皆さんは、日々の布団のお手入れはどうしていますか?
マンションなど、集合住宅にお住まいの方は気軽に布団を干せない……とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そうなんです、マンションではベランダに布団を干すことが禁止なんです。
お手入れしなきゃとは分かっているんですが中々おっくうで……。
布団を干さずにそのまま使い続けていると、不衛生なだけでなく、健康にも良くないんです。
快適に寝るための布団が健康に影響を及ぼすなんて、怖いですよね。
こちらの記事では布団をマンション住まい等で干せない場合の対処法や、簡単なお手入れ方法をご紹介いたします。
ぜひ、最後までお読みください。
マンションで布団を干せない原因は?
マンションで布団を干せない原因は、マンションで禁止されているから以外にも私たちのライフスタイルによる影響もあります。
マンションで布団を干せない原因
- 高層階からの布団の落下の危険性
- 景観が悪くなるから
- そもそもベランダが無い・狭い
- 花粉・排気ガス等の大気汚染の影響
- 共働きなどにより日中家に居ることが出来ない
上記のような理由が主に挙げられます。
マンションにお住いの場合は特に高層階に布団を干すと、落下した場合の危険性がありますよね。
また、近年では布団をベランダに干す光景がマンションの景観を損ね、資産価値にも影響するといった理由でベランダに物を干すことを禁止しているマンションも多くあります。
規約によって禁止されていない場合でも、ベランダが狭くて干しにくい、花粉・排気ガスが気になって干したくない方も多いのではないでしょうか。
ライフスタイルの変化により、日中仕事などで誰もおらず、干せないという事情も考えられます。
布団を干すのは、本当に悩ましい家事の一つですよね。
布団を干さないとどうなるの?お手入れをしていない布団はとっても危険!
お手入れをしていない布団は実はとっても不衛生なんです。
人間は一晩でコップ1杯分の寝汗をかくと言われています。
意外と多い!と思われた方が多いんじゃないでしょうか。
寝汗をそのままにしておくと、高い湿度を保ったままの布団がカビやダニ、匂いの繁殖原因となります。
また、不衛生なだけでなくアレルギーを引きおこす要因にもなりかねません。
ベッドではなく直に布団を引いて寝ている場合はカビが床にも広がってしまう危険性もあります。
布団が原因でアレルギーになるなんて……
でも、布団を干すのは難しいし、どうしたらいいの?
安心してください!マンションでも出来る、布団を清潔に保つ方法をご紹介します。
マンションでも出来る!布団の干し方4選
湿気を放置した布団をそのままにしておくといけない理由は先にご紹介した通りです。
ここからは、マンションでも出来る布団の干し方をご紹介します。
- 布団干しスタンドを使う
- 布団乾燥機を使う
- コインランドリーの乾燥機能を使う
- 布団クリーニングに出す
布団干しスタンドを使う
布団干しスタンドを使えば、ベランダの手すりに布団を干さずに干すことができます。
また、外に干したくない場合は日の当たる窓のそばにスタンドを置いて布団を干せば室内に居ながらお日様に向かって布団を干すことが叶います。
布団干しスタンドはコンパクトに収納できるスリムなものから、数枚を一気に干すことが出来るものまで探すとたくさん見つかるでしょう。
布団干しスタンドを選ぶ場合は一度に干したい枚数を考えて選ぶと良いでしょう。
布団1枚の重量が大体5~6キログラムを目安にして、耐荷重もチェックして選ぶと良いですよ。
色々なサイズや形があるのでご自身の使いやすそうなものを探してみてください。
布団乾燥機を使う
布団乾燥機を使って布団を乾燥させると手軽に湿気を取り除くことができます。
湿気だけでなく、アレルギーの原因となるダニを駆除もできますし、花粉の心配もないのでアレルギー持ちの方におすすめの方法です。
コンパクトタイプで軽量のものを選ぶのがおすすめです。
重くて大きいものだと使うのが面倒になってくるので、部屋の隅にでも置いておけるコンパクトなものを選びましょう。
布団乾燥機使用後は、ダニの死骸が残る可能性があるので表面を掃除機できれいにしましょう。
こちらの商品はコンパクトサイズでベッド脇にも収納できます。
また、ホースやマット不要で、布団に被せて電源を入れるだけで乾燥を行ってくれるのでとても手軽に使うことができますよ。
コインランドリーの乾燥機能を使う
家の中でも干せないし、布団乾燥機を買うのも……という方におすすめの方法がこちら。
コインランドリーであれば素材によっては布団を丸洗いしてそのまま乾燥機へ、ということも可能です。
コインランドリーの乾燥機であれば、温風でドラムを回転させながら乾燥させるので、布団をフワッと仕上げてくれます。
