秋から始めるベランダガーデニング|初心者さんにもおすすめ秋植え植物のアイデア9選

広い庭がなくても、おうちのベランダで挑戦できるベランダガーデニングは魅力的ですよね。

気候が良くなってきた秋は、ベランダガーデニングを始めるのに最適の季節なんです。

読者さま

ベランダガーデニングに挑戦してみたいけど難しくないかな?
何から始めたらいいの?

せっかく始めたベランダガーデニングで、うまく植物が成長しなかったら悲しいですよね。

でも安心してください!

ベランダガーデニングはおうちのベランダの環境を整え、育てやすい植物を選ぶことで成功しやすくなりますよ。

この記事では、ベランダガーデニングを始める際に知っておきたい注意点や必要なアイテム、秋植えにおすすめの植物を紹介しています。

この記事でわかること
  • ベランダガーデニングを始めるためのポイント3つ
  • ベランダガーデニングの始め方とアイデア5つ
  • ベランダガーデニングにおすすめ植物9選

今年の秋はベランダガーデニングを始めて、植物を育てる楽しみを味わってみましょう!

目次

秋のベランダガーデニングをはじめる前に知っておきたいポイント3つ

ベランダガーデニングを始めたいと思いながらも、どのようなハードルがあるのかなど不安はつきものです。

この章では、ベランダガーデニングを始める前に知っておきたいポイントを3つに分けて紹介します。

  • ベランダガーデニングの魅力
  • ベランダガーデニングを始める時期
  • ベランダガーデニングの注意点

詳しく解説していきますね。

ベランダガーデニングの魅力

ベランダガーデニングの一番の魅力は、手入れがしやすいベランダで植物の成長を楽しむことができることです。

ふと窓の外を見たとき、自分でお世話した植物を眺められ癒されますよ。

ベランダで育てられる植物は花や野菜、ハーブ、観葉植物、多肉植物、果樹などでベランダの環境に合わせて様々な選択肢があります。

選ぶ植物によっては収穫でき、採れたての状態で味わえる楽しみもあります。

始めるなら秋がおすすめ!

ベランダガーデニングを始めるのに、秋がおすすめの理由は4つあります。

  1. 気候が良く外にでて、お世話することが苦にならない。
  2. 気温が下がるため、水やりの頻度も少なくて済む。
  3. 冬を越せる丈夫な植物を植えるため、育てやすい植物が多い。
  4. 涼しくなると虫が発生しにくい。

夏に比べて気温が下がってくる秋は、お世話のしやすさや植物の育てやすさから初心者の方にもおすすめと言えます。

ベランダだからこそ必要な注意点

手軽に始られるベランダガーデニングですが、集合住宅だからこその注意点もあります。

マンションやアパートに住んでいる場合、ベランダは共用部となるため建物の管理規約を確認しルールを守って楽しむようにしましょう。

一番重要なことは避難経路を妨げないようにすることです。

非常時のために、非常用通路がスムーズに使えるかどうかは常に確認しておきましょう。

近隣住戸への配慮も必要となってきます。

  • 排水溝の掃除:こまめに土や葉っぱを掃き取り詰まりがないようにしましょう。
  • 水やり:下の階のベランダに水がかかってしまわないような植物の配置が必要です。
  • 土:プランターの下にトレイや防水シートをしくことで土の流出を防げます。
筆者

少しの気遣いで気持ちよくベランダガーデニングを楽しむことができると良いですね!

初心者でも簡単!ベランダガーデニングの始め方とアイデア

ベランダガーデニングをさっそく始めてみたいけれど、何から準備していいのか悩むかもしれません。

この章では、ベランダガーデニングを始めるのに知っておきたいポイントを3つに分けて紹介します。

  • ベランダの環境のチェック方法
  • ベランダガーデニングに必要なアイテムと選び方
  • ベランダガーデニングをおしゃれに見せるポイント

それでは一つずつ見ていきましょう。

ベランダの環境をチェック!

