オールインワン美容液の効果的な使い方は? 仕組みについて徹底調査!

皆さんはオールインワン美容液をご存じでしょうか?

オールインワン美容液とは化粧水、美容液、乳液、クリームの役割を1つにまとめられた基礎化粧品のことです。

スキンケアが1本で完了するなんて、時間もコストも節約できて素敵ですよね!

オールインワン美容液はオールインワン、オールインワンゲルとも言われています。

オールインワン美容液には明確な定義はないため、各メーカーによって様々な商品が出ています。

オールインワン美容液を知っている、という方も使い方に悩まれる方もいらっしゃいますよね!

私も使い方が分からず、本当に1つでスキンケアが足りるの?と不安に思っていました。

オールインワン美容液は1つでも他の化粧品と組み合わせても使える優れもの!

そのため使い方は様々です!

今回はオールインワン美容液について調査し、効果的な使い方をご紹介します!

オールインワン美容液を効果的に使うために仕組みを知ろう

オールインワン美容液とは何でしょう?

皆さんがよく見かけるオールインワン美容液は「1本で〇役」と書かれているものが多いのではないでしょうか?

でも、商品によってその役割数は異なっていますよね。

化粧水、美容液、乳液、クリームの4役のものもあれば、パックや下地までの6役のものなど、様々です。

そのため、オールインワン美容液の使い方に迷っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?

なぜオールインワン美容液の役割数が異なってくるのでしょうか?

それは、オールインワン美容液には明確な定義がないからです。

基礎化粧品の仕組み

オールインワン美容液について説明する前に、基礎化粧品について説明します。

基礎化粧品は水性成分と油性成分の配合比率で役割や使い方が異なってきます。

化粧水の場合は80%以上が水性成分となり、役割は主に水分を与えることです。

その後、美容液、乳液、保湿クリームと水性成分の割合が少なくなっていき、油性成分が多くなっていき、役割は肌を油膜で保護する役割を担っています。

	水分の比率	水性成分	油性成分
化粧水	80%以上	ほとんど	極小または0
美容液	70-90%	やや多い	やや少ない
乳液	60-70%	やや少ない	やや多い
保湿クリーム	40-60%	少ない	多い

	水分を与える	水分を保持する	水分の蒸発防止
化粧水	◎	〇ー△	×
美容液	〇	◎	〇ー△
乳液	△	〇	◎ー〇
保湿クリーム	△	〇	◎

オールインワン美容液の仕組み

では、オールインワン美容液とはどのような仕組みになっているのでしょうか?

オールインワンとは基礎化粧品にゲル化剤を加えたものを指しますが、オールインワンにも明確な定義や使い方はありません。

基礎化粧品をゲル化することで、化粧水のような液体は固まり、クリームのような固形はみずみずしくなり、どちらも液体と固体の中間的な性質を持った物質になります。

また、基礎化粧品をゲル化することで保湿力を高める効果も得られます。

つまり、水性成分と油性成分、ゲル化剤の配合量によって、オールインワンのテクスチャーは変わってきます。

化粧水ベースのものにゲル化剤を配合すれば、よりみずみずしくなり、保湿クリームベースのものにゲル化剤を配合すれば、より濃密なオールインワンが完成します。

明確な定義がないため、オールインワンの使い方も様々です。

もちろん1本でもスキンケアが完了できます。

水分不足が心配な場合は化粧水を、取り入れたい美容成分があれば美容液を、保湿力を高めたければ保湿クリームを組み合わせることで、さらにオールインワンの効果を高めることができます。

オールインワン美容液のメリットとデメリット

オールインワン美容液の仕組みの次は、より効果的な使い方ができるようにオールインワン美容液のメリットとデメリットをご紹介します。

オールインワン美容液のメリット

オールインワン美容液は基本的に1つでスキンケアが完了することができるため、スキンケアにかける時間を節約できます。

また、化粧水、美容液、乳液、クリームとたくさんの基礎化粧品を買わなくて済むため、コストを削減できます。

そのため、浮いたお金は他に回したり、オールインワン美容液に何かを組み合わせる場合に少し高価な基礎化粧品を選んだりと、楽しみが増えますね!

さらに、オールインワン美容液をスキンケアの取り入れることで、肌に接する回数を大幅に減らすことができます。

最後に、オールインワン美容液は美白用、エイジングケア用など効能も様々なうえ、テクスチャーも合わせると、たくさんの種類があります。

そのため、ご自身に合った商品を見つけることができるのではないでしょうか?

オールインワン美容液のデメリット

オールインワン美容液は1つにすべての役割がまとまっています。

そのため、乾燥が気になる時には化粧水などの水分を多めに、乾燥が気になる場合はクリームなどの油分を多めにするなどの調整ができません。

また、オールインワン美容液1つに様々な成分が凝縮されています。

よって、自身の肌が荒れてしまった場合にどの成分が合わなかったのかが分かりくい場合があります。

さらに、1つの製品に様々な成分を凝縮しているため、1つ1つの成分濃度は化粧水や美容液と比べると少なくなってしまっている場合があります。

オールインワン美容液のデメリット対策

先ほどのオールインワン美容液のデメリットをカバーするためには、他のスキンケア用品を組み合わせたり、オールインワン美容液の種類を変えることで対策できます。

水分が不足していると感じる場合は化粧水を足す、気になるトラブルがあれば美容液を足すなども有効です。

また、皮脂でべたついてしまう場合は、軽いテクスチャーのオールインワン美容液を使用するのもいいでしょう。

皮膚トラブルが気になる場合、オールインワン美容液を使用する前にパッチテストを行うことで対策できます。

オールインワン美容液の使い方

基本の使い方

オールインワン美容液を掌に適量取った後、おでこ・両頬・あごにのせて内側から外側に向かってやさしく伸ばしていきます。

乾燥が気になる部分に重ね付けし、最後に顔全体をハンドプレスして完成です。

ナイトパックとしての使い方

オールインワン美容液をか全体に厚めに塗って寝てしまいます。 翌朝もっちりとした肌になります。

マッサージジェルとしての使い方

オールインワン美容液をたっぷり手に取り、顔全体に塗った後にむくみ解消のマッサージをします。

オールインワン美容液が潤滑油代わりになり、肌の摩擦を解消してくれますよ。

帰宅後すぐの洗顔後に使用する使い方

花粉の季節や汗でべたつく季節は、帰宅後すぐの洗顔が重要です。

でも、スキンケアを丁寧にやっている時間はありませんよね。

そんな時は洗顔後、とりあえずオールインワン美容液で保湿します。

そしてお風呂に入って寝る前に丁寧にスキンケアをしてあげると、肌の調子を保つことができますよ。

まとめ

• オールインワン美容液には明確な定義はないため、使い方は様々
• オールインワン美容液のメリットはコストと時間の削減、肌への負担の軽減
• オールインワン美容液のデメリットは肌に合わせたスキンケアを行うことができない
• オールインワン美容液に使い方はパックやマッサージ、レスキュー用と様々

オールインワン美容液は1つで完結できるすばらしいスキンケア用品です!

さらに、パックやマッサージに使用できたりと、使い方は様々で大活躍!

肌への微調整ができない場合は、他のスキンケアアイテムを足したり、オールインワン美容液のテクスチャーを変えることで解決できます。

毎日忙しくされている方には大助かりです!

オールインワン美容液はもしもの時のためや、旅行用に1つは持っておくと良いアイテムです!