったり、鉢カバーとして観葉植物などを入れたりするとインテリアとして活躍してくれます。
捨てるはずだったものが、おしゃれに使えるものとして復活させるのはエコになりますよ♪
デコパージュの材料を100均でそろえよう!
手芸用品店などでも用意できますが、デコパージュ専用液などは高価になるので、お試しに使うなら100均でそろえてみましょう。
今はたいていの100円ショップにおいてあります。
デコパージュ液
◎デコパージュ専用液(オールマイティ)/30ml:ダイソー
専用液は、アイテムにモチーフを貼り付けるための接着剤です。
オールマイティは、木材・プラスチック・ガラスなど色々なものに使えます。
◎デコパージュ仕上げ液(トップコート)/30ml:ダイソー
仕上げ液は、専用液で貼り付けた部分がはがれないように保護するコーティングの役割があります。
専用液だけでもできますが、仕上げ液を使った方が光沢もでてきれいに仕上がります。
今回はデコパージュ専用液もデコパージュ仕上げ液もダイソー商品をご紹介しました。
容量はどちらも30mlで、はがきサイズなら約5枚分をデコパージュすることができます。
ふで
◎平筆
水彩用の筆です。
ナイロン素材のものが弾力があり使いやすいのでおすすめです。
小さいモチーフを貼り付けるときに役立ちます。
◎刷毛
水彩用の平筆よりおおきい筆です。
広い範囲を塗るときに使うと楽に塗れます。
デコパージュをする場所によって大きさを使い分けてみてください。
正解はないので使いやすいものを選びましょう。
ペーパー
◎デコパージュペーパー/グラシン紙(500㎜×500㎜):ダイソー
デコパージュ専用のペーパーです。
薄いですがハリがあるので、初めての方でも貼りやすいでしょう。
◎ペーパーナプキン/バージンパルプ(320㎜×320㎜):ダイソー
食べ物をつつんだり、お皿に食べ物を置くときなどの装飾に使ったりするペーパーです。
だいたい3枚重ねになっているので、分解して1枚にしましょう。
1枚にするとティッシュペーパーのように薄いので、シワができやすいです。
デコパージュをする時には、シワをのばすようにゆっくり丁寧に貼り付けましょう。
◎コピー用紙
コピー用紙は厚みがあるので、薄くするためにひと手間が必要になります。
デコパージュに慣れてきたらステップアップして、コピー用紙を使ってやってみるのも楽しみが増えていいですよ♪
あると便利なもの
◎シリコンおかずカップ
デコパージュ液を入れるものです。
デコパージュ専用液のボトルは間口が小さく筆が入らないので、シリコンおかずカップに出して筆にとれるようにすると便利です。
シリコン素材はかたまったデコパージュ液を洗い流せるので、繰り返し使えます。
◎ファイルなど撥水効果のあるもの
作業用の下敷きにしたり、袋物のなかに挟んで養生したりするときに使います。
デコパージュを100均の材料でやってみよう!
どんなものに、どんなペーパーを貼り付けるのか考えてたら、ワクワクしてきちゃった♪
材料をそろえたから、やり方を教えてください!
では、さっそくデコパージュをやってみましょう。
まずは、小さいものから始めるとやりやすいので、巾着袋で説明しますね!
用意するもの
- デコパージュ専用液(オールマイティ)
- デコパージュ仕上げ液
- 平筆
- 好きなペーパー
- シリコンおかずカップ
- ファイル
- はさみ
- 巾着袋
下準備をする
巾着袋は中にファイル(袋のサイズに合わせてカットする)を入れて下に浸みこまないように養生します。
デコパージュ液が浸みこんで反対側とくっつくと、はがすのが大変なので気を付けてください。
レイアウトを考えよう
貼り付けたい紙を、巾着袋に合わせてレイアウトを考えます。
どんなモチーフを使うか、どんな組み合わせにするのか、考えるのも楽しい作業です。
慣れるまでは、小さいモチーフを少しずつ貼る方がうまくできます。
モチーフを貼り付けよう
巾着袋にデコパージュ液を少しぬって、そこに貼り付けたいモチーフをおいて留めます。
留めたら、おもての中心から外側にむかって空気をぬくようにデコパージュ液をぬっていきます。
空気が入るとはがれてしまうので、ゆっくり丁寧に密着させましょう。
ふでは細かく動かすとペーパーを破ってしまうので、大きくゆっくり動かしてください。
デコパージュ液はたっぷりとぬりましょう。
コーティングしよう
ぬり終わったら自然乾燥で1~2時間乾かして、さわってもデコパージュ液がつかない程度にします。
ドライヤーを使えば時間短縮できますよ。
乾いたらデコパージュ仕上げ液でコーティングします。
しっかり乾燥させたら完成!