ベランダガーデニングが上手くいくコツは、おうちのベランダの特徴を知ることです。

ベランダの特徴を知って、その環境にあった植物を選ぶことで失敗する確率が少なくなります。

チェックしておくポイントは日当たり、日照時間、風当たりの3つです。

日当たり

植物にとって日光は成長するのに欠かせない存在です。

ベランダガーデニングには、一般的に日当たりの良い東向き、南向きのベランダがおすすめです。

西向きのベランダは夏場の場合、西日が強く気温が上がりすぎるという難点があるのですが秋場の場合は程よい気温と日照時間で植物を育てるのに向いていると言えます。

北向きのベランダの場合は、どうしても日当たりが悪くなってしまうため植物選びが重要となります。

日陰を好む植物や強い直射日光を嫌う植物を選びましょう。

日照時間

直射日光が3、4時間以上当たる場所が植物を育てるのに適している場所といえます。

マンションのベランダの場合、光を通さないタイプのベランダの壁やひさしによって日照時間が少なくなる場合があります。

棚を利用して高さを出したり、日の当たる場所を把握して植物を配置する場所を決めましょう。

筆者

季節によって日の当たる場所・時間は変わってくるため、時期によって植物を置く場所を調整するのがポイントです。

風当たり

風の通りが悪い場所であると、湿気がこもりやすくカビが発生したり病気の原因となります。

植物を置く間隔や壁との距離を調整しつつ、風通しの良い環境を作りましょう。

逆に風が強く吹く場合、風に弱い植物だと葉が傷んだり倒れてしまう可能性もあります。

風除けや支柱を使って対策が必要です。

筆者

エアコンの室外機の付近は、エアコンの使用にともない強い風が出て植物が弱ってしまう可能性があるので避けましょう。

ベランダガーデニングに必要なアイテムと選ぶ時のポイント

これだけ準備すれば大丈夫!というアイテムを一覧にしました。

プランター育てたい植物に合わせた大きさのものを選びます。
あらかじめ肥料が入っている培養土がおすすめです。
鉢底石プランターの底に敷くことで、排水性と通気性を高め根が腐ってしまうことを防ぎます。(片付ける時に楽なのでネットに入ったものがおすすめ)
鉢底網底の穴が大きい鉢を使用するときに土の流出を防いだり、害虫の侵入を防ぐために使います。
肥料プランター栽培では植物の成長に必要な栄養分が地植えに比べ不足しやすくなるため、育てたい植物に合ったものを用意しましょう。
じょうろ植物の葉や根を傷めないために、シャワー状に水が出てくるタイプのものがおすすめです。
手袋土による汚れだけでなく、植物のトゲから手を守ってくれます。防水性が高いガーデニング用のものがおすすめです。
園芸ハサミ収穫する際や花柄を摘み取るときに使います。
ショベル鉢植えに合ったサイズの大きすぎないものを選びます。
ほうき気づいたときに土や葉っぱをこまめに掃除すます。
ベランダガーデニングに必要なアイテム

ベランダガーデニングに必要なアイテムは、植物と一緒にホームセンターで揃えることができますよ。

狭くても大丈夫!ベランダをおしゃれに見せるアイデア5つ

読者さま

うちのベランダ広くないんだけど植物を置けるかな?

筆者

広くなくても大丈夫です!
限られた空間だからこそ鉢や棚などのアイテムにこだわることで、自分好みのおしゃれな空間を作り出すことができます。

棚を利用して高さを出す

植物や道具を置くスペースが増え、日当たりや風当りが良くなります。

床材にこだわる

無機質なベランダの床に敷くことで、一気にイメージが変えることができます。

おしゃれなウッドパネルや人工芝、掃除がしやすいシートタイプのものもあります。

鉢を吊ったり、かけたりする

床だけでなく手すりなどを使って鉢を浮かせることで、ベランダを立体的に広く見せることができます。

エアコンの室外機に専用のカバーをかける

どうしても生活感が出てしまう室外機にカバーを使用することで、おしゃれに見せつつ鉢などを置くスペースを増やすことができます。

部屋のインテリアと統一感を出す

鉢や植物の系統を部屋の雰囲気と合わせることで、居住空間が広く見えます。

秋のベランダガーデニングにおすすめ植物9選

ベランダガーデニングを楽しむためには、育てる植物選びも大切なポイントとなってきます。

特にガーデニング初心者の方は手間が少なく、成長しやすい植物を選ぶことでモチベーションが高まりますよ。

この章では、秋植えの植物の選び方とおすすめの植物を紹介しますね。

秋植え植物の選び方

秋植え植物を選ぶ時に気をつける点は、冬の寒さに耐えられる耐寒性植物を選ぶことです。

耐寒性植物は、耐寒温度が0℃以下の気温に耐えられることが基準となってきます。

耐寒性は植物の苗についているラベルや種の袋に記入されていますので、購入時にぜひチェックしてみてください。

成長が早く料理にも使えるハーブ栽倍

ハーブは丈夫で成長が早く、手間をかけずに育てやすいという特徴があります。

見た目がおしゃれで種類によっては虫よけの効果があるものや、料理の風味付けにも使えるものもあり色々な楽しみ方ができますよ。

ミント

  • 苗の植え付け時期:3月から月上旬、9月中旬から11月中旬
  • 収穫時期:4月から12月

暑さにも寒さにも強く丈夫で、真冬以外はほぼ一年中収穫できます。

爽やかな香りを活かしてミントティーやカクテルを作ったり、デザートに添えたりできます。

ローズマリー

  • 苗の植え付け時期:3月中旬から5月、9月中旬から10月
  • 収穫時期:1年を通して可能

乾燥や強風への耐性があり、丈夫な植物です。

春から秋に青紫やピンク色の花が咲きます。

乾燥させたものは、肉料理やスープの香りづけに使えます。

ラベンダー(イングリッシュ系)