また、洗うことが出来る布団であれば乾燥だけでなく洗うことでより清潔が保たれますよね。
乾燥させる場合も、洗う場合も必ず洗濯表示を確認しましょう。
コインランドリーの乾燥機能を使う場合にはタンブル乾燥が可能か確認するのがベターです。
引用:消費者庁HP
布団クリーニングに出す
費用はかかりますが、最も清潔に布団を仕上げるにはプロに任せてしまうのもおすすめです。
日ごろこまめに手入れをしていても、長年使い続けた布団には取れない汚れやダニが残っている場合もあります。
クリーニング業者にお願いすれば、布団の内部の汚れもきれいに、しっかり乾燥までしてくれますよ。
費用は大手クリーニング店でおおよそ掛布団1枚5000円~。
店によっては自宅まで回収・お届けしてくれるサービスもあるので日中忙しい方にもピッタリですよね。
布団を干せない場合の対処法は?応急処置3選
布団のお手入れ方法は分かったけど、もっと簡単な対処法は無いかしら……
ここからは、応急処置にはなりますが布団を干せない場合の対処法をお伝えしますね。
- シーツ・枕カバーを洗う
- 除湿シート・すのこを布団の下に仕込む
- エアコンの除湿機能を使う
あくまで応急処置にはなりますが、布団を乾燥させる時間も費用も難しい……。
そんな時の対処法をご紹介します。
シーツ・枕カバーを洗う
シーツや枕カバーにも汗や皮脂が染み込んでいます。
シーツが湿った状態であればその上に被さっている布団も更に湿気てしまいますし、ダニも繁殖しやすくなります。
布団の内部までは対処できませんが、表面だけでも乾燥した清潔な状態に保ちたい場合、シーツを洗う方法は有効と言えるでしょう。
洗濯乾燥機があるお家なら、布団は無理でもシーツであればご自宅で乾燥までできるのでお勧めの方法です。
除湿シート・すのこを布団の下に仕込む
湿気を元から溜まりにくくするには、除湿シート・すのこの利用が効果的です。
除湿シートは敷くだけで除湿と放湿を行ってくれるので、便利なアイテムです。
ベッドの場合は除湿シートをマットレスの下に敷いてみましょう。
布団の場合は敷布団の下、床との接地面に除湿シートを敷きましょう。
べッド・布団、いずれの場合も除湿シートは一番下に引くのが正解です。
除湿シートのお手入れには洗濯機洗いに対応しているものを選べば天日干しが不要なのでおすすめです。
布団を利用している方はすのこを布団の下にすのこを敷くのも良いでしょう。
布団と床の間に隙間が生まれることで、フローリングがカビてしまった!なんて心配も無くなります。
エアコンの除湿機能を使う
エアコンの除湿機能を使えば道具は何も不要で手間も一切かかりません。
朝外出時にエアコンの除湿をONにしておけば、夜帰宅した時には布団は快適な状態に仕上がっています。
カビが発生しやすい環境は「湿度60%、温度20度以上」が目安とされているので、エアコンでそれ以下に保つことが出来れば効果的です。
可能なら、サーキュレーターや扇風機を併用すると空気の循環が良くなりより効率的に除湿を行えます。
【まとめ】マンションで布団は干せない?手軽に布団を清潔に乾燥させましょう
この記事ではマンションでの布団の干し方についてご紹介しました。
マンションで布団を干せない原因では、下記の5つの理由があります。
- 高層階からの布団の落下の危険性
- 景観が悪くなるから
- そもそもベランダが無い・狭い
- 花粉・排気ガス等の大気汚染の影響
- 共働きなどにより日中家に居ることが出来ない
お手入れをしていない布団の危険性は下記の通りです。
人間は寝汗を一晩でコップ1杯かくと言われています。
寝汗を放置していると、布団のカビやダニ、匂いの原因となり、アレルギーを引き起こす可能性があります。
マンションで布団を干す方法は4つです。
- 布団干しスタンドを使う
- 布団乾燥機を使う
- コインランドリーの乾燥機能を使う
- 布団クリーニングに出す
布団を干せない場合の対象法は3つです。
- シーツ・枕カバーを洗う
- 除湿シート・すのこを布団の下に仕込む
- エアコンの除湿機能を使う
乾燥した清潔な布団で快適な睡眠を手に入れることが出来れば、健康だけでなく心も元気にしてくれるでしょう。
マンション住まいでも工夫すれば布団を干すことが出来ます。
快適な睡眠のためにぜひ試してみてくださいね。
シーツや布団を家で洗濯するときに、洗濯槽が汚れているとせっかくのお手入れも台無しですよね。
きれいな洗濯槽でシーツや布団を洗うには、ぜひこちらの記事がおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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