デコパージュ仕上げ液を全体にぬり終わったら、しっかり乾かします。
自然乾燥をさせる場合は2~3日おいてください。
完全に乾いたら中のファイルを取り出して完成です。
※ペーパーの密着度が気になるときには、あて布をして低温~中温のアイロンをあてると密着度がUPします!
今回はペーパーナプキンを使いましたが、印刷したコピー用紙も使えます。
好きな絵や好きなものの写真などをコピーするとデコパージュのモチーフとして使えるので、いま人気の『推し活』もできますよ。
ぜひ、いろいろチャレンジしてみてください!
デコパージュをする時の注意点
デコパージュは専用液を使ってコーティングするので、防汚・防水効果も期待できるなど良いことがたくさんあります。
ですが、注意しないといけないこともあります。
デコパージュにむいていない素材・土台がある
厚手の紙や布などデコパージュ液が浸みこまないものや、ナイロン素材などの防水・撥水加工されているものなどはデコパージュには向きません。
高温に弱い
温度が高いとデコパージュの溶液がとけることがあります。
長時間陽に当たる場所や、高温になる場所をさけましょう。
高温の場所で、デコパージュをした面と紙などがあたっていると、とけた溶液に紙がくっつくことがあります。
また面と面を接したままにしておくと、くっついたり色移りしたりすることがあるので注意してください。
デコパージュをした直後はベタつく
デコパージュ専用液は水性形接着剤でデコパージュをした直後はベタつくので、しっかり乾燥させましょう。
自然乾燥なら2~3日置いた方がしっかり乾きます。
重ねぬりをする場合は、都度、乾燥させてくださいね。
ゴシゴシ洗わない
デコパージュをすると防水になるので洗濯ができますが、基本的にはやさしく手洗いをすることがおすすめです。
洗濯機をつかう場合は、できる限りやさしく洗えるコースを選択してくださいね。
熱に弱いので熱湯で洗うのはさけます。
また、長時間水にあてることは良くないためつけ置き洗いはやめましょう。
デコパージュ液は口にいれない
デコパージュは食器にもできますが、デコパージュ液は口にいれることを避けたいところです。
食器にデコパージュをする場合は、できる限り口のあたらない場所にするようにしましょう。
食品もデコパージュをしたところに直接あたらないようにした方がよいです。
電子レンジやオーブンは高温になるので使用するのはNGです。
また、つけ置き洗いもできないので、汚れたら早めに洗うようにしてください。
デコパージュは100均で材料がそろう!初心者でもできるやり方と注意点のまとめ
この記事では、100均の材料でできるデコパージュのやり方や注意点についてご紹介してきました。
ダイソーやセリアなどの100円ショップで材料が手に入るようになり、初心者でも簡単にはじめられるおすすめのハンドメイドクラフトです。
- デコパージュ専用液
- デコパージュ仕上げ液
- ふで
- ペーパー
- シリコンおかずカップ
- ファイル
デコパージュは色々なものに施すことができます。
自分の好きな紙やはぎれを使ってオリジナリティをだすことができるので、世界にひとつだけのアイテムがつくれます。
- うわばき・レッスンバック・巾着袋
- 石けん
- キャンドル
デコパージュをすると、防水になるなどの良い面もありますが、扱いに注意した方がいいこともあります。
- デコパージュに向いていない素材・土台がある
- 高温に弱い
- デコパージュをした直後はベタつく
- ゴシゴシ洗わない
- デコパージュ液は口にいれない
ハンドメイドクラフトのなかで、まだまだ人気の高いデコパージュ。
子どもから大人まで幅広い年齢層の方々におすすめできるクラフトです。
ハンドメイドクラフトをしたことがない初心者の方や、子どもの夏休みの工作、高齢者のボケ防止など様々なシーンで使えるでしょう。
時間もかからずにできるので、子育て中のママでもスキマ時間を有効に使って楽しめるとおもいます。
自分の好きなペーパーやはぎれを探すのも、楽しいものです。
100均の材料でできるようになったら、100均以外のデコパージュペーパーやペーパーナプキンなどを探してみてください。
また違った雰囲気のデコパージュが楽しめることでしょう♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたの趣味が楽しめるものでありますように。
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