  • 苗の植え付け時期:3月中旬から4月上旬、10月頃

春から初夏にかけて紫色やピンク色、白色の花を咲かせます。

香りが良くドライフラワーにしたりハーブティーにしたりして楽しむことができます。

ベランダに出るのが楽しみになる色とりどりの花

花のついた苗は植えつけたその日からおうちのベランダを華やかに彩ってくれますよ。

ここでは病気や害虫に強く花付きが良いものを紹介します。

ビオラ・パンジー

  • 苗の植え付け時期:10月下旬から11月下旬(暑さに弱いため最低気温が10度以下になったころに植えつけます。)
  • 開花時期:9月から翌年5月頃

日当たりが良い場所が好きで紫色や黄色、ピンク色や白色など様々な色や花の大きさが選べます。

デージー

  • 苗の植え付け時期:9月下旬から10月
  • 開花時期:12月下旬から5月下旬

寒さに強く、花の形や色が豊富で寄せ植えにもおすすめの花です。

ノースポール

  • 苗の植え付け時期:3月から4月、10月上旬
  • 開花時期:12月~5月

丈夫で育てやすく、春にかけて可愛らしい白い花びらの花が次から次へと咲いてくれます。

収穫するのが楽しみな野菜

せっかく育てるなら収穫して味わってみたいという方はぜひ野菜に挑戦してみてください。

秋植えだからこそ美味しく栽培できるものや、比較的短期間で収穫できるものもありますよ。

ラディッシュ

  • 苗の植え付け時期:3月から5月、9月から10月
  • 種まきから収穫まで約30日

ピクルスや浅漬け、サラダに使えます。

リーフレタス

  • 苗・種ともに植え付け時期:4月、9月
  • 収穫時期:苗の場合約30日、種の場合約60日

食べるときに外側の葉から収穫することで新鮮なレタスを何度かに分けて収穫することができます。

ほうれん草

  • 種まき時期:3月中旬から5月、9月中旬から10月
  • 収穫時期:種まきから30日~50日で収穫

寒さに強く、低温の時期にじっくり育てることでうまみが凝縮します。

おすすめ時期は秋!ベランダガーデニングで癒しの空間を作りましょう

この章では、秋から始めるベランダガーデニングのポイントを振り返っていきます。

ベランダガーデニングを始めるのに秋が良い理由は以下の4点です。

ベランダガーデニングを秋に始めるのがおすすめの理由
  • 気候が良く、外にでてお世話しやすい。
  • 水やりの頻度が少なくて済む。
  • 丈夫で育てやすい植物が多い。
  • 夏に比べ虫がつきにくい。

ガーデニングというと春夏のイメージがありますが、秋に始めるメリットがたくさんありますね。

ベランダガーデニングを始めるにあたって、おうちのベランダ環境のチェックが重要となります。

ベランダ環境のチェックリスト
  • 日当たり:東、南向きのベランダがおすすめ。
  • 日照時間:直射日光が3~4時間以上あたる場所。
  • 風あたり:風通しは良いか、強すぎないか。

このポイントをしっかりチェックすることで植物にとって育ちやすい環境を整えることができますよ。

初心者の方におすすめの植物を選ぶポイントはこちらです。

初心者の方におすすめの植物の選び方
  • 秋に植える場合は耐寒性のある植物を選ぶ。
  • ハーブは成長が早く、丈夫で手間がかかりにくい。
    • ミント
    • ローズマリー
    • ラベンダー
  • 花のついた苗は植えたその日から楽しめる。
    • パンジー、ビオラ
    • デージー
    • ノースポール
  • 野菜はすぐに収穫できるものや育てやすい葉野菜がおすすめ。
    • ラディッシュ
    • リーフレタス
    • ほうれん草

育てたい植物は決まりましたか?

最初は一鉢からでも始められるベランダガーデニング。

好みの植物を育てて、おうちのベランダに癒しの空間を作っていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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